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「キッチン」へのアクセス良好が使い易さの決め手「キッチン②」
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
立夏 末候 竹笋生ず(たけのこしょうず)
森林浴
日本は国土の約7割を森林に覆われた、世界有数の森林国です。
私たち日本人が緑豊かな森林の写真などを見て安らぎを覚えるのは、古来、山や木々と暮らしてきたからなのかもしれません。
実際に森林に入り、胸いっぱいに空気を吸い込むと、なんとも爽やかな香気が漂っていることに気づきます。
樹木の発する揮発性物質・フィトンチッドです。フィトンチッドは、植物が病気や害虫から身を守るために出していると考えられていますが、人間にとっては精気の魂。
リラックス効果が高く、ストレスを軽減してくれます。
このフィトンチッドを目いっぱい浴びて心身を保養する「森林浴」は、1982(昭和57)年、林野庁によって提唱されました。
日本ではすっかりおなじみですが、近年、その言葉と健康効果が世界に広まっているようです。
・今日をたのしむ
【森林の日】
5(=「森林」の字は5つの「木」で成り立つ)月20(=「森林」の総画数は20画)日から制定。
【東京港開港記念日】
「東京港」は隅田川河口を中心とする港。名古屋・横浜・大阪・神戸と並ぶ日本五大港のひとつで、1941(昭和16)年の今日、外国貿易港に指定されました。
そして、この年12月に、太平洋戦争に突入したんですね。
ー旬のことばー
【衣替えの準備】
衣替えの季節が近づいてきました。
カラッと晴れた日が続いているうちに、衣服を
クリーニングに出してしまいましょう。
梅雨入りのころに収納すると、衣服が水分を吸収して
カビの発生原因になります。
「キッチン」へのアクセス良好が使い易さの決め手「キッチン②」
前回は、家の要「キッチン」は生活動線とセットで!「キッチン①」
https://heiwadai.jp/kaiyuudousenn-3/
をお伝えしました。(前回の青字のタイトルにリンクを張っておきましたので、良かったらタップしてお読みください。
今回は、「キッチン(inLDK)②」「キッチン」へのアクセス良好が使い易さの決め手「キッチン②」を、お伝えします。
それでは、よろしいでしょうか?!
【使い易さの決め手は「アクセス良好」】
調理したり、後片付けしたり、湯を沸かしたり、お茶を入れたり。1日の中でキッチンにいる時間は思っている以上に長いものです。もちろん、主役である主婦(夫)は当然のこと気が付いていることだと思います。
しかも、決まった一定の時間をそこで過ごすのではなく、他のことをしながら、あるいはその合間に出入りすることがほとんどなのです。
したがって、キッチンへのアクセスをよくすることで、こうした家事全般に掛かる負担を思いのほか軽減することが可能となります。
では、キッチンはどこに置けば、よりアクセス良好になるのでしょうか?単純に考えると、どの部屋、そしてどのスペースからも短い距離で行き来できる場所、要するに家の中心にきっちを置き、そこから放射状に生活動線が広がるようにするのがもっとも望ましいが結論です。
また、キッチンを含めたその周辺を回遊できる動線をつくるのも、ひとつの方法です。
【家の中心にあるキッチン】
キッチンを中心に、周りにダイニング、子ども室、トイレが配置されています。また上下階の裏動線となる螺旋階段を降りると、1階の洗面脱衣室と寝室に繋がるため、キッチンは家全体の中心にもなっています。
※①キッチンカウンターをL字型に設け、廊下の閉塞感をなくしました。キッチンに立った際、外に向かう視線にも広がりが生まれます。
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【中央のキッチンが区切って繋ぐ】
キッチンは1階の中央に置かれ、リビング、ダイニングのパブリックゾーンと寝室などのプライベートゾーンを区切る境界線となっています。キッチンを中心とした回遊動線で、どちらへも行き来し易くなっています。
※①キッチンから家中にアクセスできます。洗濯機が置いてあるサニタリーはキッチンの目の前に配置されています。
※②キッチンの一部をオープンにしてカウンター越しにダイニングと繋げ、ここから配膳や片付けを行えるようになっています。
※③玄関ホールからキッチンへ、またリビング・ダイニングや階段へも数歩で入れるようになっています。
【3つの回遊動線の中心(基点)】
LDKの回遊動線が、まずひとつ目、キッチン・洗面脱衣室・トイレの回遊動線がふたつ目、キッチン・寝室・子ども室の回遊動線がみっつ目となっています。キッチンはこの3つ回遊動線の中心として、どこからもアクセス良好となっています。
※① 1階から上がってくると、目の前にきっちがあり、右手にパブリックゾーン(リビング・ダイニング)左手にプライベートゾーン(サニタリー・寝室)と分かれています。
※② キッチンを挟んで、ダイニング、サニタリー、そして子ども室を結ぶ生活動線