101 壬9 今どき愉しむ間取り(新定番@)9-11 今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。 立冬 次候 地始めて凍る 七五三 11月に入ると、神社の境内や神社近くの公園で、七五三の晴れ着に身を包んだ子どもを見かけるようになります。 おすまし顔の女の子や、元気いっぱいの男の子。着物姿のなんともいえないそのかわいさについこちらも笑みがこぼれます。  七五三は、子どもが無事に育ったことを祝いながら、さらなる成長を願う行事です。 地域による違いはありますが、三歳の男の子と女の子、五歳の男の子、七歳の女の子が社寺に参詣(さんけい)します。 かつては「七五三」ではなく、三歳は「髪置(かみおき)の式」、五歳は「袴着(はかまぎ)の式」、七歳は「帯解(おびとき)の式」と、それぞれに名前がついた祝い事だったそうです。 髪置は三歳になった子どもが髪を伸ばしはじめ、袴着は五歳になった男の子がはじめて袴を履き、帯解きは七歳になった女の子がはじめて帯を締める儀式です。  三歳、五歳、七歳を祝うのは、奇数を吉とする陰陽五行説にもとづいているようです。 もともとは貴族や武士が行っていたようですが、江戸時代になると町民や農民にも広がり、氏神(うじがみ)さまを始めとする神社に参詣する風習が生まれたようです。 十一月十五日を祝い日としたのは、「鬼宿日(きしゅくにち)」というおめでたい最吉日にあたるためだそうです。また、五代将軍・徳川綱吉が長男である徳松の祝をこの日に行ったのを由来とする説もあるようです。   「七五三」の名前を用いるようになったのは、明治時代のこと。東京で盛んに使いはじめ、戦後、徐々に広まっていったようです。 一般家庭の子どもも晴れ着をまとい、健康長寿の願いを込めた千歳飴を縁起物とするようになったのもこの頃からなのだそうです。 私の七五三はどうだったのだろうかと子どもの頃の写真を久しぶりに開いてみると、見知らぬ子が、半ズボンに坊ちゃん刈りの他所行きの格好をした、いかにも昭和の男の子の姿に、思わず吹き出してしまいました。 ちなみに、 【七五三】と言っても、最近は11月15日だけではなく、近辺の土日を利用して参詣する方も多いようですよ。 参詣後に、両親や祖父母を交えて食事会をスルかたも多くみられます。 子どもの成長をみんなで祝う日として受け継がれているようです。そのほかにも七五三にちなんだ、記念日が、いくつかありますよ。 【着物の日】 七五三は晴れ着や着物姿が似合う一日であることから、【着物の日】に制定されました。 全国の呉服店が着物の美しさや文化的な要素を表現する場でもあるそうですよ。 【かまぼこの日】 昨日の七五三の日に関連して【かまぼこの日】なんて記念日もありました。 平安時代の古文書には1115(永久3)年に行った祝宴にかまぼこが出された、という記述があるそうです。 この祝宴の膳を記念して、「かまぼこの日」を制定。日付は1115年から11月15日になりました。七五三のお祝い膳にもかまぼこは活躍しそうですね。 【こんぶの日】 七五三の日に昆布を食べ、子どもたちに丈夫になってもらいたいという願いがこもっているようです。 ー旬の日ー 【七五三】 今日は七五三の日です。 男の子は五歳、女の子は三歳と七歳の年にお参りをします。 旧暦のこの日は、かつては「鬼が出歩かない日」という吉日でした。 七五三に食べる千歳飴には、千歳まで長く長く生きてほしいという祈りがこめられています。 101 壬9 今どき愉しむ間取り(新定番@)9-11 82 壬9 思い出を残して「古美(こび)る」空間を愉しんで(拘りF)182-183 前回はシリーズ最終回 思い出を残して「古美(こび)る」空間を愉しんで(拘りF) ※https://heiwadai.jp/omoidenokosi/ 11月15日B という内容でお伝えさせていただきました。 今回は新シリーズ第一回目【今どき愉しむ間取り(新定番@)】をお伝えします。前回の記事をご覧になりたい方は青字のタイトルにリンクを張っておきましたので、タップしてお読みください。 それでは、よろしいでしょうか?  【近頃の間取り新定番アイデア@】 ライフスタイルの変化により、住まいの形も大きく変わりつつあります。当たり前に存在していた場所がなくなったり、また逆に新たなニーズによってこれまでなかったようなコーナーが誕生したりもしています。 そこで近ごろの住宅に見られる間取りの新定番をお伝えしたいと思います。 【ひとりで誰にも邪魔されることなく静かに過ごせる空間がほしい】 ※イラスト@ 【ヌックスペースをつくる】 ヌックとは1.5畳〜2畳くらいの小さな空間のことをいいます。クッションを置いて本を読んだり、マットレスを敷いて昼寝場所として使ったりと、ひとりで静かに過ごしたいときに大変役立つスペースです。 子どもがゲームをしたり、宿題をしたりと、キッズスペースとして使うのもありだと思います。お籠(こも)り感を出すために、窓を設けないこともありだと思います。そのため、南側に配置すると窓を減らすことに繋がり、家全体が暗くなってしまう可能性もあります。 というか、南の陽あたり良好の部屋に窓の必要のないヌックを持ってくる必然性がありません。 LDKや階段、個室などの主要な部屋の位置を決めたのち、階段下や部屋と部屋の間などにできた空きスペースをヌック空間として生かすことをお奨めします。採光や動線はスムーズに、またコストには無駄が出ることもありません。 by株式会社 大東建設 阿部正昭 ※http://heiwadai.jp