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コスト管理とコミュニケーション(防ぎたいトラブル⑩)
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
小満 初候 蚕起きて桑を食う
東京スカイツリー
2012(平成24)年5月22日、東京スカイツリーが開業しました。その高さは634m。世界一の高さを誇る自立式電波塔です。
最先端技術によって建築された東京スカイツリーですが、日本古来の伝統も随所に活かされています。たとえば地震対策。五重塔をお手本に、建物の中心部を「心柱(しんばしら)」と呼ばれる一本の柱が貫いています。地震や強風の際にはこの柱がおもりとなり、全体の揺れが軽減されます。
また、カラーデザインは藍染の中でももっとも薄い「藍白(あいじろ)」がベース。白に僅かな青みを加えた「スカイツリーホワイト」です。爽やかな色と凛とした佇(たたず)まいが調和する東京スカイツリーは、東京の新たなシンボルとして愛されています。
・今日をたのしむ
【東京スカイツリー】
「東京スカイツリー」の名称は公募で寄せられたアイデアのなかから6つの候補を絞った上で、全国投票を行い決めました。634mの高さは、東京・埼玉などの旧国名である「武蔵」の語呂合わせから。日本人になじみ深く、覚えやすい数字です。
【サイクリングの日】
日本サイクリング協会の設立日にちなみ制定されました。気候が安定し、爽やかな風が吹く今の時季は絶好のサイクリング日和がつづきます。
ー5月の誕生星座ー
【ふたご座】
今日から二十四節気の「小満」に入ります。
星占いでは、5月21日から6月21日の間に誕生日
を迎える人の星座はふたご座になります。
【ふたご座のすがた】
並んで光る恒星のカストルとポルックス。
ふたご座はギリシャ神話に登場する仲のよい双子の姿をしています。
星占いではふたご座生まれの人は
好奇心旺盛で活動的な性格であると言われています。
その反面気分屋なところも、あるとか‥‥‥。
〈5/21~6/21生まれの星座〉
コスト管理とコミュニケーション(防ぎたいトラブル⑩)
前回は 要求、質問に対応できるのは現場監督です。(防ぎたいトラブル⑨)
https://heiwadai.jp/syokuninn/
という内容でお伝えさせていただきました。
今回はコスト管理とコミュニケーション(防ぎたいトラブル⑩)をお伝えします。前回の記事をご覧になりたい方は青字のタイトルにリンクを張っておきましたので、タップしてお読みください。
まずは、前回のお浚いからお伝えさせて頂きます。
それでは、よろしいでしょうか?
【たいへん多くの職種が関わる大規模リフォーム】
リフォームに限らず建築の世界では、元請け会社から各種の専門工事会社やフリー(個人業者)の職人に仕事を発注するのが一般的です。
それを元請け会社が現場管理を行いながら工事を進めていきます。この二重構造を理解しておくことをお奨めします。
現場で顔を合わせるのは、この専門職の人が多いです。大規模リフォームとなると、大工から塗装、設備、内装とさまざまな職種関わります。現場に入れ替わり立ち替わり、様々な職種の人が出入りします。
職種によっては、ほんの数日しかやってこない人もいるので、工事の内容や変更依頼については、必ず元請け会社の現場監督に伝えるようにしましょう。
というのも現場で働いている職人には、工事の変更について話を聞いたり、判断したりする権限はありません。工事内容の変更や追加については、あくまで元請け会社でなければ陽菜氏を聞くことはできないのです。
もしも気になることがあれば、現場監督あるいは営業や設計を担当してくれた人に直接確認することをお奨めします。早急に連絡を取りたいときもあるでしょうから、現場監督など元請け会社のひとの携帯版語をあらかじめ聞いておくこともお奨めします。
とはいえ、実際に現場にいて工事をしてくれるのは職人です。現場での無用なトラブルを避けて、気持ちよく働いてもらいたいものです。そのためには工事が始まったら貴重品や割れやすいものを現場に置かない、家の鍵は職人に預けないといった注意も必要です。
また、ときどき休憩時間に職人へお茶などを出し、軽くコミニュケーションをとったりすることも大切なのでお奨めです。
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【職人に気持ちよく働いてもらうには】
たまにでいいのですが、お茶や、お菓子、果物などを持参し、労をねぎらうこともお奨めです。
職人が困らないよう、作業の邪魔になりそうなものは工事の前にできるだけ片付けておきましょう。
家を離れる場合は、鍵は職人には預けず、リフォーム会社の現場監督など担当者に渡す。
↑↑お浚いここまで
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リフォームを手掛けてくれる会社といかに良いコミュニケーションを取るかが、リフォーム成功の鍵となります。【防ぎたいリフォームトラブル】の最終回の今回はコミュニケーション不足から起こる失敗事例をお伝えします
【コストに関するコミュニケーション不足は失敗の元となり、危険】
ある工務店の社長の話ですが、一戸建ての改修工事の依頼が来ました。予算が2000万以内でスタートしましたが、工事内容や仕様も決まったので、実際に見積もりをしたところ600万円オーバーしていました。
その後何回かコスト削減のための打ち合わせをしました。ところがお施主さんは「もともと2000万円という予算を提示しているのだから、もっとコストに関するアドバイスをはじめから欲しかった」といいました。
もう一方で工務店側は何とかなるだろうと、ついコストの話を後回しにしてしまっていました。とのこと。また、これまで小さな改修工事が多く、この案件のような大規模なリフォームや改修工事はほとんど手掛けたことがなかったためにコスト管理が甘くなってしまったようです。
実際、よくあることなのですが、大きな改修工事の依頼を受けると、逃さないために根拠のある見積もり計算の前に受けてしまうことは、よくあることなのです。数回打合せをしてもコストの落としどころのアイデアは、ほとんど出ることなく、ただ単にすべてグレードを下げるだけの提案になってしまったようでした。
そのことが、お施主さんはとても気になったようです。結局、工務店とお施主さんは物別れに終わってしまい無意味に時間だけ浪費してしまいました。