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【リフォームで地下室を造ることは可能か?】
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
芒種 末候 梅子黄なり(うめのみきなり)
嘉祥の日(かじょうのひ)
今日は甘党、なかでも和菓子派の人には嬉しい嘉祥の日(かじょうのひ)だそうです。
一説には848(嘉承元)年6月16日、仁明(にんみょう)天皇が16個のお菓子を神前に供え、健康を願ったのが起源とされています。
江戸時代には幕府の年中行事となり、庶民にも広まりました。
このならわしを守り伝えていこうと、多くの和菓子屋が嘉祥菓子を販売し始めます。
16日にちなみ6種類や16種類、または1と6を足して7種類の和菓子をセットにしたものが多いようです。
「嘉祥(かしょう)」は、おめでたいしるしを意味する演技のよい言葉。今日は、甘い和菓子に除災招福を願いましょうね。
・今日をたのしむ
【梅子黄なり】
「梅雨(つゆ】の語源は「梅が熟す頃の雨」だとも。七十二候でも、徐々に色づきだした梅の実が登場します。
【和菓子の日】
6月16日に嘉祥菓子を食べて、無病息災を願う古来の風習にちなんで制定されました。旬の青梅やビワをかたどった涼しげな練り切りが店頭に並びます。
【麦とろの日】
6(むぎ)月16(とろ)日の語呂合わせから制定されたそうです。
ー芒種、末候ー
【梅の実黄ばむ】
梅の実が熟し、甘い香りを放つころになりました。
梅に雨と書いて梅雨と読むように、梅は日本の季節の指針となっています。
とろりと完熟した梅は、梅干しや梅酢(うめず)に。
日本人の暮らしに欠かせない木です。
【リフォームで地下室を造ることは可能か?】
前回のお話は、【ピアノのレッスン室などをつくるときの注意点】
https://heiwadai.jp/onngakusitu/
についてお伝えさせていただきました。(青字のタイトルをタップするとこのタイトルの記事に飛びます)よかったら読んでみて下さい。
今回は、Q&Aシリーズ【リフォームで地下室を造ることは可能か?】というタイトルで、お話をさせていただきたいと思います。
まずは、前回のお浚いからお送りさせていただきたきます。
それではよろしいでしょうか。
↓↓↓○○○○前回のお浚いここから△△△
【[質疑]ピアノレッスン室など楽器をひけるような音楽室をつくるときの気をつけなければならない注意点を教えてもらえませんか?】
※[解答]【木製、樹脂製の二重サッシ(インナーサッシ)でも十分に防音効果はありますが、2階以上の場合は防音ドア、二重サッシ、防音シートの3点が揃えばパーフェクトです。】
自慢のオーディオを置いて音楽室をつくりたいなど、防音設備のご要望が2~30年ほど前から多くなってきています。防音設備のある部屋をつくる場合は、まず(※部屋の入口を防音ドアに変え、窓を二重サッシにします。※)
さらに壁クロスの下に防音シートを張れば、防音の部屋はできるものだと思いがちです。ところが、二重サッシにするには壁も壊さなければなりません。外壁はそのままでという場合は、※(サッシはそのままでガラスをペアガラスに替える※)方法があります。
マンションでペアガラスが不可能な場合は、インナーサッシでもいいでしょう。というか、木製もしくは樹脂製のインナーサッシ(できれば、日本製)であれば、ガラスだけペアガラスに替えるより、防音、遮音効果ははるかに高いと思います。
※(レコード鑑賞などをするための部屋にするなら、エアコンの場所にも注意が必要です。)プレイヤーを使うときにエアコンをつけると、風でレコード針が動いてしまうことがあるのです。ー今どきレコードプレイヤーを使う人は少ないかもしれませんが、今は僅かでも、水面下ではレコード派オタクが静かなブームを呼んでいるとか。ー
また、※(大量のレコードやピアノなどの大型楽器を置く場合は、床の補強は必須です。これはマンションでは不可能な場合があるので注意が必要です。
ちなみに、音というものは上に逃げるため、床の防音は必要ありません。ですが、音楽だけでなくダンスのレッスンなどをする場合は防振対策が必要となります。
振動を防ぐには、ほんとうは畳がいちばんなのです。畳には 6cmもの厚みがあり、内部に詰まった藁(わら)(ただし、藁床に限ります。スタイロ畳などはほとんど振動を防いではくれません)がクッション材の役目を果たしてくれるのです。※(フローリングにする場合は、裏にクッション材の付いた遮音フローリングにすることをお奨めします。(遮音フローリングには等級があり、LL45が一般的なのですが、マンションによってはLL40が必須のところもありますので、管理組合にご相談ください。)
↑↑↑◇◆◇◆前回お浚いここまで○○ ○○ ○○ ○○
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【[質疑]リフォームで地下室をつくることはできますか?】
※[解答]【地下室よりも小屋裏をつくるほうが賢明です】
リフォームで地下室をつくる場合、一番問題になるのは、(f換気と防水)です。)水はけが悪い場所だと、室内に水が出てしまうため、まず(f防水工事がしっかりできるかどうか)を検討する必要があります。
新築で地下室をつくる場合は、ドライエリアといって壁の外に換気のためのスペースを設け、換気窓をつくります。これがないと、ピアノが一晩でカビることもあるほどです。
リフォームでドライエリアから造るとなると、かなり大掛かりな工事が必要です。ただし、土台が乾いていて傷みがないなど条件が良ければ、たとえば、6畳の部屋に3畳の「床下収納庫」をつくることは可能です。
また、1人で籠る場所が欲しいのであれば、小屋裏の方が実現の可能性が高いかもしれません。2階の天井と屋根の間に空間があれば、梯子をつけてあがる、小さなスペースが可能です。
ただし、小屋裏を収納場所にするのは避けたほうがいいかもしれません。上って収納するときはまだいいとしても、小屋裏を収納場所にするのは避けたほうがよさそうです。上って収納するときはまだいいとして、重いモノを持って梯子を降りるのは至難の業です。
両手がふさがっている状態で、足を踏み外したりしたら大怪我にも繋がりかねません。結局は、仕舞いっ放しになるのが関の山です。