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No.25 火事の本当の怖さって?(2007.3.8)

こんにちは。「夜明けのマッキー」こと阿部正昭です。

何故こんなあだ名がついたのかわかりませんが、「夜明けのマッキー」です。

正昭(マサアキ)のマとキを取って愛称にしたのがマッキーなのか、若い頃に朝早くと言うか、明け方によく街をウロツイている姿を見かける人が多かったのでついたものかはよくわかりません。それに、若い頃(20代)の話で、今はマーチャンの方が多いかもしれません。どちらも気持ち悪いかもしれませんが…。

でも、夜明けのマッキーとは私のことですから、覚えておいて下さい。

 

ところで、この時期になると大変多くなるのがインフルエンザです。インフルエンザなど伝染病の類は人の体の問題です。タミフルなどの困ったことも起こっていますが、このことはいつか詳しくお話しするとして、取りあえず置いておきます。

インフルエンザに負けず劣らずこの時期多いのが火事ですよね。これは私の専門の建物の問題です。火事の原因の大半は放火が原因と言いますので本当に困った問題です。夜明けのマッキーなどと呼ばれて、浮かれているわけにもいかないのです。(別に浮かれているわけでもありませんが…)若い頃のまんまでしたら、放火犯に間違えられているかもしれません。

昨年の暮れも押し迫って、知り合いが住まいの一部を燃やしてしまいました。

その時の状況を消火に立ち会われたご主人に聞いてみると、出火にすぐ気が付いたので、どうも最初は火も小さく、すぐにでも消せるだろうと思ったそうです。ホースで水をかけたのですが、なかなか消火せず、それどころかあっという間に燃え広がってご自分の手には負えなくなってしまったそうです。

火が着いた場所には油の類が保管されていましたので、もしその油に引火していては植木用等のホースで水をいくらかけても消火することはできません。油を熱すると数百度にもなります。そこに水が加わりますと一気に膨張して油を含んだ水蒸気は数十倍、数百倍に広がります。いわゆる一気に燃え広がるという状態です。

手に負えなくなったご主人は、家にいらした奥さんに119番に通報するように伝えたそうです。ところが、気が動転されている奥さんは電話番号が咄嗟に思い出せず、たまたま近かったので、自転車に乗って直接消防所に向いました。

ところが通常では考えられないことですが、奥さんは裸足で自転車のペダルを漕いでいました。話を聞くだけでは、何でと思うかもしれませんが、このようなことがことが起こるのが火事に遭遇されたときの心理だそうです。この奥さんも決してサザエさんのような慌て者ではありません。普段は大変冷静沈着な方なのです。

結局、出火が朝のあまり早い時刻ではなかったのと、立派な樹木に覆われていたのが幸い(と言っていいかどうかわかりませんが…)してか、近所の方が消防署に通報して、早いうちに消火されました。ご自宅の一部と近隣の住宅に多少の被害はありましたが、軽傷者を数人出しただけで、事無きを得たそうです。

ただ、出火の時間等の状況が状況であれば、どうなっていたかはわかりません。早い消火活動のおかげで、事無きを得たにもかかわらず一瞬にして数十メートルの範囲を燃やしてしまったわけですから、大惨事になっていても不思議はありません。

火事場では冷静沈着な行動をとれる方はほとんどいらっしゃらないと思います。重要なことは、人は火事のような場面では、慌ててしまうと言うことを知ることだと思います。そして、慌ててしまっても最低限の防災ができるように準備を怠らないことだと思います。

例えば消火器を近くに置いておくことや、点検しておくことは必要でしょう。最近では火に投げ込めば消火剤が撒き散らされ、消火してくれる簡易で十分能力を発揮してくれる物もあります。 たとえ、火を着けられても燃え広がらないように可燃物をみだりに放置しないことも必要だと思います。

その点から考えれば、掃除はスプリンクラーにも優る最たる防災なのではないかと私は思っています。

掃除の苦手な、夜明けのマッキーがおくる『火の用心』の話でした。

 

                (2007年3月8日のメルマガより)

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