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No.31 日本と欧米の扉の違い?(2007.6.11)

こんにちは、「夜明けのMacky」こと阿部正昭です。

日本と欧米の扉の違いって何でしょうか?

まず思い浮かぶのは、日本の場合は引戸で、欧米では開き戸でしょうか?

和風建築では障子や襖などの引違い戸や引き込み戸が多いようですが、現代では洋風建築が多くなってきていて、大抵の家は玄関をはじめ、内装でも開き戸のほうが多く使われているのではないでしょうか。

どちらかというと、最近の日本での洋風建築のほうが、洋風でありながら、引戸形式が増えているようです。

高温多湿の気候で、大半が狭い日本の住宅では、開けておけば部屋が広く使えるし、風を通しやすいという利点があります。

その上、閉めれば部屋を細かく分けられるという使い勝手の良さも大きな利点だと思います。

欠点のほうは、防犯性に欠けることと音の漏れやすきま風の原因となる気密性に問題があることです。

引戸は枠の中を滑らせて、開閉する都合上どうしても隙間を完全に無くすわけにはいきません。隙間があるわけですから、当然その隙間風を防ぐのにはむいていません。

そして、その隙間を利用して戸をこじ開け、家屋に侵入しようとする泥棒等を撃退するのにもあまりむいてはいません。

日本の伝統建具に開き戸も使われていました。

映画やテレビで時代劇等を観ますと、武家屋敷などの門には外敵を浸入させないためのいかにも頑丈そうな扉が出てきます。

馬や籠に乗った来訪者があると、門番がバカデカイ閂(かんぬき)をはずして、重そうな扉をギーと音をたてながら開いている光景を目にします。

やはり日本のように治安がいい国でも、機能的に扉が必要な場所には使用されていたことがわかります。

このような時代劇での門や海外のドラマなどを観ていると、いつも思うことがあります。

海外のドラマでは玄関ドアが必ず内開きです。武家屋敷の門も同じく必ず内開きです。

ところが、日本の開き戸は玄関ドアを代表に外開きです。室内ドアも広い方に開くようになっています。

外国の室内ドアは部屋側の内開きで、しかも廊下からドアを開けたときに部屋の狭いほうに開くようになっています。

これは何故だろうと考えさせられました。

無い知恵を絞って考えた結果、やはり日本の住宅用扉は、例えドアでも侵入者を防ぐことを目的には作られていないのです。
雨、風を防ぐためが第一の目的だったのです。

逆に外国のドアの目的は第一に防犯です。何が違うかと言えば蝶番です。外開きのドアは蝶番が外側に出ますが、内開きドアは蝶番が外側に出ません。鍵の掛かったドアを開けるために、鍵を壊そうとしてもそう簡単に壊れる物ではありません。鍵を壊せなければどうするでしょうか?

そうです、蝶番を壊せばドアは外れてしまいます。蝶番が表に露出している外開きドアはそれが容易にできてしまいます。

しかも、例え鍵が開いていても内開きのドアは内側からちょっとした棒で、つっかえ棒をしてしまえば外からはなかなか開けることはできません。

室内ドアが部屋内の狭い方に開くのも、ドアを全開しなければ侵入者が部屋を見渡せないように作られているそうです。

日本の治安も日々悪くなってきているようです。今以上に悪化してくると、この先内開きの玄関ドアも当り前の世の中が来るかもしれません。防犯を第一に考えなければならないような世の中にはなってほしくはありませんが…。

それでは、健康な我が家をめざして…

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