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2階キッチンなら外階段直通がお奨め-Ⅰ「キッチン⑨」
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
立冬(りっとう)次候 【地始めて凍る】
ポカポカ小春日和(こはるびより)
木枯らしが吹いた翌日はうって変わって穏やかな陽気に包まれることが多いとされています。
まるで春が来たのかと勘違いするような、のどかな天気。それが、「小春日和」です。
「小春」は旧暦10月の異称で、「小春日和」は新暦の11?12月上旬にかけて使います。
寒さに身構えるなか訪れる不意の陽気にほっとするのは、誰もが一緒なのでしょう。
各国に秋の好天をあらわす言葉があります。アメリカは「インディアンサマー」、ドイツは「老婦人の夏」、ロシアは「女の夏」。
夏が登場するのは、緯度が高く、日本ほど春が温暖ではないためといわれているんですね。
立冬 次侯 地はじめて凍る(ちはじめてこおる)
北国では真っ白な空の下で葉を落とした枝の間を初雪が舞い降りています。
冬の冷気が大地にしみ渡り、朝夕の冷え込みがぐっと増してきました。
土の上には霜柱が立ち、窓には露が結びます。
これから日1日、寒気とともに、葉もの野菜の甘みもぐんと増してゆきます。
・今日をたのしむ
二十四節気の21番目の季節、立冬(りっとう)の次候は、
【地始めて凍る(ちはじめてこおる)】ですが
「夜の帳(とばり)とともに降りてくる冷気で、霜柱や氷ができはじめるころ」といった意味合いです。
朝のピンと張り詰めた空気に清々しい気持ちをもらえる時季です。
【茨城県民の日】
1871(明治4)年の今日、廃藩置県後の府県統廃合で「茨城県」の名称が初めて使われたことを記念して制定されました。
【うるしの日】
漆業関係者が漆業の発展を祈願する日。日付は、漆の製法と漆塗りの技法が虚空蔵菩薩から伝授されたという伝説の日にちなみます。
【いいひざの日】
11(いい)月13(ひざ)日の語呂合わせ。
・季節をたのしむ
【狂い咲き】
数日つづいた温暖な気候に草木の季節感が狂い、開花時期ではないのに花が咲くこと。「返り咲き」とも。2018(平成30)年の晩秋にはかくちで桜が開花し、ニュースとなりました。
ー旬の果物ー
【りんご】
赤く艶のあるリンゴから、雪国の凛とした香りが漂っています。
香ばしい焼き林檎で甘い午後の時間を愉しみましょう。
ー今日のレシピー
【しっとり焼きりんご】
- ①リンゴの芯をナイフでくり抜き、スプーンで底に穴を開けないように
種を取り除きます。 - ②ボウルに砂糖・レーズン・くるみ・シナモン・ナツメグを入れよく混ぜます。
- ③リンゴのくぼみにつめ、仕上げにバターをのせます。
- ④竹串で皮に等間隔に穴を開けます。
- ⑤アルミホイルで包みます。
- ⑥百九十度に熱したオーブンまたはトースターで二十分から三十分加熱します。
冷ましてから食べても美味しいですよ。
◇材料:1人分
りんご・・・1つ
砂糖・・・大さじ1
レーズン・・・小さじ2
くるみ・・・小さじ2
シナモン・・・少々
ナツメグ・・・少々
バター・・・大さじ1/2
2階キッチンなら外階段直通がお奨め-Ⅰ「キッチン⑨」
前回は、独立タイプでもハッチがあればデメリット解消「キッチン⑧」
https://heiwadai.jp/hatti/
をお伝えしました。(前回の青字のタイトルにリンクを張っておきましたので、良かったらタップしてお読みください。
今回は【 2階キッチンなら外階段直通がお奨め-Ⅰ「キッチン⑨」】を、お伝えします。
それでは、よろしいでしょうか?!
【2階キッチンならば外階段直通がお奨めです】
都市部の住宅地では、どちらかといえば、2階にLDKを配置することが少なくありません。採光や通風を考慮した場合十分理に適っていますし、特に昼間は過ごしやすいのもメリットです。
ただひとつ気になるのがキッチンの位置です。2階に置くと、洗濯や掃除などの家事動線との関係や食料品などのストックのことが気になります。重い荷物を運びこんだり、ゴミを外に運んだりと、キッチンは想像以上にさまざまなモノが行き来する場所でもあるのです。
そこで、2階にLDKがある家では、2階のキッチンに隣接してバルコニーをつくり、外階段を使って直接外に行き来できるようにすればいかがでしょうか。そうすることで家事動線は思いの外短縮され、荷物の出し入れに関しても、解決できることはずいぶんと多くなります。
ゴミの一時置き場、留守時の宅配置き場(宅配ボックス設置など)などとしても使えます。
下記間取りイラストは、敷地の北側に多少ゆとりのあるお宅で増築リフォームをさせて頂いた例です。
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【S様邸の家/2階】
①【公道へのゴミ出しにも便利】
サービスバルコニーの階段は、裏庭経由で行動に出られるようになっていますので、キッチンで出るゴミなどは、そこから表に出しにいくことも可能です。
【キッチン直通のバルコニー】
2階のキッチンの横に屋根付きのバルコニーをつくり、野菜、カン、ペットボトル、ビン、ゴミ(生ゴミ)の一時置き場にできるようにしてあります。荷物を直接運び入れるための外階段や、野菜の泥を洗えるスロップシンク設置も考慮されています。







