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【ハンディのある部屋の対策と居心地に拘る[環境を極める②]

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今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。

立冬(りっとう)次候 【地始めて凍る】

ポカポカ小春日和(こはるびより)

木枯らしが吹いた翌日はうって変わって穏やかな陽気に包まれることが多いとされています。

まるで春が来たのかと勘違いするような、のどかな天気。それが、「小春日和」です。

「小春」は旧暦10月の異称で、「小春日和」は新暦の11?12月上旬にかけて使います。

寒さに身構えるなか訪れる不意の陽気にほっとするのは、誰もが一緒なのでしょう。

各国に秋の好天をあらわす言葉があります。アメリカは「インディアンサマー」、ドイツは「老婦人の夏」、ロシアは「女の夏」。

夏が登場するのは、緯度が高く、日本ほど春が温暖ではないためといわれているんですね。

立冬 次侯 地はじめて凍る(ちはじめてこおる)

北国では真っ白な空の下で葉を落とした枝の間を初雪が舞い降りています。
冬の冷気が大地にしみ渡り、朝夕の冷え込みがぐっと増してきました。

土の上には霜柱が立ち、窓には露が結びます。

これから日1日、寒気とともに、葉もの野菜の甘みもぐんと増してゆきます。

・今日をたのしむ

二十四節気の21番目の季節、立冬(りっとう)の次候は、
【地始めて凍る(ちはじめてこおる)】ですが
「夜の帳(とばり)とともに降りてくる冷気で、霜柱や氷ができはじめるころ」といった意味合いです。

朝のピンと張り詰めた空気に清々しい気持ちをもらえる時季です。

【茨城県民の日】

1871(明治4)年の今日、廃藩置県後の府県統廃合で「茨城県」の名称が初めて使われたことを記念して制定されました。

【うるしの日】

漆業関係者が漆業の発展を祈願する日。日付は、漆の製法と漆塗りの技法が虚空蔵菩薩から伝授されたという伝説の日にちなみます。

【いいひざの日】

11(いい)月13(ひざ)日の語呂合わせ。

・季節をたのしむ
【狂い咲き】

数日つづいた温暖な気候に草木の季節感が狂い、開花時期ではないのに花が咲くこと。「返り咲き」とも。2018(平成30)年の晩秋にはかくちで桜が開花し、ニュースとなりました。

【ハンディのある部屋の対策と居心地に拘る[環境を極める②]

 

前回は【ダイニングは朝、明るいのがいい[環境を極める①]】

 https://heiwadai.jp/asahinoatarudining/ 

というタイトルの内容でお伝えしました。

今回あら新シリーズの1話目【ダイニングは朝、明るいのがいい[環境を極める①]】をお伝えしたいと思います。(前回のタイトルにリンクが張ってあります。記事に飛びますので、よかったら青字をタップしてみて下さい。

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【居心地に拘(こだわ)る】

1階に大きなワンルームをつくり、LDKを配置する際は、単調な空間にならないように、「居心地」に抑揚をつけることをお奨めします。

高窓や天窓のあるダイニングは、リビングやキッチンスペースへ明るさを届けてくれます。それとともに、日々刻々と変化する光を感じられる空間なのです。

また、窓がつくる上階への流れは一体感を生みます。リビングの床段差は、家族どおしの会話や目線を調整し、居心地をより快適にしています。、

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【住まいの中心となる大空間】

※イラスト

  • ①大きなダイニングテープルは固定式。ダイニング側ではダイニングチェアに、一段上がった床側では床座どちらにも対応しています。
  • ②床タイルは300mm角のたとえばグレー色のタイル仕上げはいかがでしょうか。室内に多用している無垢木材が映えるように無機質な部材の採用がお奨めです。
  • ③東側に窓をつくっても採光が見込めない場合は、ハイサイドライトやトップライトなどを設けるのがお奨めです。(ただし、真夏などは直射日光による大量の熱がに入り込んで、灼熱地獄になる可能性がありますので、断熱窓、遮熱ガラス、などで十分に遮熱、断熱を考えておく必要があります。)

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【優先順位が下がりがちなトイレに天窓や高窓を!】

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※イラスト②

  • ①天窓や高窓から光が差し込む。
  • ②壁は仕上げ材を変えることで表情がまったく変わります。ここでは凸凹が陰影をつくる土塗り壁を採用しています。
  • ③壁面は衛生面からもタイル仕上げをお奨めします。
  • ④【リビングやダイニングルームといった部屋は平面計画でどうしても優先され、トイレなどは後回しにされて良くない条件の部屋に成りがちです。日の当たらないトイレに天窓(できれば、高窓ーハイサイドライト)を設けて採光や採風し、明るく涼しげな部屋にすることをお奨めします。
  • ⑤床はタイル張り。できれば防水層を設け、水洗いができるようにしたいところ。

 

【条件の良くない部屋に天窓や高窓(ハイサイドライト)を設ける】

住宅の良し悪しを決めるのがプランです。真っ先に検討するのは、敷地と密接に関係する玄関、そして通風採光を必要とするリビングやダイニングです。

そうなるとトイレをはじめ、洗面・脱衣室、浴室などの水廻りは結構な割合で後回しになり、通風・採光が厳しくなることもあります。

それを解消するのが天窓(できれば高窓)です。天窓(高窓)なら近隣からの視線を気にせず、十分な採光と風の流れを生むことができるからです。

by株式会社 大東建設 阿部正昭

 

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