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【雨水と井戸水の再利用と風呂の残り湯の活用〈水を使い倒す②〉】
【雨水と井戸水の再利用と風呂の残り湯の活用〈水を使い倒す②〉】
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
土用干し(どようぼし)
・今日をたのしむ
【梅干しの日】
【土用の三ツ星】
【プロレス記念日】
【雨水と井戸水の再利用と風呂の残り湯の活用〈水を使い倒す②〉】
前回は〈水の徹底利用シリーズ〉の第1話でした。今回は【水を使い倒す編、第2話】になります。
【井戸水と雨水の再利用】
[天の恵み『雨水』」
私たちが暮らす亜熱帯・温帯地域は、人間が生活していく環境としては大変恵まれていますが、時には何日も雨が降らないことがあります。そして干ばつの被害を受けることもしばしば…
一方で、反対に洪水などの被害を受けることも少なくありません。気候とはそのように至ってわがままなものなのです。私たち日本の先人たちは、どこよりも多くその被害を受け入れてきています。
昔から、我が国は水の確保の難しい地域では、雨水を溜めて天水と称して使用してきました。まさに天からの恵みの水だったのです。
それを思い出し温故知新、参考にしない手はないと考えました。雨樋の下に水溜め桶を置き、そこに溜まった水を洗車や庭木の給水時などに利用すれば、水道代の節約になります。確かに微々たるものですが、このような積み重ねがEcoに繋がってくるのです。
①打ち水は科学的にも気化熱によって涼しくなります。手間は掛かりますけど…、さほどでもありません。
②ですから…雨水を捨てるのはもったいないくて…もってのほかです。
※年間降水量2,000mmの地域で建坪100㎡の家の屋根に降る降水量は1年で200立方m=ペットボトル10,000本分にもなります。そして水道料金に換算したとしても45,000円になります。
①足湯ならぬ足水です。
②スイカを冷やしたり水浴びだってできちゃいます。
③井戸の中には冷水、冷気がいっぱいつまってます。
【井戸水のささやかな活用】
ほんとうに日本人は幸せなことに、蛇口をひねればすぐに水が手に入るようになりましたが、かつては家の庭には必ず井戸がありました。
井戸水は温度が一定のため、夏は冷たく、冬は温かく感じられます。また、井戸端は野菜や果物の冷蔵所になっていました。今では井戸水を使う家庭は少なくなりましたが、井戸が残されているのならば、手を入れて洗いものや散水に使えるようにしたとしたら、それこそ最高ですね。
【お風呂の残り湯の活用】
水は生命の源といわれるように大変貴重な資源です。ところが、比較的水資源に恵まれている我が国では、「湯水のように使う」また「水に流す」という言葉があるように、水の大切さを軽視するような傾向にあります。
お風呂の残りは洗濯によく利用されていますが、さらに残った水を洗車、トイレの洗浄、夏の太陽にジリジリと焼かれた道路への散水などにも使うようにします。
残り湯といえども有効に使わなければ、こんなもったいないことはありませんね。
どのくらいの残り湯が無駄に捨てられているかを試算してみると、浴槽の湯量、平均で200L×1年(300日として)=60,000L。水道料金に換算してみるとおよそ14,000円にもなります。