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運転すると「がらっと豹変」する人の怒りの正体とは?!

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実は…あなたもハンドルを握ると性格が変わりませんか?

あなたの周りに運転中にイライラする人はいませんか? 

運転で人が変わるあなた自身はイライラする人ではありませんか?

実は私、直接のトラブルで、相手に手を出されると見境がなくなってしまうんです。何度か警察のお世話になったことがあります。そのような行為は危険であることは分かっています。でも、手を出されると‥‥。

そこで、そのような場合どうしたらよいのかを探求してみました。今回は建築とは直接の関係はありませんが、私のような人のために、知っておいて損のない技術をお伝えしたいと思います。

インターネットの大規模サイト「交通弁護士ナビ」は、全国の運転免許保有者を対象に「あおり運転に関するアンケート(有効サンプル数は427人」」を実施しました。

その結果、意外にも被害者ではなく加害者になりかねない運転者の心理状態が浮かび上がりました。

94.1%の人は運転中にイライラした経験があると回答

イライラ経験運転中にイライラしたことはありますか? と聞いたところ、94.1%もの人が「イライラ経験がある」と答えました。

さらに、どのような状況だったかについて質問したところ「急な割込みなど危ない運転をされた時」(45.8%)、「前方の車が遅いので」(36.5%)、「何度も信号に引っかかった時」(9%)となりました。

多くの人が他者の運転に対して苛立っていることから、自分の思い通りにならない状況や予期せぬ事態に見舞われたときに苛立つ傾向が強いようです。

それでは、どのようにしてイライラを抑え、トラブルを回避できるでしょうか。

正義感から他人を裁かない

■公共の場のトラブルに関わらないという選択を考える

トラブルに関わらない通勤電車などの公共交通機関で、乗客同士のケンカや駅員への理不尽なクレームなどを目にしたことはないでしょうか。

こうした場合、どう対応するのが正しいのでしょうか。

勇気を持ってケンカは仲裁し、理不尽は正すべきでしょうか。

アンガーマネジメント(怒りの管理)の手法からいえば、たとえ正義感からであっても場当たり的にトラブルに直接的に関わるというのは一番やってはいけないことです。

通報など間接的なトラブル対応も考えましょう。

マナー違反を許せない強 すぎる正義感は、怒りの感情のコントロールの大きな障害となります。

正義感の高い人は、他人のちょっとしたマナー違反を見過ごすことができません。

マナー違反などに対して不愉快になったり正義感を発揮したくなるなら、不要に見ない、気にしない、という努力をすることも怒りの感情をコントロールする大切な能力です。

勝ち負けから離れるアンガーマネジメントの基本は自己責任(自分の感情はすべて自分が決める)を貫くことです。

自 分自身がトラブルに巻き込まれてしまったら、どうすればいいでしょうか。

たとえば、すれ違いざまに肩が当たって「なんだよ!」と文句を言われたようなケースです。

自分に非がなくてもこ のような場合、自分に非がないとしても、さっと一言謝ってしまいましょう。

ここで謝れなかったり、謝っても後からイライラしてしまうのは、物事を「勝ち負け」で考えるからです。

自分が悪くないのに謝ったり、逃げたりするのは「負け」だと感じていないでしょうか。

しかし、このようなトラブルに勝ち負けなどありません。

謝って逃げたとしても、あなたの価値を落とすことにはならないのです。

「勝ち負け」という思考から解放されると、人生が楽になります。

誤解を恐れずに言えば、「公共のトラブルには関わらない」ことを選択肢に加えましょう。

車の運転中は乱暴行為に走りやすくなる

加害者にならないために■ロードレイジの加害者にもならないために

2 017年6月、東名高速の追い越し車線で悲惨な事件が起きました。

あおり運転によって進路妨害を繰り返され、無理矢理に停車させられた結果、後方から大型トラックに追突されたという事件です。運転していた夫婦は帰らぬ人となってしまいました。

この事件のように運転中に何らかの理由で腹を立てて、過激な報復行動をすることをロードレイジと言います。

先の事件は、パーキングエリアで停車の仕方を注意されたことに腹を立てたことが、高速道路での報復行動につながったようです。

アンガーマネジメントアンガーマネジメントは1970年代にアメリカで生まれましたが、当時のアメリカはロードレイジが大きな社会問題でした。

なぜ車の運転が特に問題になるかと言えば、運転中は車という道具の力で、自分が偉くなったかのような万能感を抱き、乱暴行為に走りやすくなるからです。

さらに、車はプライベート空間なので、その人の本音が表れやすいのです。

イライラを想定まず、自分がロードレイジを仕掛けられたとしたら、絶対に挑発に乗ってはいけません。

ここでも原則は「逃げる」です。 とにかくなんとかして、相手から離れることが大切です。

自分がロードレイジの加害者になる可能性も考えておきましょう。

誰もが「自分が加害者になるなんて、ありえない」と思いますが、運転中に怒りをコントロールできなくなってしまい、加害者になる可能性は意外に高いのです。

運転をするなら、イライラする場面を想定して、自分にかける言葉を用意する、車内や手元に家族の写真を置くなどの対策を準備しておきましょう。

普通の社会人がネットでは人が変わる…そして運転席でも

■インターネット・SNSとは適度な距離を取る

インターネットなどから離れるネット上で悪意あるコメントをする人には、普通の社会人が多いと言われています。

車に乗ると乱暴な性格に変わってしまう様子は、普段は優しい人なのに、SNSの掲示板やコメントなどで誹謗中傷したりするのと少し似ています。

「匿名性」が背景にあるのですが、面と向かっては言えないのに個人を特定される心配がないと思うと大胆な言動になるのです。

そんな心理に流されるのではなく、運転中もSNSでも、思いやりのある優しい対応ができるといいですね。

運転中にイライラする人の6つの心理

正義感■運転中にイライラする人の心理…①正義感が強い

正義感が強い性格なため、非常識だったり違反をしたりする人たちを許すことができません。

ルールを守って運転するのはもちろん当たり前なのですが、決められたルール以外にも自分の持つこうあるべきというルールを持っており、そこから外れた運転をする人に対してイライラします。

白黒思考で、妥協したり他の人の価値観を認めたりすることが難しいタイプの人です。

■ 運転中にイライラする人の心理…②偉くなった気分になる

偉くなったような錯覚自動車という硬い箱に覆われていることで、鎧を付けたような気分になっています。

自分が強くなったような、偉くなったような気になって、上から目線になります。

小心者の人でも自動車に乗ることで態度が大きくなり、感情的になることは多々あります。

面と向かって攻撃することはできませんが、自動車に乗ると気が大きくなりやすいのです。

■ 運転中にイライラする人の心理…③運転に自信がある

自信過剰運転に自信があるので、モタモタしている車がいると、邪魔された気分になってイライラします。

自分はできるけれどほかの人たちができるとは限りません。

それを理解しきれておらず、自分基準で考えてしまいがちの人です。

自信があっても本当に上手かどうかは別ですが、自信のある人に限って無茶な運転をして事故を起こすこともあります。

 

■ 運転中にイライラする人の心理…④余裕がない

余裕がない色々と余裕がない人は運転中にイライラしやすいです。

例えば、時間がギリギリだったり運転に不慣れだったりするせいで余裕がありません。

すると、運転に集中はするのですが、その分神経が過敏になり感情的になります。

よって、イライラしやすくなるのです。

■ 運転中にイライラする人の心理…⑤思い通りに運転したい

思い通りに運転道が渋滞していたり前を自転車が走っていたりすると、思い通りに運転することができません。

自分の予想通り、思うがままに運転したいと考える人なので、そのようにいかないとイライラします。

自分勝手で自己中心的な性格の持ち主です。

 

疲労困憊■運転中にイライラする人の心理…⑥疲れている

心や身体が疲れている時には、運転中に限らずイライラしやすいです。

不安なことがあったり寝不足だったりと調子が万全でないせいで、些細なことでもイライラしてしまいます。

そのため、運転中もいつもなら感情的にならずに済む場面で、無性にイライラしてしまいます。

自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?

自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、自分が運転する時に気を付けるのはもちろんのこと、同乗する際にもドライバーへの気配りをするように心がけましょう。

改善方法

運転中にイライラしてしまう人のための5つの改善方法

■運転中にイライラする人の改善方法…①余裕をもって行動する

余裕をもって行動する際に、時間に余裕がなかったり事前調査が足りなかったりしてはいませんか?

余裕のなさはイライラのもとです。

行ったことのない場所でも行きなれた場所でも、ギリギリではなく時間に余裕をもって行動しましょう。

また、慣れない場所へ行く際には、事前に道や周辺施設を調べたりしておきましょう。

ナビまかせはいけません。

■運転中にイライラする人の改善方法…②疲れている時は運転しない

疲れは厳禁睡眠不足や体調がすぐれない時などに運転するのは危険です。

イライラしやすいだけでなく大きな事故につながる危険性があります。

疲れていると感じた時には公共交通機関を使ったり、自宅で過ごしたり工夫しましょう。

どうしても運転しなければいけない時には深呼吸などしてリラックスをし、細心の注意を払ってハンドルを握りましょう。

■ 運転中にイライラする人の改善方法…③色々な価値観を認める

いろいろな価値観交通ルール以外にも運転におけるマナーは多くあります。

あなたは交通ルールやマナーなどに詳しくても、すべての人がそうだとは限りません。

免許取り立ての人やペーパードライバー、高齢の方もいます。

また、歩行者や自転車に乗る人もその人たちなりに気を付けているのかもしれません。

自分だけの価値観で判断せずに、色々な考え方、価値観があることを認識しましょう。

■運転中にイライラする人の改善方法…④アンガーコントロールを学ぶ

アンガーコントロール運転中にイライラする人はもちろん、ほかの場面でイライラしやすい人もアンガーコントロールを学びましょう。

自分のイライラしやすい要素や、なぜイライラしてしまうのか原因を探るのです。

自分の根底にある劣等感や自己肯定感の低さが要因になっていることもあります。

心理学のセミナーに参加したり、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けたりして、アンガーコントロールをしていきましょう。

■運転中にイライラする人の改善方法…⑤よく人間観察をする

日頃からたくさん人間観察をしましょう。

ルールに厳しい人、ルーズな人、せっかちな人、マイペースな人、色々な性格の人がいます。

それぞれの性格によって運転の仕方も異なるでしょう。

人間観察をして、色々な性格の人がいて色々な行動パターンの人がいるということを知れば、自分の思い通りに運転なんてできないことがわかるでしょう。

皆が自分と同じなわけではないことを、人間観察をして学びましょう。

思いやりを忘れずに

ハ ンドルを握っても「思いやり」を忘れないように

自分のことばかりの自分勝手な人からは卒業して、周りのことを考えて危険も予測できるような、安全運転で優しいドライバーを目指しましょう。大切なのは思いやりです。

イライラせずに広い心で人を、お互い受け入れていきましょう。

 

 

by株式会社 大東建設 阿部正昭

 

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