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玄関ロックと深い庇の設置に拘(こだわ)る[細部を極める⑱]

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今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。

処暑(しょしょ)初候 綿柎開く(わたのはなしべひらく)

処暑(しょしょ)

二十四節気のひとつ、「処暑」は「暑さがおさまる」という意味をもっています。

日中はまだまだ厳しい暑さが続きますが、朝夕には夏の終わりを予感させる涼しい風が……

夏至の頃に比べると日の入りは40分ほど早くなっているため、「日が短くなったな」と感じるようにもなります。

ゆく夏を惜しむかのように各地で行う花火大会は、多くの人で賑わいます。水族館やプール、ビアガーデンも大盛況。(世の中を冷却するコロナ騒ぎが収束し、各地の大盛況も戻りつつあるようです。)

この夏最後の思い出づくりはどこに行くか。その計画は、どんなバカンスよりも…計画するだけでも心がときめきます。

・今日をたのしむ
【綿柎開く(わたのはなしべひらく)】

7月下旬ころに開いた綿の花が散ったあとに成長したガクがはじけ、なかからフワフワのコットンボールが顔を出すころです。

【江迎(えむかえ)千灯篭(せんとうろう)まつり】
長崎県佐世保市で今日と明日開催。3千個を超える灯籠で飾られた高さ約25mの灯籠タワーや、夕刻になると街中にともされる1万個近くの灯籠、打ち上げられる花火など、音と光の競演がなんとも幻想的。
コロナ禍が収束し、復活のようです。

【玄関ロックと深い庇の設置に拘(こだわ)る[細部を極める⑱]

 

前回は【大雪への備えと玄関アプローチの長さに拘(こだわ)る[細部を極める⑰]

 https://heiwadai.jp/gennkannapuro-ti/  

というタイトルの内容でお伝えしました。

今回はシリーズ17話目【【大雪への備えと玄関アプローチの長さに拘(こだわ)る[細部を極める⑰]」】をお伝えしたいと思います。(前回のタイトルにリンクが張ってあります。記事に飛びますので、よかったら青字をタップしてみて下さい。

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【空き巣の予防は二重ロックで侵入を諦(あきら)めさせる】

玄関二重ロック 

 

 

①内側にもカギ穴を開けておくと防犯に有効です。もちろん外側にも同じ位置に鍵穴をつけておくの、はいうまでもありませんが…

 

②このサムターンは内部で施錠・開錠する際に使用します。

 

③いちいち鍵での開け閉めをしなければならないのは不便極まりないので内部からの施錠・開錠はイラスト図下部のサムターンで行うようにして下さい。もちろん留守にする際は上下でばっちり施錠することをお忘れなく。

 

 

【二重玄関錠に拘(こだわ)る】

泥棒が侵入に費やす時間は警察など専門家の間では5分といわれています。それ以上になると泥棒(空き巣)の3分の2は諦めて次のターゲットに行くらしいです。防犯ガラスや二重錠(ロック)も時間を掛ければ突破されてしまうのですが、その時間稼ぎが侵入防止に有効で重要なのです。

空き巣などが玄関のガラス戸を破って侵入する際には、ガラスを大きく壊して、そこから侵入するのではなく、ガラスに小さな穴を開けて手を中に入れ、玄関戸内側のサムターンを回してドアを開けて入ります。

引違いサッシなどでも要領は同じですが、サッシの場合にはクレセントにドライバーなどを差し込んでこじ開ければ、数秒で開けられ侵入されてしまいます。(ただし、ペアガラスタイプのサッシではそうはいきませんが…)

それを防ぐためには内側も外側と同じ鍵穴にしてしまえば、手を差し込んでも開錠できません。サムターンを同じく錠にして、ほんとうの二十錠にされることをお奨めします。

【大きな窓廻りには大きな庇設置に拘(こだわ)る】

深い庇

玄関は人を招き入れる開口部で、窓は採光と換気の役割を担(います。その上さらに大開口ならば庇が備わることで機能を十二分に発揮できます。この建物の庇張り出し寸法は、およそ1200mmあります。

 

夏季は強烈な日差しを避け、降雨の際には家の劣化を守る役割を果たします。とりわけ寒冷地では24時間で30cm以上の雪が降ることは日常茶飯事で、その度に外出する際の雪かきは避けられません。

 

庇があることで建物周辺に空き地をつくり出し、外出時のアプローチの確保が可能となります。

 

おそらく災害時の際にも絶大なる効果が見込めるのです。

 

by株式会社 大東建設 阿部正昭

 

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