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ドラム式洗濯乾燥機inキッチン&お米in引出し収納!
今回も独断と偏見で、旧暦のお話から、入らせていただきます。
大寒 次候 水沢腹(みずさわあつ)く堅(かた)し
氷の芸術
「水沢腹(みずさわあつ)く堅(かた)し」。沢の流れも暑く堅い氷となる、という七十二候があらわす通り、寒さの厳しい地域の滝は凍ったまま。この時季だからこそ見られる氷の芸術をたのしむイベントを各地で開催しています。
凍結した滝を意味する『氷瀑(ひょうばく)』の名を冠するのは、北海道上川郡上川町の「氷瀑祭り」。石狩川河川敷を会場に、巨大な氷像が立ち並びます。アイスクライミングの体験場や氷の滑り台で、大人も子どもも大はしゃぎです。
埼玉県秩父市では高さ10m・幅50mにも及ぶ「三十槌の氷柱(みそづちのつらら)」をライトアップ。自然がつくり出した氷のオブジェを堪能できます。
そして…水沢腹(みずさわあつ)く堅(かた)し、は七十二候で、大寒の真ん中の季節です。
沢の水が厚く固く張りつめるころ、という意味からして、寒さここに極まれりですね。
およそ一月二十五日から二十九日ごろの五日間ほどの候ですが、日本の最低気温が記録されたのも、まさしくこの時季。明治三十五年(1902年)一月二十五日に旭川市で、マイナス四十一度が観測されました。
地中ではもう泉の水が動き出してはいるけれど(小寒 水泉動く)、地上では川も湖もまだ厚く氷が張っています。
ドラム式洗濯乾燥機inキッチン&お米in引出し収納!
家事を助けてくれるアイテムや方法は考えてみると結構たくさんあります。今回紹介する、ドラム式洗濯乾燥機inキッチン収納も、キッチン収納引出しにお米を組み込むのもその一部です。
家事の効率アップには、キッチンにドラム式洗濯乾燥機を組み込む!
キッチンと多目的室を収納などで仕切り、自由に行き来できるようにする。その上で、多目的室側の収納の一部を開けてドラム式洗濯乾燥機と配管スペースを組み込み、すっきりと収める。
家事の効率を上げるには、キッチンにドラム式洗濯乾燥機を組み込む洗濯機の置き場所はどこですか?
洗面室や脱衣室に固執していませんか?
ほとんどの家庭では、その洗面・脱衣室に置かれることが圧倒的に多いと思います。
ですが、リフォームの際、キッチンに組み入れるというプランを騙されたと思って一度検討してみることをお薦めいたします。
練馬区のYさんのお宅では、キッチンに隣接する多目的家事室(ユーティリティー)に、ドラム式洗濯乾燥機を組み入れてみました。キッチンとユーティリティーは壁やドアで仕切られていないため、キッチンの一部にユーティリティー、つまりは洗濯機があるような感覚です。
ただし、浴室に隣接した洗面・脱衣室ではないため、お風呂の残り湯を使うことはできませんが…その分料理や洗い物をしながら洗濯もできるので、家事が驚くほどスムーズになったのはもちろん、キッチンで使ったフキンなどをそのまま洗濯機に入れられるのも、とても便利だと喜ばれています。
ところが、このビルトイン洗濯乾燥機の場合、もちろんドラム式でなくても可能なのですが、その場合は、洗濯機と乾燥機を別々に設置することになります。
ビルトイン洗濯乾燥機なら、一台で兼用できるので、別々に設置するより見た目がよく、場所も取らないので一挙両得でもあります。
ふた式の洗濯機の場合だと、洗濯物がはみ出したままになっていたり、洗濯機内の洗濯物が見えてしまっていたりと、思わず目を覆ってしまうほど見苦しくなりがちなのです。
ドラム式洗濯乾燥機の場合は、本体の脇に幅30cm程度の配管スペースが必要となります。これが意外に幅を取る上に見苦しくもあります。なので、キッチンに組み込む場合は、収納家具と一体化させて扉をつけるなど、配管スペースもスマートに美しく隠す方法を考えることをお薦めします。
お米はキッチンの引出し収納に入れるとかがまなくていいのでラクーですよ。
お米は蓋つき※1のプラスチックケースに入れ、引出しに収納すればいいんです。米を研ぐときに使うボウルやざる、計量カップなども一緒にしまっておくと大変便利です。
※1 タカラのキッチン流し台であれば、ゴキブリなどが入ってこれませんので蓋付きでなくても大丈夫です。
30年ほど前に、お米を毎日10合は炊くという豪快なご家族の奥さまに相談を受けました。
ご要望はお米を10合ほど、毎日炊くのですが、お米を米びつから洗うために取り出すだけでもひと苦労なので、なんとかできないかとのことでした。
確かに10合ものお米を毎日欠かさず、炊いていたら、そうなるのかもしれません。
そこで、キッチンのリフォームに取り掛かったわけですが、お皿などを並べる配膳カウンターの奥行きを広くとって、その下を引き出しにしました。
そして、この引出しの上半分をお米の収納場所にしたのですが、それが大正解でした。通常では、お米は重いので、米びつの設置された引出しは下のほうにあります。
ですが、毎日10合ものお米を炊かなければならない奥さまにとって、何度もしゃがまなければならないのは、面倒だし、大変なことだと思いました。
そこで、毎日必ず使うものなのだから、もっともっとラクに取れる場所にあるべきだと思いました。
お米は、およそ一合あたり150gなので、10合では、1,500gになります。5日分を目安に最大7.5kg分と決めて、上の方の引出しを米入れ用にしました。
米はプラスチックの蓋なしケースに入れて、ケースごと引き出しの中に入れています。もしも蓋付きにしなければならない場合は、最低限、蓋は前から後ろに開くタイプで、ラクにお米を取り出せるものにすることをお薦めします。
また、ある程度の重量に耐えられるよう、引き出しには、開け締めをスムーズにするスライドレールを使用し、ストッパーがついていているので、引出した勢いで引き出しがはずれることのないように、ここは注意が必要です。
お米は重いものです。その重さを支える引き出しやスライドレールなどの金物も、より重いものです。それが、誤ってはずれてしまっては、大惨事になりかねません。
奥様も「立ったままお米を量ったり、すくったりできるだけで、こんなにもラクになるものなのですね。」と驚かれていました。一見小さな違いには見えるかもしれませんが、毎日毎日繰り返すこと、ましてや毎日10合とでもなれば、自ずとその他の調理の量も計り知れません。そのとき世の奥様方にとっては大きな喜びなのだと知りました。