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No.26 あなたの収納は間違えてませんか? (2007.3.24)
こんにちは。
インフルエンザが例年より遅くずれて流行りそうです。
インフルエンザの特効薬と言われ一時騒がれたタミフルが問題となっております。
どうも日本のタミフル研究機関にアメリカの販売企業から多額の寄付が送られていたようです。
研究費という名目だったようですが、販売元からのお金では賄賂と同じです。
貰うほうもあげるほうもお互い様ですが、貰う方は特に国民の命が掛かっているわけですから、正に売国奴といわれても仕方ありませんね。
何度も書いているので、「もうわかってるよ。」といわれるかもしれませんが、やはり、病気にならない最善の方法とは、薬には極力頼らず適度な運動と質の高いバランスのとれた栄養をとることに勝る方法はないようです。
ところで最近は、収納について書かせて頂くことが多いように思いますが、今回も収納(クローゼット)について少しだけ触れようと思います。
まずは、一例として、主寝室に隣接して設けられるウォークインクローゼットのような収納です。
衣類の収納スペースということで通気に気を付けなければなりません。
そこで、以前からクローゼットの扉には通気ができるように、よくガラリ(ルーバー)タイプが提案されます。
でもこれは健康面からいうと、どうも良くないようです。シックハウスの原因になります。
何故ならば、クローゼットにはドライクリーニングされた衣類や防虫剤(ナフタリン類)が収納されます。
その防虫剤には有機リン系薬剤が使用され、ドライクリーニングには発癌性が指摘されているテトラクロロエチレンとかいう舌を噛みそうな化学物質が使用されているそうです。
寝室で、ルーバータイプの扉の場合、クローゼット内の空気が扉の隙間から絶えず寝室内に流れ込み、締め切った環境では、気化した防虫剤や石油系溶剤が蔓延してしまいます。
知らず知らずのうちに、有害な空気を呼吸してしまうのです。
ですから、クローゼットの扉には隙間のないものを採用し、クローゼット内部の換気には、開閉できる小窓や換気扇をつけることをお薦めいたします。
クローゼットの内部に開閉式の窓や換気扇を付けているところは意外と見られませんが、居室の換気扇よりも効果があります。
普段よく目につくところではないので気が付かないかもしれませんが、結露が非常に多く発生する場所でもあります。
結露の対策にもなります。
最悪なのはウォークインクローゼット内に窓も換気扇も無い上に、ビニールクロスの壁、天井にクッションフロアーの床というお宅があります。
しかも珍しいほど少なくありません。
むしろこのタイプの方が多いようです。
クローゼット内にビニールクロスを貼れば、濡れ雑巾でも拭けるし、一見きれいな感じがしますが、これも大きな勘違いだと思います。
数年すると必ずカビや静電気が集めた塵で、何とも言えない汚らしさを感じるようになります。
クローゼットの中にビニールクロスを貼るのはお止めになられたほうがよろしいかと、夜明けのMackyは思っております。
それでは、健康な我が家をめざして…
(2007.3.24のメルマガより)