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意外と知らないカーテンの世界

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カーテンの種類と聞いて、何を思い浮かべますか?厚手のカーテン、薄手のレースカーテン、素材や機能の違い…カーテンには様々な種類のものが存在しますが、「違いがよくわからない」という方が多いようです。そこで今回は、カーテンを買う前に知っておきたい、カーテンの種類とその特徴についてのお話をしたいと思います。

暖気は窓から逃げる! 熱を逃がさないカーテン使用術4選

カーテン特集のはじまりは、カーテンの使い方で室内をグンと暖かく保つ方法から。

暖気は窓から逃げていく

暖気は窓から逃げる

もし、「冬の夜間は外気温が下がるのだから、室内も寒くなって当然」と考えていたら、それは大きな間違いです。最近ではペアガラス、木製フレーム、樹脂フレームが出回りだしましたが、まだまだ既存住宅の窓は、大半が単層ガラス+アルミフレームです。

窓から逃げる熱損失アルミは熱の伝導率が良く、樹脂製や木製の窓に比べて約1000倍も外の寒さを伝えます。

欧米では樹脂製や木製の窓が多く、寒冷地ではアルミフレームの窓を禁じている地域もあるくらいです。

では、日本の家屋が冬の寒さに弱いのは「窓」のせいなのでしょうか。

メ ーカー試算によると、一般的な断熱窓(複層ガラスにアルミフレーム)であっても、暖房している室内から52%の暖気が窓から流出しています。

暖気の流出は、外壁が19%、換気が15%、床が9%、天井・屋根が5%ですから、窓から逃げる割合が圧倒的に高いと言えるでしょう。

部屋を暖かく保つためには、窓の高断熱化が不可欠となります。

そこで、欧州並みの三重窓+樹脂フレームにリフォームしたいところですが、間に合わない人へのアドバイスです。

窓の断熱にはさまざまな方法がありますが、カーテンを正しく使うのが、最も手軽にできる寒さ対策なんです。そこで、窓から熱を逃がさないために、今すぐできるカーテンの使用術を4つ紹介します。

カーテンは隙間なく

1 .カーテンは隙間なく閉める

まずは、カーテンは隙間なく閉めてください。

基本的なことですが、意外と隙間が開いている人も多いのです。

シャッターを閉めても外の冷気は室内に伝わりますから、シャッターだけでなく窓の内側のレースとドレープカーテンをしっかり締めて、冷気をシャットアウトしなければなりません。

カーテンの長さを調節

2.カーテンの長さを調整する

2番目の対策は、カーテンを床に着くくらいの長さにすることです。

そうすることで、カーテンの下から冷気が入り込まなくなります。

カーテンの長さを調節する

腰窓であれば、窓下部から15~20cm下にくる位置にカーテンを吊りますが、寒さ対策を優先するなら掃き出し窓と同じように床に着く長さにしましょう。

「もう少し長ければいいのに」と思ったときは、どうすればいいのでしょうか。

多くのカーテンは、アジャスターフックでレールに吊られているはずです。

アジャスターフックは可動式なので購入後でも数cmは位置を変えられます。

上か下かだけでなく、中間の位置にも止められるので、ちょうど床に着くくらいの長さに調整してください。新たにカーテンを買う場合は、正確に採寸したほうがいいです。

カーテンの隙間を埋める

3.カーテンと窓の隙間を埋める

次に、カーテンの横から入り込む寒気を防ぎましょう。

カーテンレールは通常、窓側にレース用、室内側にドレープカーテン用と、2本のレールが平行に設置されています。

横から入り込む寒気を防ぐには、ドレープカーテンの一番端のフックを外し、レース用レールの一番端にある固定リングにはめればいいのです。こうすると、サイドの隙間から熱が逃げるのを防げるだけでなく、午後のまぶしい日差しを防ぐこともできます。

リターン加工と呼ばれる縫製が採用されているカーテンもあります。

この方法でつくられたカーテンは横幅が10cmほど長くなっていて、両サイドをレース部分まで覆うことができるので、新たに買うときに検討しても良いでしょう。

カーテンは日暮れ前に閉める

4.カーテンは日暮れ前に閉める

暖気を取り込み寒気を防ぐには、カーテンを開け閉めする時間も大切です。

お天気のいい日の昼間は、カーテンを開けて日差しをたっぷり取り込んでください。

一方、夕方になって日が落ちるとすぐに外気の温度が下がり始めるので、カーテンは日暮れ前に閉めなければなりません。

昼間の暖気を逃がさないためには、早めにカーテンを使ってさえぎる必要があります。

買う前に知っておきたい~基本的なカーテンの種類と特徴

 

■ドレープ(厚手)カーテン 機能性の種類

○遮光

ドレープカーテン

『光をさえぎる』という名前の通り、光を遮断してくれる機能で、性能の違いにより1級~3級に分けられます。

遮光1級が最も性能が高く、人の顔が認識できないレベルと言われています。

遮光2級・3級では、人の顔もしくは表情がわかるレベルですが、その分デザインの自由度が高くなっています。

○断熱

糸を高密度に織り込むことで生地に厚みをもたせたり、特殊コーティングを施すなどの方法により、熱の流れを遮断する機能です。

窓から熱が出入りするのを防いでくれるので、冷暖房の設定温度を控えめにできるので、節約につながるというメリットもあります。織り方や特殊コーティングの内容によっては、生地にごわつきが出たりすることもあります。

○防音

吸収したり、遮ったりすることで、音の出入りを防ぐ機能です。

250Hz以上の高音域(女性の声あたり)から徐々に効果がみられ、高音になるほど防音効果が発揮されます。

男性の声の低音域や、壁や床などを振動して伝わる固体伝播音は、防音カーテンで防ぐことはできません。

レースカーテン

■レース(薄手)カーテン 機能性の種類

○UVカット

UV(紫外線)をカットしてくれる機能です。

室内なら安全と思ってしまいがちですが、UVの中には窓ガラスを通り抜ける性質を持った種類もあるため、お部屋のUV対策は重要です。

レースカーテン機能性

○遮像・ミラー

遮像カーテンは昼夜を問わず室外から室内が見えにくくなるように設計されていますが、その分、室内からも室外が見えにくいという短所があります。ミラーカーテンは光沢のある糸を使い、外からの光を反射させることで室内を見えにくくするため、外が暗くなると目隠し効果がなくなります。

○遮熱(右図を参照)

室内に熱が侵入してくるのを防いでくれる機能です。

外気熱が室温より高い場合に効果を発揮するため、夏季に室温が上昇するのを防いでくれます。

防炎

■ドレープ・レース共通 機能性の種類

○防炎

カーテン生地を燃えにくくしたものです。

火災時に燃え広がるのを抑えるものであり、まったく燃えないわけではないので注意が必要です。

高層建造物、店舗やオフィスなど不特定多数が出入りする施設では、設置が義務付けられています。

○ウォッシャブル

水洗いができるカーテンのことです。非対応カーテンを水洗いすると、縮んだり変色してしまうことがありますが、ウォッシャブルの場合は家庭用洗濯機などで丸洗いすることができます。

素材別~カーテンの種類と特徴

使用する繊維によって、使用感や見た目が大きく変わるため、どの素材のカーテンを選ぶかは重要と言えます。

化学繊維

■化学繊維
○ポリエステル

特殊加工がしやすく、カーテンの素材としてよく使われます。

丈夫でシワになりにくい素材ですが、静電気がおきやすくお部屋のホコリを巻き込んでしまいがちです。

ポリエステルの熱可塑性(ねつかそせい)という性質を利用し、カーテンのウェーブを美しく長く保てるようにする形状記憶&形態安定加工ができます。

○アクリル

ウールに似た繊維で、柔らかな肌触りと弾力性が特徴です。

やや毛羽立ちする点や毛玉になりやすい点といった弱点があります。

化学繊維種類

○ レーヨン

シルクの代用品として使われる繊維で、光沢感があるほか、吸湿性・放湿性があります。

ただし、シワになりやすい、水に濡れると強度が低下する、といった欠点も。

○ナイロン

シャワーカーテンやパラシュートなどによく使われる繊維で、摩擦やシワに強く乾きもはやいです。

熱を加えられると、繊維が溶けて変色してしまうため注意が必要です。

■天然繊維
○コットン(綿)

衣服やタオルなどの素材としてポピュラーなコットンは、丈夫で吸湿性があり、肌触りも良いことから、カーテンの素材としても使われます。

ただし、縮みやすい、シワになりやすい、日光に長時間さらされることで変色しやすい、といった短所があるため注意が必要です。

○麻

夏の衣服素材として人気の高い麻。

通気性の良さや、吸水性・速乾性の高さから、湿気の多い時期のカーテンとしても役立ちます。

一口に麻と言っても、リネンやラミーなど様々な種類が存在し、それぞれ違った特徴を持っています。

お悩みに合わせた、カーテンの選び方

○ そもそも、どう選べばいいかわからない

カーテンの選び方機能性重視か、見た目を重視するのかを決めましょう。

最も重視する点を決めたら、そこからさらに絞り込んでいくことで、希望に合うカーテンを見つけられます。

機能性重視の場合は、どんな機能が欠かせないのかを考えると良いでしょう。

見た目重視の場合は、素材感の違いやデザインから好みのカーテンを選ぶ必要があります。

定番どころのデザインには、無地・花柄・北欧・西海岸・和風・ストライプやボーダーなどがあります。

○外から光が入るのを防ぎたい、西日が強い

強い光がお部屋に入るのを防ぎたい場合は、遮光等級の高いカーテンがオススメです。

また、カーテンの上下左右から光が漏れないように工夫することで、効果を高めることができます。

○家具や肌を日焼けから守りたい

日焼けの原因である紫外線を防ぐには、遮光カーテンで光ごと遮断するか、UVカットレースカーテンを使う方法があります。遮光カーテンではお部屋が暗くなってしまうので、日中に外の光を採りいれたり景色を楽しみたい場合は、UVカットレースカーテンを使うのが良いでしょう。

寒さ、暑さをしのぎたい

○外からの視線が気になる

外からの覗き見を防止したい場合、ある程度厚みのあるドレープカーテンを閉めておくか、遮像 or ミラーレースカーテンを閉めましょう。UVカット同様、時間帯や好みに合わせて厚手・薄手を使い分けるのがオススメです。

○ お部屋が寒くなるのを防ぎたい

冬に部屋が冷え込むのを防ぎたい場合は、断熱カーテンがオススメです。

窓から暖かい空気が逃げてしまわないよう、できるだけ隙間をなくすと効果が高まります。

○お部屋が暑くなるのを防ぎたい

夏季などにお部屋が暑くなってしまうのを防ぎたい場合は、断熱カーテンや遮熱レースカーテンがオススメです。

○お部屋がジメジメするのを防ぎたい

麻素材のカーテンであれば、繊維が空気中の水分を吸いこんでくれるので、湿気の多い時期に役立ちます。

また、綿素材のカーテンも吸湿性や通気性が良いです。

○定期的にカーテンを洗いたい

ウォッシャブルカーテンであれば、自宅で丸洗いすることができます。

それぞれのメリットをおさえて、希望にピッタリあったカーテンを見つけましょう!

by株式会社 大東建設 阿部正昭

 

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