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【断熱保温シートをもっと活用しよう】〈断熱・省エネ考④〉
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
白露(はくろ)末候 玄鳥去る(つばめ去る)
ヒガンバナ
ヒガンバナは、秋のお彼岸のころに開花することからその名前がつきました。
また、葉もなく、すっと伸びた茎先で空へ向かうように開く花が妖しさを醸すからでしょう、「死人花(しびとばな)」「捨子花(すてごばな)」「幽霊花」など、なんとも不穏な別名があります。
その一方で、仏教において天界に咲くとされる「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」の名でも呼ばれます。曼珠沙華は見た者の悪行を祓い、吉兆として空から降るそうです。
【断熱保温シートをもっと活用しよう】〈断熱・省エネ考④〉
比較的、薄い断熱材にアルミ箔を張り付けた断熱保温シートはさまざまに活用できるんですよ。
ポットカーペットは手軽に床暖房の心地よい暖かさを味わえる暖房器具です。暖房の立ち上がりまも良くて、大きさ(面積)もさまざまなサイズがあるため、使う場所と目的に応じて自由に選ぶことが可能です。
ただし、一般的なホットカーペットにはかなり電磁波を発します。健康被害等も無きにしも…
電磁波の発生を抑えた器具かどうかはご確認をお忘れなく。
①さらにこの上に羽布団を置くと効率は抜群となります。
②ホットカーペットの下には必ず保温シートを敷いてください。かなり熱は床下に逃げてしまいます。
温まり難いのは当然ですが、省エネには逆行してしまいます。
そのホットカーペットを敷く際には、まず保温シートを敷き詰め、その上にホットカーペット、さらに上敷きとしてカーペットを敷きます。
そうすることによって床下へ逃げて行く無駄な熱を遮断できます。
ただし、電磁波被害のことも含めて、快適性、省エネ性、健康性3者とも、弊社推奨の遠赤外線床暖房のほうが、はるかに優れていることはいうまでもありません。
①ベッドにも保温シートを敷く
②布団にも保温シート
【障子紙の両面張り障子で断熱に】
障子はわが国独自の建具で、いかに優れた機能を備えていることは、前回も(URL)お話しさせていただきました。
現在では一般的に障子といえば紙障子を指しますが、かつては建具を障子と言っていました。柔らかい光を室内に採り込む優れた建具です。
ちなみに、日本では現在主流となっているアルミサッシのガラス戸も建築用語では障子と言います。
冬には、カーテンよりも機密性が良い断熱性能を持っていると言われています。
ですが、通常の一枚張りでサッシとの間に空気層をつくるだけでなく、桟の内側にもう一枚紙を張れば、桟の面と裏の間にもう一つの空気層ができて、断熱性がぐんと増します。
その上、遮音性も、気密性も当然増します。障子の桟の構造にもよりますが、一般的に棧は四方の枠の部分には付いていませんので、しっかり張れるのは中心部だけになります。
それでも断熱効果は十分に期待できますので、新しく障子を入れる際には、ダブルで張れるように桟を組んでもらうことをお薦めいたします。
ちなみに、障子がどうしても好きな方や、本格的な和室をお好みの方いがいでしたら、断熱効果抜群で障子とほとんど見分けがつかないくらいの建具もありますので、断熱効果が最大の目的の場合は、そちらにされることをお薦めいたします。