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バカにできない浴槽保温 〈エネルギーの見直しと活用②〉
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
立夏 初候 蛙始めて鳴く(かえるはじめてなく)
母の日 ( 2022年は5月8日)
多くの方にとって、生まれてはじめて「誰か」のために買った花は、お母さんのためのカーネーションではないでしょうか。
お小遣いを握りしめて花屋に向かい、花を選び、そっとそっと大切にもち帰る。お母さんに「ありがとう」を伝えるための大冒険ですね。
「母の日」とお母さんにカーネーションを贈る風習はアメリカで生まれました。
20世紀初頭、ある女性が亡き母の命日である5月9日に教会で白いカーネーションをささげたのが起源とされています。
やがてこれが全米に広まり、当時の大統領が5月の第2日曜日を「母の日」に制定しました。
日本では戦後、多くの人が知るように。
かつては亡き母には白、存命の母には赤のカーネーションを贈る風習がありましたが、現在は好きな色や好きな花を贈るようになっています。
・今日の一日をたのしむなら…
【母の日】
5月第2日曜日の母の日に向けて、プレゼントの準備はお済みでしょうか。お花や品物はもちろんですが、感謝の言葉や近況報告の電話も素敵なプレゼントになります。
【コナモンの日】
5(こ)月7(な)日の語呂合わせから、小麦粉をはじめとする「粉」を用いた料理「コナモン」の魅力をPRするために制定。お母さんへのプレゼントを手料理にするなら、たこ焼きやお好み焼き、うどんなどのコナモン料理もいいですよね。
バカにできない浴槽保温 〈エネルギーの見直しと活用②〉
【エコは小さなことの積み重ね!】
前回の【小さなことの積み重ね 〈エネルギーの見直しと活用①〉】に引き続き、このエコシリーズでは小さくて面倒くさい話が続いて多少嫌気が差してきているのではないでしょうか!?申し訳ないと思っていますが、エコはまさに小さなことの積み重ねであり、積み上げるものなのです。※上記青字はリンクが貼ってあります。タップすれば飛びます。
自分でもこれらをすべて実行できるかというと、正直どれだけできるか全く自身がありません。おそらく半分も実行できないかもしれません。
ですが、ものを大切にしてリサイクする心構えと一緒で、役に立ちそうにないエネルギーでも工夫を加えたり、積み重ねたりしていけば、必ずといっていいほど何かに再利用、再活用できることもあるのです。
今回の【バカにできない浴槽保温 〈エネルギーの見直しと活用②〉】でも、それらの再利用、再活用できるものを探してみたいと思います。
まず最初は…
【温水をつくるために、エアコン室外機を利用してみる!】
夏の暑い時期、エアコンの室外機からは室内で集められた多量の熱が放出されています。その熱エネルギーを少しだけ頂いてしまいましょうという分けです。
ちなみに、このエアコン室外機から排出される熱は、どうせ空気中に捨てられてしまうモノ。しかも、ほんの僅かかもしれませんが、それに、ほんとうに微々たるものかも知れませんが、周り近所の熱を下げる効果もあると思います。
熱風の排出を邪魔しないように、すのこ状の棚をつくります。そして、その上に氷をつくり、入れた容器を置いておきます。この水入りの容器は太陽光の熱で温められると同時に、室外機へ影を落とす役割をしてくれています。
温められた、お湯は、夏ならば行水には十分な温度に温まってくれます。子どものころ水を入れた、タライを日向(ひなた)に置いておくと、たらいの中の水が、4時間ほどで暖かくなっていました。
子どもながらに、太陽の熱ってすごいなぁって思いながら、湯加減をみていました。
入浴用に使用する場合も、水から湯を沸かすことに比較すれば、結構なエネルギーの節約になります。
①スノコの上にペットボトルや桶に水を入れ、室外機の上に置くと、太陽光と室外機の排熱でぬるま湯ができるのです。
【意外にあなどれない、浴槽保温】
浴槽に水を溜めてから湯を沸かす仕組みの風呂では、下図のように、マットや断熱材を落とし蓋のように使用すると、熱を逃さずに速くお湯を沸かすことができます。また、入浴に時間差が出てしまう場合には、湯が冷めるのを防ぐのに有効です。
実際には、少し費用を掛ければ、断熱浴槽、断熱蓋を使用した、在来の浴槽や、ユニットバスで超スグレモノもあるのですが、それは、また別の機会に譲り、ここでは、費用を極力抑えたアイテムでお話させていただきます。
私の場合は、暑いのは苦手なのですが、嫌いなだけで実際には真夏でも人よりバテることがないので、暑さに強いほうだと思っています。
ですが、暑いお湯は苦手です。嫌いです。ノボせます…。逆に、我が屋の奥様は、暑がりとはちょっと違うかもしれませんが、無類の暑さに弱いほうだと思います。
ただし、ここだけの話ですが、お風呂のお湯は熱くなければならないという、まったくエネルギーのかかる厄介な存在です。どうしてこのようなペアが生まれてしまったのか記憶にございませんが、それはともかく、その熱いお湯に入ることを至上の喜びにして強要してくるのが困るというか、悩みのタネでもあるのです。
●【フタの無い場合】
①フタをしなければ熱が逃げしまいます。
●【フタをした場合】
②フタをすれば、多少なりとも熱が逃げるのを防ぐことはできます。
●【中ブタを加えた場合】
※※熱い湯に入らなければ、汗などの皮脂汚れは洗い落とせないそうです。油で汚れた食器ならまだしも、人間の身体も同じだと考えているのです。
熱いお湯に入ったら、それはそれで汗がいつまでも噴き出てきて、またシャワーを浴びなければならなくなるのはどうすればいいのでしょうね。
実際、40歳以上になったら、石けんで洗い過ぎると、油分が取れてしまい、健康的には、マイナス面のほうがはるかに多くなるそうです。なので、もっと加齢が進んだ人は、石けんを使わないほうがいいくらいだとベテランのお医者さまが訴えられていました。
水やお湯の無駄遣いを考えたら、洗い過ぎの問題のほうがなんとかしなければならないことだと私は考えています。