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【できる子に育つ子ども部屋のつくり方[ステップ4]】
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
大雪 熊穴に蟄る(くまあなにこもる)
討ち入りの日
今日は、討ち入りの日だったんですが、「忠臣蔵」はご存知ですか??
日本史や時代劇にそれほど詳しくなくても、今日が「討ち入りの日」と聞いてピンと来るかもしれませんね。
1702年(元禄15)年の今日は、「忠臣蔵」のモデルとなった赤穂事件(あこうじけん)が起きた日です。
赤穂事件は、当時の江戸でもっともセンセーショナルな出来事となりました。
事件の二週間後には芝居になっていたことからも注目度の高さがわかります。
やがてさまざまな作品が生まれ、『忠臣蔵』は時を超え誰もが知っている作品となりました。というのは、かつての話。
今は、『忠臣蔵』を知らない世代も増えています。史実の研究が進んだり、日本人の価値観が変わったりしたことが影響しているのかもしれません。
多くの人と共有できる物語や昔話が失われていくのは、どこか寂しい気持ちもしますね。
・今日をたのしむ
【討ち入りの日】
討ち入りを果たした赤穂浪士たちの出身地である兵庫県赤穂市をはじめ、赤穂事件にゆかりのある各地で「義士祭(ぎしさい)」を開催します。
季節をたのしむ
【ふたご座流星群】
【ふたご座流星群】が観られるのは、今日というか、明日今晩10時頃ですよ。
毎年12月中旬に夜空に登場するふたご座流星群がもっとも活発になるのは、例年では12月12~14日ですが2022年今年のふたご座流星群の活動は、12月14日10時頃に極大となると予想されています。今年は、下弦前の明るい月が一晩中空を照らしているため、観察の条件は良くないそうです。
それでも、14日の夜は、ある程度の数の流星が見えると予想されます。空の暗い場所で観察すれば、最大で45個程度の流星が見えるかもしれませんよ。
また13日昨日の夜も、普段より多くの流星を見ることができたみたいです。いずれの夜も、20時頃から流星が現れ始め、本格的な出現は22時頃から、真夜中を過ぎた頃に流星の数が最も多くなりそうです。午前5時頃まで出現が続くようです。
月明かりが暗い流星を隠してしまいます。月の影響がない年に比べると、見ることのできる流星の数は大きく減ってしまいます。ですが、月明かりに負けないような明るい流星が出現することもあるようです。過大な期待はせずに、気楽に空を眺めてみるのも手ですよね??
流星は放射点を中心に放射状に出現するそうです。彼女たちは、放射点の付近だけに現れるのではありません。どちらの方向にも現れるようですよ。特に今年は、放射点のすぐ近くに月があるので、月を直接見ないようにしながら、なるべく空の広い範囲を見渡すようにすれば、いいみたいですよ。
また、目が屋外の暗さに慣れるまで、最低でも15分ほどは観察を続けるとよいそうです。レジャーシートを敷いて地面に寝転ぶなどすると、楽に観察できるみたいす。ですが、たいへん寒い夜になりそうなので、寒さ対策をしっかりおこなわないと大変辛いことになるでしょうね。
当然、事故に遭わないように十分注意し、マナーを守って観察をしなければ、せっかくの流星群観察が、本末転倒にならないようにしなければなりませんね。
【できる子に育つ子ども部屋のつくり方[ステップ4]】
勉強が手につかず成績の上がらない子には、共通の特徴があります。それは、片付けが下手で、いつも身の回りが散らかってしまうことです。一方で、勉強のできる子の部屋は、うまく片付けられ整理整頓されています。
整理整頓の習慣が学力の向上に密接に結びついていることは明らかなのに、整理整頓についての基礎的な教育、つまり「収納の技術」を子どもに教えるということは、まったく無視されてきました。
収納の技術とは、単にモノの整理整頓にとどまらず、「情報や知識の整理」にも通じる、きわめて重要なテクニックです。きちんと整理収納されたスペースには多くのものを収めることが可能となり、取り出すことも滞りなくできるのです。
身近なモノの整理をきちんとできる習慣や技術を教えることは、情報や知識を上手く整理して、「頭脳という頭の中の整理棚に収納(記憶)し、上手に出し入れできる能力」を身に付けることに繋(つながります。
あくまでも押し付けではなく、お子さま自身が楽しみながら「整理整頓」という習慣を身に付けるためには適切な教えが必要となります。
ちらかった子ども部屋を見るたびに「早く片付けなさい!」と頭ごなしに叱ってばかりいませんか?これはかえって逆効果のようです。
実際、私自身が悪いほうの例で片付けができない大人になってしまいました。
ところが、整理収納アドバイザーの上級資格取得まで鍛え直した結果、大分まともになり、整理収納のメカニズムを知らなければ、「片付けなければ」といくら気にしていても無駄だということが分かるようになりました。
なので、まずは、親がしっかりと収納のメカニズム(理論等)を理解し、覚え、そのコツを分かりやすく教えてあげなければなりません。言い換えれば、分かりやすく伝えることがコツなのです。
すっきり片付く暮らしの気持ち良さは、生涯にわたって子どもの人生を「ポジディブ」なより良いものに導いてくれることでしょう。
今回の第4ステップでは、「不要なモノを捨てる技術」について具体的に解説してまいります。
【第4ステップ 不要なモノを捨てる技術】
ある雑誌の調査によれば、一般的に標準家族(4人家族)の家にあるモノの数をすべて数えてみると、約6千点もあるといわれています。
家族の成長と共にますます生活用品は増えていきます。建物の床面積を増やすのは容易ではありません。ところが、お客さまからのご要望は、「収納を増やしてほしい」が圧倒的に多いのです。子ども部屋の収納計画についても同じです。
子どもが自分の部屋の管理を通して整理整頓や収納の習慣を身につけようとするとき、まず取り組むことは『不要なモノを捨てる技術』です。
捨てる技術とは、モノの持つ多様な価値を分析し、将来にわたって必要か不必要かを判断する技術です。
この技術がないと、どんどんモノが増えていく学齢期の子どもにとって自分の部屋をいつもきれいに片づけるということはとても大変ですし、不可能だと言っても過言ではありません。
【■捨てることでモノの持ち方を学ぶ】
子どもにすべてまかせていては、不要なモノを捨てるという技術も身につきませんし、習慣もできません。はじめは親が一緒になっていらないモノの振り分けや捨て方を教えてあげましょう。
子どもの部屋にある不要なモノを捨てる際に注意しなくてはいけないことは、親から見てゴミでも、子どもから見れは宝物というモノがあることです。
むやみに捨てると親子の信頼関係にひびが入ってしまいかねませんので、慎重に行動されることをお奨めします。
さて、最初のステップは、「絶対にいらないモノ」、つまりゴミを取り除くことです。
一つひとつのモノを、捨てるには惜しいとか、また使う機会があるかも・・・などと考えながら捨てようとすると疲れ果ててしまいます。まず最初は、考えるまでもなく絶対にいらないと思えるモノだけをスピーディーに取り除いていきましょう。
つぎに、「いらないけど捨てるには惜しいモノ」を選び出します。
これは知人や友人にわけてあげたり、フリーマーケットやバザーで処分しましょう。
さらに、「使わないけど思い出の品」というモノも結構出てくるものです。これらは写真に撮ったり、ビデオに残して、「思い出」だけを保存するようにしましょう。
どんどんいらないモノを捨てていくと棚やお部屋が片づいて楽しくなってきます。しかしながら、同時に「捨てる」という行為には心の痛みがともないます。
このプロセスを経ることで、本当に必要なモノかどうかをじっくり考えてから買う、という習慣を身につけたいものです。
次回はステップ5に進みます。