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【あらゆる設備は配管、配線があって機能する《2》[配管・配線の基本②]】

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今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。

寒露 次候 菊花開く(きっかひらく)

『ボスの日』

今日は「ボスの日」。「ボス」という言葉は私たち日本人にはなかなか馴染みがありませんが、職場の経営者もしくは上司のこと。

お世話になっている先輩も「ボス」といえますよね。

日頃の上司の労を労い、感謝を伝える「ボスの日」の発祥は1958(昭和33)年のアメリカ。

ある女性が自分の職場の経営者と従業員の関係がよりよいものになるよう提唱しました。

なぜ10月16日になったのかといえば、会社の経営者の誕生日だったためなのです。ちなみに私の
誕生日はちょうど1週間後の10月23日です。

やがて、各国に広まり、尊敬と感謝の気持ちを込めて、プレゼントやカードなどを贈るようになりました。

上司や先輩をランチに誘ってもいい日なんですよね。

・今日をたのしむ
【ボスの日】

ボスの日が休業日となってしまう場合は、今日に一番近い就業日にスライドします。

ボスの日のアクションには「ボスに定時退社するよう促す」というものもあります。

【世界食糧デー】

途上国などでの栄養失調や食糧危機について考える日。1981(昭和56)年に国連食糧農業機関が制定しました。

【人と色の日 自分色記念日】

10(ヒト)月16(イロ)日の語呂合わせ。自分にいちばん似合う色を知り、身につける一日。その人ならではの魅力がグンと引き立つそうです。

・季節をたのしむ
【ホンシシャモ】

一般ん的に流通しているシシャモはカラフトシシャモ(カペリン)。

ホンシシャモは北海道の太平洋沿岸にだけ生息する固有種で、漁期も10?11月とわずかな期間。

北海道の知人の家で、はじめて食べたときに知ったのですが、ホンシシャモの卵の上品な美味しさや脂がのってコクのある身は、カラフトシシャモとはまったく別物。

感動すら覚えます。

67 5戊【あらゆる設備は配管、配線があって機能する《2》[配管・配線の基本②]】3-210(9)~214(末)

 

前回は新シリーズ[あらゆる設備は配管、配線があって機能する[配管・配線の基本①]]をお送りしました。

https://heiwadai.jp/haikannhaisenn/  

(青字のタイトルをタップすると記事に飛びます)をお伝えしました。

今回は【あらゆる設備は配管、配線があって機能する《2》[配管・配線の基本②]】をお伝えさせていただきます。

【電気設備の配管は決めることが山積み!】

家の中には電気が関係する設備が大変多く、その量を計算する人は、ほとんど皆無だと思いますが、そのコストは設備全体の半分以上を占めるほどです。

その電気設備も、大きく分けて、強い電気と弱い電気を必要とするものに分類できます。例えば、照明は強い電気ですが、エアコンや電子レンジ、食洗機などは強い電気を特にたくさん必要とする機器なので、専用回路といって、その機器専用の電線で繋ぎます。これは強い電気を必要とする機器同士を同時に浸かってしまうことで、電気が切れて(ブレーカーがとぶ)しまうのを防止するためなのです。《イラストの後に続く》↓

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電気の繋がり

【強い電気】

大きな電気を使う機器のことを忘れていないか?

 

【弱い電気】

100Vのコンセントも必要

 

 

 

 

 

 

 

 

【「電気の繋(つな)がり」】

住宅では電気機器がどんどん増えているため、タコ足配線にならないよう適切なコンセントの配置を計画しなければなりません。それには、おもな電気機器の配置をあらかじめ考えておくことが必要となります。

また、電話やインターフォンなどは専用線(弱電)の他に100Vコンセントが必要になります。

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《続き。ここから》

弱い電気は弱電といい、パソコンや電話、テレビ同士の線です。これらの機器の配線設備はいろいろな方法があるので、早目に決めて業者との契約を済ませておくことをお奨めします。

仮に契約業者が決まっていなくても、配線は、まずCD管という、空(カラ)のフレキシブルな配管を通しておき、あとでその配管内に線を線を通す方法が定着しているので、CD管さえ通しておけば安心できます。

ところが、配線も配管も通していないところに「やっぱりテレビが置きたい!!」などと言われても、折角つくった壁を壊さずには対応できません。

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エアコンと室外機

 

 

 

③最近では、1台の室外機で数台の室内機を動かすシステムもあります。ただし、故障した際、数台の室内機が一斉に操作できなくなることがありますので、できれば室外機はそれぞれにすることをお奨めします。(ですが、室外機を置くスぺ-スがどうしても捻出できないなどの場合は、その限りではありません。)

 

 

 

【エアコンと室外機】

エアコンの室内機の配管が室内に露出するのは、意匠的にも、あまり気持ちのいいものではありません。また、外部配管や室外機もできれば見えないところに置きたいところですが、そうすると隣家に迷惑が掛かったりと、エアコンの設置場所には悩みが尽きないところでもあります。

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さて、今の時代、エアコンは一軒に3、4台あるのは普通で珍しくもありません。ということは室外機も3、4台必要になるため、困るのが室外機置場です。都市部では敷地に余裕がないため、置き場所をよく考えないと、熱風と騒音でご近所などからクレームがくるケースも珍しいことではないので気を付けましょう。

室内の配管も油断できません。たとえば、こんな失敗談もあります。新築時にエアコンの配管経路を壁に隠して美しく収めていたのですが、数年後エアコンを取り換える際にこの配管経路は役に立たず、結局室内に配管経路を露出させてしまったという話は、これも珍しいことではありません。

将来、エアコンの取り換えをすることも想定考慮し、その取り換えが簡単にできるような配管経路にしておくことも、重要な計画のひとつだと思います。

【24時間換気ってなんだ?知ってる!?】

24時間換気の仕組み従来の日本の住宅は、家の素材である木や土が呼吸し、家全体も自然に通気できていました。ところが、現代の住宅は気密性も上がり、素材も呼吸しないモノが多くなりました。

そのため、住まいづくりにおいて、換気や通気は大変重要なことなのです。もっとも重要なことだといっても過言ではないくらいです。

現在の建築基準法では、シックハウスの問題から基本的には家の中を24時間機械で換気することが義務付けられています。

主に浴室、トイレの換気扇を24時間換気できるように対応しています。また、換気扇を取り付けたときに忘れてはならないのが、給気口です。給気口は換気扇のすぐ横に付けても、ほとんど意味がないので、空気がよく流れるように考慮して、対面に配置することをお奨めします。

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【建築基準法による24時間換気の仕組み】

建築基準法では、家の中を24時間換気することに加え、換気を効率よくするため、排気口と給気口を付ける適切な位置が指導されています。換気量は家の中全体の空気を1時間当たり1/2換気できることが求められています。

by株式会社 大東建設 阿部正昭

 

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