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【ダイニング】②むかしはどうであれ、これからは夫唱婦随で家事を楽しみましょうⅡ(63歳からのリフォーム⑨)

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今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。

小暑(しょうしょ)次候 蓮始めて開く(はすはじめてひらく)

宇宙のひまわり

宇宙にもひまわりは咲いているんですよ。

夏の花の代名詞であるヒマワリは、地上だけではなく宇宙でも咲いています。日本の天気予報の屋台骨、気象衛星「ひまわり」です。

ひまわりの名前には「宇宙で花開く」という願いや、天気と関わりの深い太陽のイメージを託しているそうです。

ひまわりがいるのは、地上から約3万6千kmの赤道上空。地球の自転と同じ速度で飛んでいるため、地上からは常に静止しているように見えます。

ひまわりが雲の様子を撮影してくれるおかげで、私たちは雨や晴れといった天気はもちろん、台風やゲリラ豪雨といった気象災害にも備えられるようになりました。

まだまだ、今の時季は外れることも多いですけどね

【ダイニング】②むかしはどうであれ、これからは夫唱婦随で家事を楽しみましょうⅡ(63歳からのリフォーム⑨)

子どもが独立するようになると夫婦で一緒に料理をしたり、子どもや孫が遊びに来たときにみんなで食卓を囲むことが楽しみですよね。
私にはまだ孫がいないので、そうぞうでしかありませんが、自分の親も周りを見ても、これ以上の楽しみはないという感じなので、多分おそらくそうなのでしょう。

そこで、ダイニングテーブルには彫り込み式コンロが付いていたり、必要な調味料がすぐに取れるような工夫をしておくと自分たちだけではなく子どもや孫にとっても便利で快適な場所になることは明らかだと思います。

リビングと同様にダイニングも寛ぎ(くつろぎ)空間として十分に活用しきって、自分の居場所も確保しておくと、老後の楽しい暮らしに繋(つな)がっていくのではないかと思っています。

【失敗談 成功談?!etc…】

前回のおさらい↓↓↓

「うちも今ダンナとよくお鍋をしてるよー。どんなお鍋料理にするかアイディアを出していくことで、夫婦の会話のきっかけになるんだよね。準備も簡単だから、うちのダンナも手伝ってくれるようになったんだよねー」

「ずーっと私一人でお料理してきたんだから、これからはふたりでやって少し楽をしなくっちゃね(笑)」

「そうだよね~♪」

【今回は、ここから↓↓↓】

【ダイニングとキッチンのより良い位置関係】

「そんな理想的なご夫婦になりたいですね~。でもお鍋のガスコンロを運ぶのって大変ですよね!運ぶのも大変だし、ガスコンセントもいろんなところになければならないんじゃないですか?」

「そうなんだよね。それでうちの場合は、彫り込み式コンロがあるテーブルにしてもらったんだよね。とってもおすすめよ」

「そんなのがあるんですか!?それは便利ですね」

「うちは、やっぱりカセットコンロ。ガスが切れるとカセットを交換しなければならないけど、どこにでも移動できるから、将来お部屋をリフォームしたときなども、そのまま使えるしね。」

「そっか~!それもいいですね」

「それから、ダイニングとキッチンを横並びに繋げて配置するのも便利だっていいますよね。」

「それもそうね、食器を持ち運ばなくて、ズズーっとお皿をダイニングテーブルのほうに寄せていけばいいだけだもんね。お皿を割って怪我をしたり、スープなどを床にこぼしたりする心配が断然減るものね。」

「そう言えば、食器を運んでる母の姿が不安定に見えることがよくあります。」

「最近の主流は対面式キッチンだっていうけど、1人のときにはぐるっと反対側まで回ってダイニングに行かなければならないのは面倒なのよね。」

「そうですよねー!子育て中には料理をしながら子どもの様子が見えるので対面式キッチンが人気あるみたいですが、高齢になったときのことを考えると横並びのタイプのほうがいいかもしれないですね。」

「そうかなー?私は、子育て中にアイランド型キッチンというか、ペニンシュラキッチンというか…にしておいて良かったと思ってるよ。

キッチンの手元が見えにくいようにシンクの前に立ち上がり壁をつくることも考えたんだけど、キッチンとカウンターまでが平らな対面式にしておいたから、年取ってからも作ったものをスーッとダイニングカウンターのほうに出すだけだから、大掛かりなリフォームも模様替えすらもせずに便利に使えてるんだよね。」

「どちらにしても、キッチンとダイニングテーブルの配置が重要ってことだよね。」

「そう言えば、スーパーの宅配サービスを利用して食品をまとめ買いするようになってから、収納棚が買いだめしたストックのものでいっぱいになり始めて困っているんだよねー。そんなことない?」

「はい、よく分かります。ストックするものといえば水・根菜・乾物・缶詰など上げればキリがないですよねー!」

「そうだよね~!いろいろ外出したり、やりたいこともあるから買い物はまとめてしたいのは山々だしねー!」

「たしかに、子どもが独立してから逆に忙しくなって家にいることが少なくなったよね~。ダンナはほとんど出かけないで、家にいつもいるけど(笑)」

「すぐには使わないけど、取り出しやすいようにダイニングにストック場所を確保しておくことも考えておくといいと思うんだよね。」

「せっかく友だちと遊んでいるのにダンナから『お~い!あれはどこに置いてある~?』って、引っ切り無しに電話で呼び出されたらたまってものじゃないからね(笑)」

「やっぱり、キッチンやダイニングはコンパクトサイズに収めて、代わりにその分、パントリーなどを設けるようなリフォーム工事も必要なのかもしれないね。
これからの、第二、第三の人生を満喫するためにはね(笑)」

【料理を最大限美味しくいただく工夫】

「いつも困るのがダイニングテーブルの上なの。ついゴチャゴチャと荷物置き場になってしまうのよね。」

「祖母と同居していたとき、ヘルバ-さんに来てもらったんだけど大変なんてものじゃなかったわ。どこになにがあるのかは祖母のみぞ知るって感じだったのよね。

誰でも一目瞭然でモノの場所が分かるように、あまり高い位置に収納しないで見える位置に収納しておくことが大切なんだよね」

「なるほどねー!収納っていうとつい扉などで隠してしまうことばかりを考えてしまうけど、何がどこにしまってあるのかを一目瞭然で分かるようにしておくことも大事なんだね。というよりそちらのほうが肝心なのかもしれないね。」

「すぐに取り出せるってことでいうと、薬の置き場を確保しておいたほうが便利だよ」

「分かるわ。年を重ねると薬をもらう機会が増えてくるので、決めた位置に置いておかないと困っちゃうよね」

「そうよね~。引き出しにしまってしまうと飲むときに忘れてしまうし、見える位置に置くようにするとこが大切だよね。」

「でも…、こんな話をしているときに、場違いな意見かもしれないんですけど、歳を重ねてくると、薬が必需品になってくるっていうのは、ちょっと違うかもって思うんですよね。

私の父は医者だったんですけど、今の医者はすぐに薬に頼るから、その薬のせいで、いろんな病気が増え続けているんだって言ってました。

薬は必要なものかもしれないけど、医者のいうことなら鵜呑みにするのもどうかと思ってます。」

「そうなんだ~。確かに年をとってくると薬のお世話になるのがあたり前だと思っていたけど、思い込み過ぎてるってこともあるわよね。」

「まあ、その話は、また別の機会にするということで、ダイニングの話に戻してもいい?
収納の工夫だけではなくて、テーブルの色や食器の色にもこだわっておくと食事がより一層楽しくなると思わない?」

「やっぱり、お料理の色がきれいに見えると食欲もわくし、楽しく食事ができるものね。」

「そうよね~。ダイニングの照明の色も落ち着いた明るさのものを選びたいと思ってるんだけど、最近の蛍光灯やLED照明の色ってなんか料理が美味しそうに見えなくない?」

「確かに、私もそう思います。最初は分からなかったのですが、段々照明のせいじゃないかと疑ってきてました。」

「でも、最近のLEDの照明だと明かりの色も明暗もコントロールできるし、便利だと思うよ。」

「そうなんですね。今度調整できるLEDの照明器具で試してみますね。」

「家での食事のことばかりになってしまったけど、週に一回とか、せめて月に一回くらいは、やっぱり夫婦で外食したいと思わない?」

「そうだよね~。量は少なくていいから、プロのつくる美味しい料理をゆっくり味わって食べたいよね~。」

「おいしいものを外で食べると、家でつくってみたくなるし、外食するのもある意味、料理の腕を磨くためには必要なことかもしれないよね~(笑)」

「そうだ!そうだー!」

「そうなると、月に一回では足りないよね。やっぱり週に一回は行きたい!」

「(全員)賛成!」

【解決策アドバイス・処方箋】

わたしなどが言うまでもありませんが、子どもが独立すると、必然的に食事が変わります。

敢えて、言わせて頂きますと、油ものが減ったり、肉料理よりも魚料理が多くなったり、当然ですが、野菜料理が多くなったり、切り干し大根や、ひじき、お豆腐料理など、副菜が多くなり、量は減っても種類は多くというようになっていくようです。

食器も日本は多様で豊かですよね。陶器、木、ガラス……。小鉢も色、形が豊富です。食卓が賑やかだと、気持ちも明るく弾みますよね。

前回、「キッチンとダイニングが離れすぎている場合は、これからは思い切ってぐんと近づけるようにしてみてくださいね。何もかも奥様がするのではなく、夫婦で一緒に食事の支度ができるように工夫してみることが必要だと思っています。」

と言いましたが、今までのキッチンの構造は、料理する場所が個室に隔離されていて、ダイニングテーブルまでの距離がありました。そのようなキッチンのままでは、何かと大変です。

そのようなキッチンをどうせリフォームされるのであれば、コンパクトにキッチンとダイニングテーブルを並べてみたらどうかとのご提案でした。

既にアイランド型のキッチンであれば、敢えて高額なリフォームなどはする必要ないと思います。どうしても、コンパクトに並べてみたいということであれば敢えてはお止めしませんが…(笑)

アイランド型でも、ペニンシュラ型でも、今まで知らん顔をしていた、ご主人も、ダンナもダイニングがキッチンにぐんと近づくと、思わず、「なにか手伝うことある?」となるはずです。

「わたしがやるから、いいわ。」などと言わずに、ちょっと面倒くさくても「ありがとう!助かるわ~」と言ってみましょう。男というもの単純な生き物ですから、頼まれたからやるという変なプライドがあるのです。

これから先の長い老後生活のためにも、うまくご主人を操縦してしまいましょう。
家事を二人で楽しむという工夫の第一歩がダイニングという空間スペースにあるのかもしれません。

前回に引き続きダイニングチェックリストを付けさせて頂きますので、ご参考にして頂ければ幸いです。

【ダイニング チェックリスト】

①食材等をこぼしても掃除がしやすく、また車椅子でも使用可能な床材を選んでおく。

②ダイニングとキッチンの配置を横並びにして思い切り近づけると配膳・片付けが大変楽になる。

③食料品等のストック場所を取り出しやすい位置に確保しておく。

④誰でも使いやすいように、ものの置き場所を決めて、見える位置にしておく。

⑤ダイニングテーブルの上に置きたくなるもの(たとえば調味料や飲み薬など)の置き場をつくっておく。

⑥ダイニングの照明もシーンによって使い分けできるようLED照明を検討する。

by株式会社 大東建設 阿部正昭

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