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【多機能で大きなDテーブルは狭い家こそ有効です】

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今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。

白露(はくろ)次候 鶺鴒鳴く(せきれいなく)

コスモスが結んだ恋

秋空の元、風にたなびくコスモスはとても絵になりますよね。
「秋桜」と書くことから、古来の花なのかと思いきや原産はメキシコなんです。

日本に伝わった背景には、ひとつの恋物語がありました。

ときは1876(明治9)年、日本初の官立美術学校として工部(こうぶ)美術学校が開校します。

教授としてやってきたのは、イタリア人彫刻家・ラグーザでした。ラグーザはある日、絵を描くひとりの女性と出会います。

彼女の才能を見抜いたラグーザは、以降も親交を深め西洋画を教えました。

彼女の実家はたくさんの草花を育てていたため、折々に西洋の植物を持参したそうで、そのなかにコスモスの種があったといわれています。

やがてふたりは結婚。彼女はラグーザとともにイタリアに渡り、日本初の女性西洋画家・ラグーザ玉(たま)として活躍しました。

【多機能で大きなDテーブルは狭い家こそ有効です】

 

①160㎝×70㎝4人がけ一般的な
  ダイニングテーブル

②【一般的なダイニングテーブルと特大テーブル】
打ち解けた会話をするには、逆に適度な距離感が必要なのです。長さ160㎝の一般的なダイニングテーブルを90㎝伸ばすだけでおおきなゆとりが生まれます。そしてテーブルの雰囲気も見違えるほど変わります。

普通ダイニングテーブルと

普通ダイニングテーブルとロングダイニングテーブルとの大きな違い

③250㎝×70㎝ 8人がけ推奨
  特大ダイニングテーブル

④小の距離感がゆとりという打ち解けたコミュニケーションの世界を深く広げます。

 [家族の会話はテーブルから生まれるのです]

 

「量がある限度を超すとその質も変わる」とか「大は小を兼ねる」という言葉があります。確かにそう言われてみれば、ダイニングという空間の中のテーブルも大きくなれば生活の質も大幅に変わります。

一般家庭では4人がけ程度のダイニングテーブルを置いているようですが、これが8人用、10人用のテーブルだと座っている人同士にも見違えるほどのゆとりが生まれるのです。

私たちは、食事をしたりお酒を飲んだりしながら交友関係を深めたりしますが、昔の住まいでは囲炉裏端(いろりばた)での会話、現代では冬の鍋物を囲む食事などが食事を介したコミュニケーションの場の代表なのです。

ロングダイニングテーブル

ロングダイニングテーブル必要な空間

【大きなダイニングテーブルに必要なスペース】

たとえば、250㎝×75㎝の大きなダイニングテーブルなら6帖ほどのスペースと、プラス動線を確保しなければなりません。
そうすることによって、大きなダイニングテーブルは一段と使いやすくなり、家の中心に深く食い込んでいきます。

大きなテーブルがあれば、ゆっくり、ゆったりと食事をして食後の打ち解けた話にも大いに繋がるのです。たとえば遅く帰宅したお父さんが遅れて食事をしていても、大きなダイニングテーブルの反対側で子どもが宿題や読書(漫画かも…)も可能です。

もちろん宿題だけでなく学校、勉強の話など、親子のコミュニケーションも自然に生まれるのです。そしてその親子のコミュニケーションは計り知れないくらいの家族の絆を生み出す可能性を秘めています。

4人がけの機能ぎりぎりのテーブルでは、それは不可能だと思います。もちろんその空間にスマホは禁物です。最初からコミュニケーション空間があれば、スマホの入り込む余地はあり得ません。

日本人は、畳の上に布団を敷いて寝たり、食事をしたり、洗濯物をたたんだりと、ひとつの空間を多目的に使う生活に慣れ親しんでいます。大きなテーブルもまさに生活の多くの機能を受け入れてくれる優秀な多機能アイテムなのです。

そこは自然と家の中心に食い込んで必要不可欠なものとなっていきます。

【大きなテーブルと座り心地のよい椅子があれば

、大きなソファは必要ありません】

8人掛けダイニングテーブル

8人掛けダイニングテーブルは…

という話をすると、狭い家に大きなテーブルなんて…といわれることがよくあります。そんなときは、狭い家だからこそ多機能でひとつのアイテムでいくつものことが同時にできる大きなダイニングテーブルが有効なのですと説明します。

なんでもできる万能な大きなダイニングテーブルは生活に見違えるほどの余裕をもたらします。家族の人数の倍くらいの大きさのテーブルを考えて、家の中心に設(しつら)えてみることをお薦めいたします。

なお、できれば8畳ほどのスペースを、大きなテーブルだけのスペースにします。ソファは基本的には必要ありません。むしろリビングには、ソファが当然だという考えを捨てていただきたいのです。

考えてみてください。大きなソファを買って、家族全員が揃(そろ)って座る時間はどれくらいありますか?

いくらもありませんよね。
大きなテーブルと座り心地の良い椅子があればそのほうがずっと有効なのです。リビングにはソファという概念をなくせば、その分だけ空間に余裕が間違いなく生まれるのです。

【開かれた住まいの必需品といえば、大きなダイニングテーブル】

 

大きなテーブルは他にも来客を迎え入れる余裕ももっているのです。そしてその大きなテーブルをリビングにドンと置くだけでも、これはもう立派なパブリックスペースに早変わりします。

テーブルの上に子どもの宿題道具がのっていたとしても、食事が途中でもカフェのように気ままにおおらかな感じで来客を招き入れられます。

大きなテーブルを大いに活用して、開かれた住まいを実現することをお薦めいたします。

ロングダイニングテーブルを置くだけで

ロングダイニングテーブルを置くだけでパブリック空間に

 

①玄関近くの部屋に大きなダイニングテーブルがあると、家全体に大きなゆとりが生まれ、おおらかな感じがして来客を迎えることが可能となります。

【リビングに大きなテーブルを置くだけで立派なパブリックスペースに早変わり】

玄関近くの部屋に大きなダイニングテーブルを置いたプランこの部屋は本来ダイニングですが、大きなテーブルを置くことにより来客にも対応できるリビングとしての機能も十分果たすことが可能となりました。

ロングワイドダイニングテーブル

ロングワイドダイニングテーブルを置くだけで…

by株式会社 大東建設 阿部正昭

 

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