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【洗面所の土間スペースと洗濯物干しの工夫[ちょっとした工夫⑩]

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今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。

初候 虹蔵(かく)れて見えず

小雪(しょうせつ)

北国や山沿いで初雪が舞い始めました。

今日は二十四節気の小雪です。

そちらは雪が降っていますか?

令和5年11月22日の今日から二十四節気は「小雪(しょうせつ)」になりました。

東北南部や信越地方からは、そろそろ初雪の便りが届きます。

かつては、先人の経験や言い伝えが天気予報の代わりであり、拠り所でした。

とくに北国の人々にとって雪は大きな関心ごと。初雪や積雪量を自然のうつろいから読み取った証が言葉に残っています。

たとえば、空を飛ぶと初雪が近いとされたのはアブラムシの一種である「雪虫」。

やはり初雪を知らせる、蜘蛛もしくは蜘蛛の糸のみが空中を漂う現象は「雪迎え」。

「カマキリが高いところに産卵するとその年は大雪になる」という言い伝えは、科学的にみても信用に値するそうです。

【虹蔵(かく)れて見えず】

「日差しが弱まり空気が乾燥しだすため、虹を見かけることが少なくなる」といった意味合いですね。

日差しが弱くなり空気が乾いていく中で、虹が空から姿を消し始めます。ふたたび空に虹が掛かるのは、雪解けのころでしょう。

【いい夫婦の日】

それからもう一つ今日は【いい夫婦の日】ですよ。
11(いい)月22(ふうふ)の語呂合わせ。

【神話の高千穂 夜神楽(よかぐら)まつり】

 さらにもう一つ今日は【神話の高千穂 夜神楽(よかぐら)まつり】なんですよね。

神話の里・宮崎県高千穂町で継承されてきた伝統芸能「高千穂の夜神楽」を、高千穂神社境内の神樂殿で奉納。毎年11月22日に開催されます。
かなり神秘的なんですよね。

【洗面所の土間スペースと洗濯物干しの工夫[ちょっとした工夫⑩]

前回は【回遊式動線プランで家事動線を短く機能的に[ちょっとした工夫⑨]
https://heiwadai.jp/kaiyuusikidousenn/についてお伝えさせていただきました。(前回のブログにリンクを張っておきましたので、読みたい方は青字のタイトルをタップしていただければ記事に飛びます)

今回は【洗面所の土間スペースと洗濯物干しの工夫[ちょっとした工夫⑩]】についてお伝えしたいと思います。

◎【洗面室に土間スペースのある勝手口はお奨めです】

泥んこ遊びの大好きな幼児、部活でドロドロになったジャージのまま帰宅する中学生、仕事柄服汚れてしまう家族がいる場合は、洗面所の一角に勝手口を設けると悩み事があっという間に解決します。

何といっても玄関や廊下を通らず、勝手口から直接上って洗面所で服を脱ぎ、そのままお風呂へ直行できてしまうのですから…。

勝手口に土間スペースをつけておくと、履物を出したままにすることもできます。雨や雪の日、暴風雨のときなども玄関と同じく室内なので履物も濡れることなく安心です。また、洗面所のスペースが広く取れる場合には、掃除用シンクをプラスしておくと大変便利です。

たとえ、スペースがない場合でも、外の屋根のある場所に洗い場を設けておきさえすれば、子どもが学校の上履きを洗ったり、泥汚れの濯(すす)ぎさえもできます。

キッチンから見た洗面浴室

手前のキッチンから見た洗面所とお風呂

掃除用シンク

泥汚れのものも安心して洗える掃除用シンク

洗面器横の土間

洗面所横に設(しつら)えた勝手口横土間

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◎【洗濯物干し場のひと工夫】

昼間、仕事などで家を空けることが多いのであれば、サンルーム、テラスガード、ベランダに屋根をつけたり、多少高額でも洗濯乾燥機や浴室乾燥機のついたユニットバスを選ぶなどのプラスα(アルファ)で、急な雨にも安心できる対策を立ててみてはいかがでしょう。

敷地の一角に物干し場をつくる場合には、光と風を取り入れつつ、目隠しにもなるアルミ製の格子を張り巡らせるのも一案です。家事室や洗面所から出たところに設ければ、動線も最短となり極めて便利です。

東側通路を広めにとって、洗濯物干し場にすると、リビング南側の庭の風景を損(そこ)なうことなく大変便利で大変な家事も愉しくなってさえきます。日当たりの良い広いリビングがある場合は、窓際などに着脱式の可動式室内物干しを取り付けておくのも一案だと思います。

使用しないときには天井に、スッキリと収納でき、洗濯物を掛けた後には、その下を歩くのに邪魔にならないように、天井近くまで目一杯上げることも可能です。洗濯物を干す際は、結露防止のために換気をすることをお奨めします。

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テラスガード

 

 

 

 

 

 

光が降り注ぐ長いテラスガード

 

一部屋根付きベランダ

 

 

広いベランダがある場合は一部を屋根付きの物干し場に。

 

収納式室内洗濯物干し

 

 

 

 

可動式室内物干しは、使用していないときには天井に収納可能。

 

 

 

 

◎【毎日の洗濯が苦にならない家事プランが必要】

家事労働の中で、もっとも歩く距離が長いのが洗濯から片付けまでの一連の動きに他なりません。であれば、「洗濯→物干し→たたむ(モノによってはアイロンをかける)→片付ける」という作業動線をできるだけ短くすることによって、毎日の洗濯も滞ることがなくなり、ストレス解消どころか、毎日の洗濯によって癒される方もいらっしゃいます。

たとえば洗濯機が一階にあるのであれば、庭の一角に物干しスペースを設けたり、一階にサンルームなどをつくると洗濯動線が大変短くなって便利極まりありません。さらに、洗濯モノをたたんだりできる家事室のようなものがキッチンの傍(そば)にあれば、煮物やケーキづくりなどの合間にアイロン掛けなど一挙両得になります。

さらに、たとえ2階のベランダまで持って上がって干すしかない場合でも、1階の洗濯場が階段に近い場合、ベランダまで出易(やす)いなどのちょっとした工夫があれば、なおラクだと思います。

2階のベランダに洗濯物を干す場合は、ベランダの近くに洗濯モノを取り入れてたたんだり、アイロン掛けをするスペースがあると、さらに便利です。家族のクローゼットも2階にあれば便利です。

洗濯物を取り入れてたたむ場所から近いところに収納スペースがあれば、さらに、さらに便利なのはいうまでもなく、ラクチンの片付けで、癒されることに違いなしだと思います。

【脱衣所の一角に、家族全員の下着を収納できる空間を設ける方法もあると思います。】

by株式会社 大東建設 阿部正昭

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