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【エコのポイントゲッターは節電です】〈エネルギーの正体④〉
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
大雪 次侯 熊穴に蟄る(くまあなにこもる)
年賀状
郵便局で年賀状の引き受けがはじまりました。
メールやSNSでスピーディーなやり取りができる時代になっても、新年を迎える喜びとおめでたさを交わす年賀状はやはり特別。
出す側としたら、用意や準備が正直大変という気持ちもありますが、受け取る側にしたら心があたたまるうれしい習慣でもありますよね。
だからこそ、宛名面や通信面は印刷したとしても、なにか手書きでメッセージを添えるようにしたいもの。
あまり堅苦しく考えず、旧年中の感謝や新年を寿ぐ(ことほぐ)気持ち、近況報告などを記すといいかもしれませんね。
【エコのポイントゲッターは節電です】〈エネルギーの正体④〉
【機器にも休息日は、節電の鉄則】
しばらくお休みさせていただきます。
省エネの対象の一番手といえば、なんだかんだいっても、少なくとも電気ではないでしょうか。比較的安定していて、クリーンに発電できるといわれた原発も、たった、10年ほど前の震災によってその脆(もろ)さと危険性を露呈しています。
それはそうですよね。最終的に廃棄物を処分できないものなんて、どう考えてもありえないですよね。
ところが、そのおかげと言ってはなんですが、私たちは電力の大切さ、地球環境悪化への危惧、エネルギー問題について真剣に考える機会とと教訓を得たような気がします。
もちろん、まだまだまた時間が経てば、忘れ去られてしまうような危うさだらけではありますが、そうした教訓を少しでも生かしていかなければ、震災に被害に遭われた方々へ、申し訳がたたないというか、顔向けできないと思うのです。
どんなに小さなことでもいいので、エネルギーに依存した生活を見直し、身近な省エネ、脱原発を一から始めてみようではありませんか。
【家電製品に休息を与えることは、自分のためなのです】
たとえば、
[テレビの休息日]
知り合いの主婦にいわせると、見もしないテレビにスイッチが入っているのは、時計代わりだそうです。それこそもったいないの極みではないでしょうか?
仕事をしていても、ニュースや番組の終わりと始まりで時間が分かるから便利なのだそうです。この方は、勘違いしているとしか思えません。
時間は時計で知るものであって、テレビで知るものではないことは、幼稚園生でも知っていることです。この方は、メチャクチャ恥ずかしいことを、恥ずかし気もなく曰(のたま)わっているのです。
① むかしテレビが出始めたころ、テレビの画面の前には幕がかかっていたのをご存知ですか?
②幕をかけることでテレビを付けていなくても部屋がはなやかになります。埃(ほこり)からも守られていますので、一石二鳥でも一石三鳥でも可能性はありますよね。
テレビの時計機能よりも番組で今何時かを把握している方が多いようですが、観ていないときはコマメに消す習慣を身に付けてみませんか??(一時間あたり5円程度損しているそうですよ。)
【洗濯機も休息日が必要です】
人間に休養が必要なのと同じく、洗濯機も休ませてあげたいもの…否、休息日を設けてあげるべきだと思っています。家族一人ひとりが入浴の際に自分の下着や汚れものを洗うだけで、主婦の仕事も軽くなることに違いありません。
その上、日ごろ洗濯をしてくれる奥さんやお母さん、そして洗濯機のありがたさを知ることもできます。洗濯機の調子が悪いからといって、その都度、親の仇のように叩いたり、罵(ののし)ったりしては大変良くないことなのです。
電力の大切さを知ることは、省エネの意識を育みます。そのような人々が1人でも2人でも増えてくれれば、地球環境にも良い影響をもたらすことは間違いないと思います。
人間ができることは、できるだけ人間がやるように心掛けなければならないのです。
① 家族の一人ひとりが手洗いをすれば、お母さんも洗濯機も大助かりなのです。
②容量が7㎏の洗濯機を週一回休むと、30.4円の節約となります。年間では、およそ1,500円の節約となります。
洗濯板手洗い
③現在でも、木製の洗濯板は市販されています。1枚1,500円~2,000円程度で買うことが可能です。
【青 洗い・すすぎ回数をできるだけ減らすこと】
さまざまな事情で洗濯を洗濯機に頼らなければならない家庭もあることと思います。実際、今の世の中、洗濯機に頼らないご家庭がどれだけあるか考えてみれば分かると思います。
ほとんど無いかもしれませんね。
給水から洗い、すすぎ、脱水、機種によっては乾燥まで自動でやってくれるのです。ちょっと前まで考えられないことでした。私の子どものころは、丸い棒2つで洗濯物を挟んで、真ん中にある取っ手を回して絞っていたくらいですからね。
洗いもすすぎも数回行うのが普通という家庭では、それぞれ1回ずつ減らせば、衣類の傷みも少なくなり、水も電力も節約するこtができます。
また色ものなど、分けて洗わなければならない場合もありますが、それほど神経質にはならずに、分類する回数を減らしてみてもいいかもしれません。
夫の下着の洗濯物を使い捨て割り箸で挟んで洗濯機に入れるという主婦の話をよくお聞きします。しかも、洗う仕分けは雑巾と一緒だというから驚きです。ほんとうなのかと疑ってしまいます。
ほんとうであったとすると、あのまるで地獄の閻魔さまのように見えた仕分けの達人、女性議員のほうが、むしろ可愛らしく見えてきます。
思い返せば、『結婚してくれなきゃ死んじゃう』といった言葉を真に受け、人命救助のつもりで結婚をしてあげたにもかかわらずこの仕打なのですから…
閻魔さま以上に死にそうにない立派な体型を見るたびに、死んでしまいたいのは男のほうかもしれませんね(笑)
話がとんでもないところまで逸れてしまいましたが、洗濯物の仕分けを3種類くらいに絞るとか、洗う回数を減らすとかの工夫次第で、あの使い捨て割り箸もいらず、省エネになることは間違いなしなのですから。
※ 通常一回の洗濯にかかる費用は、電気、水道料金を合わせると、およそ30円掛かります。年間で200回洗濯したとして、おおよそ年間6,000円になります。
洗いやすすぎを3分の1に減らすことができれば、年間四千円の節約になります。おそらくそうなると、洗濯機も20年くらい故障せずに使い続けられるかもしれません。
年間4,000円×20年8万円です。8万円浮けば、次の洗濯機代が出るかもしれませんね。この節約金額を高いと見るか、安いと見るかは、あなたの考え方次第です。