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何より大切なのは見た目より材料費と耐久性のバランス(外部リフォーム3)

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今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。

初侯 雷乃声を収む(かみなりのこえをおさむ)

秋の大掃除

「暑さ寒さも彼岸(ひがん)まで」のことわざ通り、今時分は快適な気候が続きます。 長い間お世話になったエアコンの出番も一段落。「清掃の日」である今日は、エアコンをきれいに掃除する絶好のチャンスです。

さらに気合を入れて、窓ガラスや水まわりの大掃除を行うのもいいですね。 大掃除をする慣しのある年の瀬に比べ、気温の高い今頃は汚れが落ちやすく、水仕事をして手が悴(かじか)む心配もありません。

カーテンやソファーカバーなどの大物を洗っても、短時間でカラリと乾きます。 数年前から秋の大掃除を実践しています。

年末に行う本番の大掃除がぐんと楽になる上、気持ちに余裕も生まれるためオススメです… といいたいのですが、実はウソです。

ゴメンナサイ…(〃_ _)) ペコッ…理屈ではそう思っているのですが、ほとんどできていません。

でも、やれば必ずやって良かったと思えるはずだと思っています。

なにより大切なのは見た目より材料費と耐久性のバランス(外部リフォーム3)

【主な塗料と外壁材の種類と特徴】

[塗料]

塗料の大まかな種類

塗料の大まかな種類と特徴

①[光触媒]…太陽光の作用により汚れが付きにくい塗料

②[フッ素塗料]…フッ素樹脂によりコーティングする塗料

③[アクリルシリコン塗料]…アクリル樹脂とシリコン樹脂を反応させた塗料

④[ウレタン塗料]…ウレタン樹脂によりコーティングする塗料

⑤[アクリル塗料]…アクリル樹脂によりコーティングする塗料

【維持管理・メンテナンス】

外壁の塗装時は足場代がかかるため、多少はグレードの良いものを選んで長持ちさせることをお薦めしています。

現在では、約10年持つといわれているウレタン塗料が標準として使用される品質グレードです。

【特徴パフォーマンス】

一般的な塗料の種類は、大きく分けてフッ素、シリコン、ウレタン、アクリルの4種類です。
汚れにくい、防水性が高いなど特徴はさまざまで、塗装箇所によって塗り分ることをお薦めいたします。

【多くの種類がある塗料やサイディング】

外装リフォームには、塗料による塗り替えやサイディング、タイル、ガルバリウム鋼板などによる張替えやの方法があります。

塗料で注目しなければならないのは品質グレードです。

主な塗料には、グレードの低い順にアクリル、ウレタン、シリコン、フッ素などがあります。

これらの違いは、塗装をしてからの耐用年数で、価格も含めて工事費もこれに応じて高くなります。

価格は高いのですが、セルフクリーニング機能のある「光触媒塗料」が10年ほど前から注目されています。

ただし、現在ではこの塗料が最良ではなくなってきていますのでご注意ください。

どの塗料がどの程度の耐用年数があるかなどは、商品によっても異なるので、リフォーム・建築会社などに直接確認されるのが良いでしょう。

ただし、信頼のおける会社でなければ、自分のところのもっとも利益のでるものを薦めるところも相変わらず増え続けていますので、ご注意ください。

窯業系サイディング

窯業系サイディング

窯業系サイディングⅠ

窯業系サイディング

窯業系サイディングⅡ

[特徴]

セメントに無機物や繊維を混ぜて成形したボード状の外壁材。表面のデザインが多種多様ですが、どれを選んでもみんな同じに見えてしまうのは、私の氣のせいでしょうか?!

[メンテナンス]

シーリングが劣化すると雨水が侵入の原因となります。補修・交換が必要となります。塗装面に触れて白い粉(チョーキング)がつくようになったら塗り替え時期だといっていいかもしれません。光触媒を採用した製品に関してはセルフクリーニング機能があり、美観を美しく保てる。その場合でも5、6年ほどで機能が衰えてくるので、雨漏りまではいかないが、セルフクリーニングの効果は衰えてくるので、サイディングの塗装やコーキングの打ち替えは必要となります。

金属系サイディング

ガルバリウムサイディング

ガルバリウム金属系サイディング

金属系サイディング全体

金属系サイディング外観全体

[特徴]

ガルバリウムやアルミなどの鋼板を成形・エンボス加工してデザインしたものです。軽量のガルバリウム鋼板が最も多く用いられ、軽量で建物に与える負荷が少ないのだと思います。窯業系と同じで、デザインは多種多様。

[メンテナンス]

劣化したシーリングの補修・交換やサビ・カビの発生を防止するために再塗装などメンテナンスが必要です。

外壁タイル

 

外壁タイル

外壁レンガ調タイル

外壁タイル

[特徴]

粘土を主原料に、鉱物を混ぜて高温で焼き上げたもの。さまざまな部位に用いられる。モルタルに張り付けて施工するタイプと専用の下地材に引っ掛けて取り付けるタイプがある。

 

[メンテナンス]

塗装ではなく釉薬(うわぐすり)で色付けしているため、色落ちや偏食の心配はない。目地の割れや剥がれの点検を定期的に行う必要がある。

 

 

また、何社かに見積もりをとったら、費用だけを比較するのではなく、塗料のグレードも確認して比べなければならないのは、いうまでもありませんね。

サイディングは窯業系(ようぎょうけい)と金属系に大きく分かれます。

窯業系はセメントと各種繊維を主原料にして、高温・高圧で成形したものです。表面のデザインや色は多彩で、レンガ調のものなどもあります。

耐久性が高く、最近は光触媒により汚れが落ちやすいものも出ており、美観を長く保つことができるようになっています。

というのは、窯業系サイディングのメーカーの宣伝文句です。実際にはここ30年くらい経過したあとの窯業系サイディングを見ていますが、どうも次の金属系サイディングのほうが、持ちはいいようです。

金属系サイディングの素材は、先ほども紹介させていただいたガルバリウム鋼板が主流です。軽量なのが特徴で、重ね張りができるのが大きなメリットです。

重ね張りをしても建物の重量を抑えられるからなのですが、遮熱の効果が意外に大きいのです。

もちろん、冬の寒いときのこともあるので、断熱をしっかりしなければならないことはいうまでもありません。

リフォームにタイルを用いることもあります。タイルは耐久性が高く、塗り直しもほとんど必要ありません。

見た目の重厚感もあり、その点を好む人は大変多いのですが、あまり大きいタイルや重量のアルタイルは剥離の原因になります。

タイルを金属レールやパネルに引っ掛けて施工するタイプもありますが、タイルで外壁リフォームをする場合はそちらをお薦めします。

かなり価格的には高額になりますが、将来の危険を考えれば、そのほうが安心です。

サイディングにしてもタイルにしても、新たに外壁材を選ぶ場合は費用対効果を確認することをお薦めします。

by株式会社 大東建設 阿部正昭

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