BLOG

ブログ

住まいを長持ちさせるコツは早めの外壁メンテナンス!(外部リフォーム4)

LINEで送る
Pocket

今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。

寒露 次候 菊花開(きくのはなひら)く

九里四里(くりより)うまい十三里

多くの野菜は新鮮なものほど美味しさが際立ちますが、サツマイモは別。

収穫後、含まれるデンプンが時間をかけてブドウ糖や果糖に変化していくためです。

そろそろ、夏から初秋にかけて収穫・貯蔵され、甘味たっぷりに変身したサツマイモが出回ります。

サツマイモといえば、やはり焼き芋でうすよね。ホクホクの焼き芋は、江戸っ子たちの心もわし?(づか)みにしてきました。

関東でもサツマイモの栽培を行うようになった江戸時代後期から、江戸市中では焼き芋屋が大繁盛したといいます。

同じく秋の味覚である栗と比較して売り出した文句が「八里半」。「九里(栗)に近い」というわけです。

さらに、近いどころか超えているぞと登場したのは「九里(栗)四里(より)うまい十三里」。今でも「十三里」はサツマイモの別名となっています。

住まいを長持ちさせるコツは早めの外壁メンテナンス!(外部リフォーム4)

外壁メンテナンス

外壁メンテナンスは住まいを長持ちさせるコツ

【3つの方法で外壁をきれいにする】

屋根・外壁塗装

早めの塗装メンテナンスで住まいを長持ち

外壁塗装施工後

屋根外壁塗装メンテナンス施工後

【[方法1]塗り替え】

①・どんなとき?

→外壁下地の劣化による雨漏りなどの問題が発生していない場合

・廃材の処分は?

→発生しない。

・選べる外装材は?

→既存の外壁材をそのまま利用

・費用の目安

→70万円~90万円

※費用は延床面積120~135㎡程度の一般的な規模の住宅の目安です。

塗り替え

外壁をきれいにする塗り替え

②塗料を塗る前にまずは点検を十分に行い、亀裂やシーリングの補修をシーラーやフィラーなどで行います。下地のシーラー塗装をしてから仕上げ塗料を2度ほど上塗りします。

[補修を行う前に、既存外壁の劣化状態を調べることが重要です。]

外壁メンテナンス前の準備

外壁メンテナンスには準備が必要

外壁は屋根と同様に、住まいを包み込んで雨風から守ってくれる存在です。雨風に晒(さら)される分だけ劣化もし易いものです。
早めに手を打って防ぐことが、住まいの寿命を長持ちさせてくれます。

維持管理(メンテナンス)方法は3種類ほどあります。劣化状況に応じてより適切な方法を選ぶ必要があります。

モルタル塗りの外壁は、下地にモルタルを塗って、その上にシーラーやフィラーなどを塗って、仕上げ塗り材を吹き付きつけたりローラ塗りで仕上げをした壁です。

経年劣化でひび割れを起こすのも特徴のひとつです。そこでリフォーム前には、きちんとひび割れの補修を行うことが重要となります。

そのうえで「塗り替え」をするのが一番手軽な方法でもあります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【[方法2]重ね張り】

①・どんなとき?

→塗替えと同様に、下地に雨漏りなどの問題がない場合

・廃材の処分は?

→発生しない。

・選べる外装材は?

→軽量な窯業系サイディングや金属系サイディングなど

・費用の目安

→150万円~250万円

重ね張り

外壁をきれいにする重ね張り

②モルタルやサイディングなど既存の外壁材の上に胴縁(どうぶち)という下地材を不陸を調整して取付ます。そして、その上に新しい外壁材を重ねてはります。

【[方法3]張り替え】

①・どんなとき?

→外壁下地が劣化して雨漏りなどの問題がある場合

・廃材の処分は?

→延べ床面積の2倍もしくは3倍の大量の廃材が発生する。

・選べる外装材は?

→大抵の外装材は何でも大丈夫!

・費用の目安

→200万円~300万円以上

張り替え

外壁をきれいにする張り替え

②既存の外壁材を剥がして、場合によっては下地からやり直す方法。断熱材や防水シートの施工、劣化した木材の取り替えなどを行い、その上に新しい外壁材を施工する。ここまでの工事の際に耐震補強や断熱補強をするチャンスでもあります。ただし、工事費はまた百万単位で増える可能性があります。

:::::::::::::::::::::::::

外壁塗り壁メンテナンス

外壁塗装~塗り壁によるメンテナンス

次に手軽なのが「重ね張り」の方法です。まずは、劣化したモルタルやサイディングの繋(つな)ぎ目を埋めているシーリングを修復します。

その後、【方法2[重ね張り]】図のように、既存の外壁材に胴縁(どうぶち)下地を施工します。その上から新しいサイディングを重ねて張ります。この場合は、多くの選択肢から好みの外壁材を選ぶことができ、外装のイメージを180度まるっきり変えることもできます。

選ぶ外装材にもよりますが、塗り替えのときよりも場合によっては材料費が掛かるので、費用が高くなることはご了承ください。

モルタルや既存サイディングの劣化がひどいときには、解体して下地からやり直すこともできます。この場合は廃材処分や下地工事が必要になるので、費用は最も高くなります。

ただし、下地から新しくなるので、住まいの耐久性にとっても、よい影響を与えます。たとえば、筋交いの金物をチェックしたり、場合によっては筋交い自体を交換したり追加したり、構造用合板に変更したりできるからです。

もちろん、耐震性の向上や断熱性の向上にも繋がります。

by株式会社 大東建設 阿部正昭

リフォーム会社 大東建設ページトップへ
練馬区のリフォーム会社 大東建設へのお問合わせ