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[「現代の土間は収納の救世主! 収納⑦]

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今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。

芒種 末候 梅子黄なり(うめのみきなり)

ミントとハッカ

マスクの抗菌用に、ハッカ油など精油を使ってます。

頭をスッキリさせたいとき、ペパーミントティーをよく飲みまます。普段は完全にコーヒー党なのですが、気分転換兼ねてです。

そしてそのたびに「いつの間にか大人になったなぁ」と感じています。

幼いころは「ミント」ではなく「ハッカ」の名前が一般的だったというノスタルジーと、苦手だった清涼感に助けられているという嗜好の変化がそうさせているのだと思います。

「ミント(mint)」は英語、「ハッカ(薄荷)」は日本語。どちらもシソ科ハッカ属の多年草を指すそうです。

スーッとするのはこれらに含まれるメントール成分のおかげで、頭痛や疲れ目、ストレス軽減にも絶大な効果を発揮します。生命力が滅法強いため、庭先やプランターで育てるのも是非、是非オススメです。

・今日をたのしむ
【ペパーミントの日】

20(ハッカ)日の語呂合わせと、特産地である北海道北見市の気候がハッカのように爽やかな6月を組み合わせて制定されたそうです。

【ペパーミント水】
  • (2人前)
    ①密閉容器に氷水(500mg)とペパーミントの葉(3gほど)を入れる。
  • ②①の蓋を閉めて振る。
  • ③ペパーミントの香りが出てきたら完成。お好みでレモンを絞ってもいいですね。
【竹伐り会式(たけきりえしき)】

鞍馬寺(くらまでら)(京都府)で行う「竹伐り会式」は、平安時代に僧侶が法力で大蛇を倒した、という伝説に基づく行事です。

大蛇に見立てた長さ4m以上・太さ10㎝の青竹を、僧兵姿に扮した男性たちが山刀でたたき切り、五穀豊穣を願います。

竹の欠片(かけん)は魔除けになり、参拝者はこぞってこれを持ち帰ります。

[「現代の土間は収納の救世主! 収納⑦]

玄関たたき延長リフォーム

 

玄関の脇に土間収納をつくったOさんのお住いです。階段下のスペースを利用して、たたきの延長のような収納スペースを確保してみました。玄関からも室内側からも、中のものを比較的簡単に取り出すことができます。

最近では、設計・建築家さん、建築雑誌などメディアさんたちが、ウォークスルーシュークローゼットなどと余計分からなくなるような名前を付けているようですが、正にそのようなものだと思ってください。

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仕事柄、リフォームの相談を受けることが、少なくありません。その際に、私が自信を持って奨めることのひとつに、土間があります。
土間といっても三和土(たたき)ではなく、コンクリートの土間です。

土足で入れる「現代の土間」といったらよろしいでしょうか?!
とくに、食べ物に拘(こだわ)りのある方や、生協、産地宅配を積極的に取り入れ、活用されている方、田舎暮らしの長かった人にはお奨めです。皆さんから大変喜ばれています。

【涼しくて、それでいて湿気がある】ので、葉ものなどの乾燥を嫌う野菜の保管場所には、絶好の場所なのです。

涼しい場所で保存したい酒やワインにもいいし、【漬物をつける】のにも土間は便利で格好の場所なのです。また、【子どもの遊び道具や自転車、車椅子の置き場】としても最適といえるかもしれません。

お孫さんのいる、O様邸では、玄関のたたきの延長として、畳二帖分くらいの土間をつくりました。ここは丁度建物の中心に近い階段下の空間なので、いってみれば「階段下・土間収納室」といったところです。

玄関側にも室内(玄関ホール)側にも出入り口を設けていて、生協の荷物など重いものは玄関からそのまま収納します。入り口が一つだけに限られてしまうと、奥にしまったものが取り出しにくくなってしまいます。誰でも奥行きの深い押し入れなどで、何度か経験されていると思います。

そこへいくと、O様邸の土間収納は室内側からも取れるので、無駄がなくて大変便利だと好評をいただいています。生協の果物や野菜は、室内側から取りやすい場所にしまっておけば便利ですし、お孫さんの三輪車などは玄関側に置けば、どちらも使いやすいのです。

【分譲であれば、共同住宅(マンション)でも、たとえ狭くても、土間をつくることは可能です】

 

マンション玄関土間リフォーム

 

mさんの玄関には、棚状の小さな土間を考え、計画しました。床面が玄関のたたきとほぼ、同じレベルなので、ショッピングカートなどタイヤ付きのものなどでも、持ち上げずに出し入れ可能です。

扉は開け閉めのときに邪魔にならないよう3枚引き戸を採用しています。

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土間は、広々とした昔の農家などにあったものです。4~50年ほど以前、私の父親の栃木の実家も玄関から台所に掛けて長い土間がありました。

そこは、本当に三和土で設えてありましたが、掃除が大変だとかでコンクリートにして一部を残して床を上げてしまいました。実際には、土間は古臭(ふるくさ)いということから、無くされてしまっているようです。

現代の住まいに土間(らしきモノ)をつくるときも、ある広さが必要なのでしょうか?

いいえ、そんなことはありません。【結構、【小さなスペースだったとしても、土間はつくることができます。】2,010年に一戸建てを新築、建て替えされたmさんの玄関につくったのは、「棚状の土間」です。

壁面につくった収納棚の床の部分をコンクリート敷きにして、比較的奥行きの浅い土間として使えるように考えました。ひとつの部屋としての土間ではなく、【玄関の一部分が土間になっている】ということになります。

mさんの場合では、玄関のたたきと土間部分は同レベルにしてあります。この土間をショッピングカートの置き場にした場合、使うときはそのままズルズルっと引き出せばよいのです。

いちいち持ち上げなくてもいいし、しまうときも足先を使って押せば、ラクに収まるので、それほどの力も必要ありません。現代の土間は分譲であれば、マンションなどの共同住宅にもつくることはできます。

たとえば、玄関や玄関ホールが広めのマンションであれば、【フローリングの一部を剥(は)がして、玄関のたたきと同じレベルになるようにタイルを敷きます。】

扉や引き戸を付けて仕切ることで、玄関の延長のような土間のできあがりです。ここに外出の際に必要なものを収納すれば、出かけるときも帰ってきたときも靴を履いたまま出し入れできて便利です。

by株式会社 大東建設 阿部正昭

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