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進化する歯磨き法-その磨き方は古いかも…

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70歳での残存歯数 毎朝毎晩のあなたの歯磨き、それはいつ身につけた方法ですか。子どもの頃、歯科医院で教えてもらって以来、ずっと同じという方もいるかもしれません。いまや歯磨き法も、歯ブラシや歯磨き剤などのケア用品も研究開発は進化しています。今回は最新の歯磨き方法についてお話しさせて頂きたいと思います。

理想の歯ブラシは1本ではない~自分の磨き方に合わせた道具選びを

歯科医院で、歯磨き指導を受けた経験はありますか?定期的な歯のクリーニングに通っている方はもちろん、むし歯や歯周病の治療で通院する際にも理想的な歯磨き法を学ぶ機会があります。

しかし、その歯磨き法を継続できている人は実は少ないのです。

複雑な形の歯を1本の歯ブラシできれいに磨くには、歯ブラシの毛先の3つの部位、「つま先」、「わき」、「かかと」をうまく使って歯を1本ずつ丁寧に磨くことです。

歯ブラシしかし、このブラッシングスキルを習得するのは、そう容易ではありません。教えてもらった時はできていても、いつの間にか自分の磨き方に戻ってしまうことが多いのです。

歯磨きは一生続く習慣ですから、一時的に正しく磨けても理想的な磨き方を忙しい日々の中でだれもが続けることができるものではありません。

今は、道具を自分に合わせる時代と考えましょう。ドラッグストアの歯ブラシコーナーには、メーカーも種類も多く、多彩な歯ブラシがズラリと並んでいます。

自分に合う歯ブラシたとえば、「しっかり長時間磨きたい」、「短時間で済ませたい」、など歯磨きの考え方や習慣はさまざまですし、高齢者など握力が弱い方もいれば、強く磨かないと気が済まない方もいるでしょう。

歯 並びが違えば磨き方のポイントも変わります。

多種多様な習慣や個人のブラッシングスキルを補えるように開発されているため、どんどん種類も増えています。

歯ブラシ自分に合った歯ブラシを選ぶためにも、多様な歯ブラシの特性について知っておくことが大切です。

 

 

 

 

 

その思い込みは間違いかも? 意外に知られていない効果的な歯磨き法

歯磨き法に関しては、意外に「思い込み」が多いと言われています。よくある思い込みを示しながら、実際の効果的な方法についてご紹介していきましょう。

思い込み(1) 毛先が細い方がすき間に入りやすく汚れを落としやすい

奥歯の溝に毛先は届かない歯 と歯の「間」や歯と歯ぐきの「すき間」にも、細い毛先ならするりと入り込んで汚れを掻き出してくれそうですね。でも実は、これは思い込みです。

手磨きの歯ブラシで、歯間などの狭い部分へ毛先が届く「到達性」と、歯垢をしっかり落とす「清掃性」を1本の歯ブラシで両立するのは非常に難しいのです。

毛先が極細毛の歯ブラシは隙間に入り込みやすい反面、細く柔らかいので汚れを掻き出す力が弱いのです。

いっぽう、毛先が太い歯ブラシは歯間などの奥まで到達しにくいかわりに汚れを掻き出す力が強く、清掃効率が高いという特徴があります。

毛先の種類

毛先の種類はいろいろで、細いほど隙間に入りやすく感触は柔らか、太いほど清掃性が高くなり硬く感じます

先の種類はいろいろで、細いほど隙間に入りやすく感触は柔らかく、太いほど清掃性が高くなり硬く感じます。

もしラウンド毛などの普通の太さの毛先の歯ブラシと同じ清掃性を求めるなら、極細毛の場合はブラッシング時間をもっと長くしなければいけません。

長時間をかけて磨かなければ、磨き残しが増えてしまいます。

思い込み(2)歯ブラシのヘッドが奥まで届いているから奥歯もきちんと磨けている?

奥歯を磨くとき、歯ブラシの先が口腔内の奥に当たるところまで入ると、ちゃんと磨けているような気がします。

思い込みところが、意外と磨けていない人が多いそうです。

口腔内の奥歯周辺は空間が狭いので、歯ブラシが奥まで入りにくく、毛先が奥歯の後ろ側まで届いていないことがあります。

その場合は、ヘッド部分の両肩が丸くなったものや尖ったものを使ってみることで、より奥まで歯ブラシが入りやすくなることがあります。

また口を少し閉じて、下顎を歯を磨いている側にずらすと奥まで歯ブラシが届きやすくなります。

思い込み(3) 清掃剤(研磨剤)入りの歯磨き剤は歯を削ってしまうからよくない?

歯磨き剤は歯を削る?も っとも多い思い込みは、清掃剤(研磨剤)でしょう。しかし調査によると歯が削れる要因は、歯磨き時の力の強さ(歯面にかかる圧力)、続いて歯ブラシの毛の硬さなど物理的な影響が大きいことがわかっているそうです。

現在、国際規格(ISO)で歯磨き剤の歯に対する磨耗性が定められており、国内で市販されている歯磨き剤は、通常のブラッシング力による歯磨きでの歯の磨耗に対する安全性が保たれています。

清掃剤(研磨剤)を気にしすぎるよりも、ゴシゴシと強くこすりすぎないことが大切です。

思い込み(4) 歯磨き剤は毛先にちょっとつけるだけがいい?

歯磨き粉の付け方「 歯磨き剤は少なめに」と推奨された時期がありました。

歯磨き剤の量が多いと口腔内で泡立ちすぎて磨きにくかったり、泡の爽快感で磨けたと勘違いしてしまったりなど、少ない方がきちんと磨けるからという理由でした。

しかし、歯磨き剤に配合されているフッ素によるむし歯予防効果を得るためには「使用量」が重要であることが明らかになっています。

そして2017年、厚生労働省がフッ素の配合濃度として従来の上限1000ppmを1500ppmに引き上げたことで、さらに高いむし歯予防効果が期待できるようになりました。

その磨き方で予防したいのは、歯周病?むし歯?それとも両方?

歯周病の予防?歯周病予防とむし歯予防で、磨き方は異なります。それぞれの目的に合った磨き方を知っておくことが大事です。歯周病予防の場合は、プラークコントール(歯と歯ぐきの間の汚れや歯垢をしっかり除去すること)が大切です。

むし歯の場合に注意すべき部分は、3箇所あります。

 

 

 

プラークコントロールのやり方

  • ①奥歯の溝など咀嚼(そしゃく)するときに歯が接する面、
  • ②歯と歯の間、
  • ③歯と歯ぐきの境目の奥(歯根面と呼ばれる歯の根の部分)です。

特に歯根面は歯周病が進むと、エナメル質で覆われていない部分が露出して、むし歯になりやすくなります。

これらの部位のむし歯予防に効果がある薬効成分がフッ素なのです。

フッ素には3つの働きがあります。

①むし歯の原因となる菌が作る酸に歯を溶けにくくすること、

②初期むし歯の治癒を助け、歯から溶け出したカルシウムやリンが歯に戻るよう再石灰化を促すこと、

③歯垢の中に潜んでいる細菌から酸が生み出されるのを抑制することです。

これらの効果を口腔内で効率よく発揮させるには、より多くのフッ素を歯の表面に留めることが重要です。いかに歯の表面にフッ素を留めさせるか。それには、これまでの歯磨き法とは異なるコツがありました。

フッ素入り歯磨き剤の効果的な磨き方

歯磨き剤は毛先の3分の2以上

意外に多めです。適量は1g程度。目安はヘッドの長さが2cmなら、毛先の3分の2以上程度。

ブラッシングは2分以上

歯磨き粉の使用量目安

歯面全体にフッ素がいきわたるように、まんべんなく。特に、むし歯になりやすい歯の溝、歯と歯の間、歯の根元の部分にしっかりと届けることが大切です。

 

 

 

うがいの水は少量で、流しすぎない!

フッ素を歯面に吸着させることが目的なので、すすぎ過ぎて流してしまいわないようにします。うがいは少量の水で、できるだけ少なく、1回程度に留めましょう。また磨いた後2時間程度食事を控えると、フッ素を長時間口腔内に留めることができ、効果的です。

では歯周病もむし歯も両方を予防したい場合は、どのような歯磨き法がベストなのでしょうか。

まずは歯周病予防のために、歯間や歯と歯ぐきの間の汚れを取り除く目的で磨きます。

歯磨き剤の量が多いと長い間磨きにくい場合は歯磨き剤は少なめでよいでしょう。

そして最後にフッ素入り歯磨き剤を1g以上つけて約2分。

むし歯になりやすい場所にフッ素を届かせるように磨くのがベストですね。

朝昼晩の1日3回磨くとすると、1年間でなんと1000回も歯を磨いています。

だからこそ楽しんで続けられる方法を見つけましょう。

まずはお気に入りの道具を見つけることからはじめるのもいいでしょう。磨いてみて、いつもと違うところまでブラシが当たっているな、などの感覚はとても大事です。

磨き心地など感覚を楽しみながら、歯の健康を守ってください。

世界一「歯磨き」しているのに虫歯になる日本人

世界一歯磨きをしている日本人

日本では歯医者さんの数はコンビニより多いといわれています。

しかも沢山の種類の歯ブラシや歯磨き粉も販売されているのですから、日本人は簡単には虫歯にはならないと思いませんか?しかし現実は子供のころから虫歯に悩まされ続けています。

これって、歯医者さんの技術レベルが低いからでしょうか?いいえ、レベルが高い証拠として、虫歯で困っている歯医者さんはいません。この理由が分かると、今日から虫歯になる心配がなくなります。

虫歯になってから歯医者に行く日本人、虫歯になる前に行く欧米人

世界の子どもたち

日本人の歯磨き回数は世界で一番多いのです。ところが日本人の虫歯の多さは世界ランクのダントツトップ!

信じられないかもしれませんが、世界で一番に虫歯が多いのです。気になる砂糖の消費量も日本は欧米と比較すると群を抜いて少ないのです。それなのに、虫歯が多いのは何故なのでしょう???

 

原因は、歯のメンテナンスに関する意識の違いです。アメリカやスウェーデンなどでは、歯の健康を守るための口腔ケア(プロのメンテナンス)目的で歯医者さんに定期的に通います。虫歯になってからではないのです。

 

世界の子どもの虫歯比べ

 

じつは、昔はスウェーデンも日本のように虫歯や歯周病で歯を失う人が多かったのです。

しかし1970年代に政府が予防歯科を推し進める取り組みを始めて、国民全員が歯科の定期検診や歯のクリーニングを受けることが義務づけられました。

欧米と日本の定期健診率おかげでスウェーデンでは虫歯や歯周病が激減して70歳の時点では平均20本も残っているそうです。日本は平均8本といいますから、すごい差ですね。

虫歯になったら行くという常識を捨て、今すぐ歯医者さんで定期検査とケアを!

ただし、最後に、以上お話してきたことは、どの歯医者さんでも的確なアドバイスや予防、治療をしてくれるとは限りません。北欧の歯医者さんは患者さんが虫歯にならないことを第一に考えます。ですが、日本の歯医者さんの多くは……。

70歳での残存歯数やはり、健康を維持するには自己責任の部分がほとんどなのです。どうしたらお医者さんの手を煩わせないかを考えることが最も重要で、それは歯の健康についても同じことが言えます。今ここでお話していることでさえ、10何年後には覆されているかもしれません。それぐらい歯に対する考え方は私たちの子どものころから考えると180度変わってきました。

虫歯にならないよう、自己責任で考え実践することが重要なのです。

by株式会社 大東建設 阿部正昭

 

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