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使い易い収納の名脇役、たかがハンガー、されどハンガー
最新ハンガーの選び方&お奨め
新築でもリフォームでも家に関することで欠かすことができないのが収納です。収納の考え方には整理収納術があるのですが、その整理収納に欠かせないのが、驚くなかれハンガーです。
たかがハンガー、されどハンガーなのです。
そして、そのハンガーは、衣類を保管したり乾かしたりするときに欠かせません。
かけた衣類がすべらないものや型崩れしないもの、ハンガーの跡がつきにくいものなど、工夫をこらしたアイテムが毎年開発され、豊富に展開されています。
今回の特集では、最新の使いやすいハンガーの選び方と、おすすめの商品情報をお伝えします。
衣類の保管や洗濯のために毎日のように使うハンガーですが、特にこだわりなく選んでいる方も多いのではないでしょうか。
ハンガーにはさまざまな種類がありますが、用途に合わせたものを選ぶことで、よりキレイに衣類を収納することができ、さらに、洗濯も楽に行なえるという嬉しい利点があります。
衣類の型崩れを防いでくれるものや省スペースでたくさんの衣類を収納できるもの、厚手の服も乾きやすいように工夫されたものなど、機能的なハンガーが多く展開されています。
用途によっておすすめのアイテムは変わってくるので、選び方のポイントを参考にしてください。
ハンガーの選び方
ハンガーはさまざまなタイプのものが販売されていて、どのように選べばいいか迷ってしまいます。
今回の特集では、ハンガーの「タイプ」「素材」「機能」の3つに分けて選び方のポイントを紹介します。
まずはかける衣類によってハンガーのタイプを選びましょう。
また、ハンガーに使われている素材は耐久性と価格にかかわる重要なポイントです。
さらにプラスアルファの機能をチェックすることで、より使いやすいハンガーを見つけられます。
1.タイプで選ぶ
ハンガーを選ぶ際にまずチェックしたいのがハンガーのタイプです。
タイプは主に3種類あり、かける衣類に合わせたタイプのものを選ぶことで、型崩れを防いでキレイな状態で衣類を保管できます。
薄手の衣類をかけるなら「シャツハンガー」、スーツやジャケットを保管するなら「スーツ・ジャケットハンガー」、ズボンやスカートをかけるなら「ボトムハンガー」を選ぶのがよいでしょう。
薄手の衣類をかけるなら「シャツハンガー」がおすすめ
薄手のシャツやブラウス、Tシャツなどをかけておくなら「シャツハンガー」がおすすめです。
ハ ンガー自体に厚みがなくかさばらないので、クローゼットで場所をとらずにたくさんの衣類を収納できます。セット売りされているものも多く、コスパよく揃えられるのもポイントです。
一方、シャツハンガーは衣類がすべり落ちやすかったり、ハンガー跡がつきやすいというデメリットも。
ハンガーの形状や素材を工夫することでそういったデメリットをおさえたアイテムもあるので、チェックしてみてください。
マワ ハンガー(材質:本体/スチール 原産国:ドイツ)
厚さ1cmのスリムなシャツハンガーです。
スチール製のハンガーにPVC樹脂で特殊コーティングを施すことによって、かけた衣類がすべり落ちないように工夫されています。
また、肩先がゆるやかなカーブになっているので、ハンガーが衣類を引っ張って跡をつけてしまう心配も軽減できます。
三日月ハンガー(材質:滑り止め特殊加工 PVC/ステンレス)
マワハンガーに似た形状で、安価に入手できます。
衣類がすべり落ちづらいPVC加工が施されたシャツハンガーです。
形状は肩の跡がつきにくい三日月タイプと、型崩れしにくいシルエットタイプの2種類が用意されています。
カラーバリエーションも8色と豊富で、部屋の雰囲気や好みに合わせて選べます。
スーツやジャケットをかけるなら「スーツ・ジャケットハンガー」がおすすめ
きれいなシルエットを保ちたいスーツやジャケットは、肩先に十分な厚みがある「スーツ・ジャケットハンガー」を使って保管するのがおすすめです。スーツ・ジャケットハンガーは肩のラインに合わせて湾曲するように作られていて、型崩れだけでなくシワも防いでくれますよ。
スーツやジャケットは重みがあるので、ハンガーの耐久性もチェックしておきたいポイントです。
ボトムスやスカートを一緒にかけられるバーやピンチがついたタイプなら上下セットで保管できて便利です。
Umi(ウミ) ハンガー(材質:木材 特徴:回転)
肩先にしっかりとした厚みのある木製のスーツ・ジャケットハンガーです。
人の肩のラインに近い設計がされており、衣類の型崩れを防いでくれます。
ズボンやネクタイをかけられるバーにすべり止め加工が施されているのも、使いやすいポイントです。
ズボンやスカートをかけるなら「ボトムハンガー」がおすすめ
「ボトムハンガー」はスラックスやズボン、スカートなどを保管するのに便利です。
畳まず吊り下げることで衣類のシワを防いで収納できます。
ボトムハンガーにはバーに引っかけるタイプと、ピンチで留めるタイプの2種類があります。
バータイプはズボンをかけるだけなので手軽にかけ外しができて便利ですが、ハンガーや衣類の素材によってはすべり落ちやすいので注意が必要です。
また、ピンチタイプは商品によってはピンチの挟む力が弱いものもあるので、強度をチェックして選びましょう。
MAWAハンガー K30D(材質:本体/スチール 原産国:ドイツ)
スカートやスラックスをかけるクリップタイプのボトムハンガーです。
クリップ部分はPVC樹脂加工が施されており、衣類をしっかり挟んでずれ落ちにくいのがポイントです。
厚みは2.5cmとスリムなので、省スペースでズボンやスカートを保管できます。
2.素材で選ぶ
ハンガーを選ぶときには、素材もチェックしておきたいポイントです。
使われている素材によって、価格や耐久性が異なってきます。
主な素材は、水濡れに強い「ステンレス製」、軽くて安価な「プラスチック製」、耐久性が高い「木製」の3種類です。
洗濯にはステンレス製、大量購入をするならプラスチック製、重さのある衣類をかけるなら木製を選ぶのがおすすめです。
洗濯時も使用するなら「ステンレス製」がおすすめ
衣類の保管時だけでなく洗濯物を干すときにも使用するなら、耐水性に優れたサビにくい「ステンレス製」のハンガーがおすすめです。
ステンレスは水濡れに強い上、日光にあたっても劣化しにくいので、屋外で使うのに適しています。
ステンレス製のハンガーは軽量でスリムなものが多いので、収納時に場所をとらないのも便利です。
また、見た目がスタイリッシュなので、どんな雰囲気の部屋にも合わせやすいです。
Cozyone ステンレスハンガー(材質:ステンレス 特徴:耐久)
ステンレス素材のハンガーです。
雨や汚れに強くサビにくいステンレス鋼製で、丈夫で耐久性抜群。
形状もこだわって作られていて、肩部分には窪みがあり衣類のズレを防止してくれる工夫が施されています。
先端の安全キャップや溶接部分の加工など、安全面の配慮もうれしいポイントです。
コスパを重視するなら「プラスチック製」がおすすめ
「プラスチック製」ハンガーの1番の魅力はコストパフォーマンスの高さです。
低価格でまとめ売りされている商品が多く、クローゼットをすっきり整理整頓したい場合におすすめです。
また、プラスチックのハンガーは軽くて扱いやすいのもメリットで、洗濯用ハンガーとしても重宝します。
ただ日光に当たると劣化しやすく、ステンレス製のものに比べると耐久性は劣ります。
easylife-jp ハンガー(特徴:襟元保護)
プラスチック製なので軽量かつ丈夫で、襟元が伸びないように設計されたS型の形状が特徴です。
また、キャミソールなどをかけられるフックや洗濯物が飛ばされないよう留めておけるストッパーなど工夫が多く、洗濯用にも収納用にも使い勝手のよいハンガーです。
重さのある衣類をかけるなら「木製」がおすすめ
スーツやコートなど重さのある服をかける場合は「木製」のハンガーがおすすめです。
木製のハンガーは厚みがあってしっかりとした設計のものが多く、重い衣類も型崩れを防いで保管できます。
木製ハンガーは水に弱く洗濯用ハンガーとしては使えないこと、ハンガー自体に重量がありかさばることがデメリットとされます。
重さのある衣類のみをかける収納用ハンガーとして使用するのがよいでしょう。
木製ハンガー N1(材質:木材 特徴:回転)
スーツやジャケットをかけるのにおすすめの木製ハンガーです。
肩部分に厚みのあるしっかりとした造りで、重い衣類をかけても安定感抜群。
360度回転するフックが付いているので、角度調整ができて収納時にも便利です。
高級感たっぷりな風合いは、大切な一着をかけておくのにぴったりです。
3.機能で選ぶ
より便利な機能を備えたハンガーもたくさん販売されているので、チェックしてみてはいかがでしょうか。
例えば省スペースでたくさんの衣類を収納できる「連結タイプ」や、衣類がすべらない「すべり止め加工」、
厚手の服も乾きやすい「伸縮式」のものなど、さまざまな便利機能を備えたハンガーが展開されています。
「連結タイプ」~省スペースで収納できる
クローゼットの収納スペースが限られている場合におすすめなのが「連結タイプ」のハンガーです。
ハンガー同士を縦に連結させることで、クローゼットの縦の空間を有効活用して効率よく衣類を収納できます。
tkone ハンガー(材質:プラスチック 特徴:軽量)
ハンガー上部の側面にフックがあり、ハンガーを引っ掛けることで連結させられます。
厚さは40mmとスリムで、3か所にすべり止めがついており、衣類がすべり落ちにくいのもポイントです。
「すべり止め加工」~襟ぐりが広い衣類もすべらない
ステンレス製やプラスチック製のハンガーは軽くて扱いやすいですが、衣類がすべりやすいのが難点です。そんな問題を解決してくれるのが「すべり止め加工」が施されたハンガーです。
ハンガーの一部にゴムやPVC樹脂の特殊加工、起毛加工が施されているものを選べば、襟ぐりが広いカットソーなどもすべり落ちにくくなります。
Umi.(ウミ) 衣類ハンガー(素材:ABS樹脂)
肩部分とバーにすべり止めのゴムがつけられています。
凹凸のあるゴムが、すべりやすい素材の衣類や襟ぐりの広いカットソーなどもしっかりホールド。
さらに肩紐を引っ掛けられるフックもついているので、変形トップスもずれ落ちる心配なく保管できます。
「伸縮式」~厚手の衣類も乾きやすい
パーカーやトレーナーなど厚手の衣類を干すときに重宝するのが「伸縮式」のハンガーです。
伸縮可能なアームを衣類のサイズに合わせることで、袖の下など乾きにくい箇所も乾かしやすくなります。
また、肩幅をぴったり合わせられるので衣類の型崩れ防止にもつながります。
小久保工業所 NUEVO スライドプレーンハンガー(材質:ポリプロピレン)
スライド式のアームで肩幅を調節できる、プラスチック製のハンガーです。
横幅は通常時が418mm、アームを最大限伸ばした時は544mmで、10cm以上の伸縮が可能です。
衣類のサイズに合わせてアームの長さを変えられるので、干すときに重なりがちな袖下も風通しがよくなりすっきり乾かせます。
洗濯物が乾きにくい冬場にトレーナーやパーカーを干すときに重宝します。
使いやすいハンガーで楽しい暮らしを
今回はハンガーの選び方とおすすめの商品をご紹介しました。
ぴったりのハンガーを選べば衣類をキレイに保管できる上、クローゼットの省スペースや家事の負担軽減にもなります。
生活スタイルに合ったハンガーを選んでくださいね。