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【収納空間の設置】使うモノを使う場所にもどす「個別収納」(屋内リフォーム⑪)
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
寒露 次候 菊花開く(きっかひらく)
キノコ
きのこが大好きで、冷蔵庫に欠かしたことがありません。
嘘です…そこまでではありません。
ブナシメジ、シイタケ、エノキタケ、エリンギなどが人工栽培のおかげで一年中手に入るため、身近なキノコで季節を感じる機会は少ないといえるでしょう。
とはいえ、秋にはひと株まるごとのマイタケやぷっくりとしたホンシメジ、フリルのようなハナビラタケなど、珍しいキノコがデパートやスーパーマーケットにお目見えします。
もっとも目立つ場所にはキノコの王様、マツタケが。買おうか買うまいか、毎年のことながらキノコ売り場で熟考してしまいます。
・今日をたのしむ
【きのこの日】
キノコがもっとも流通する10月のなかでも、落ち着いてその魅力伝えやすい月の半ばであるとこから制定。
【化石の日】
アンモナイトの一種で日本を代表する化石、ニッポニテス・ミラビリスが新種として報告された、1904(明治37)年の今日に由来。
【新聞週間】
毎年10月15日から1週間。各新聞社が新聞と読者との結びつきを強める活動を展開します。
【収納空間の設置】使うモノを使う場所にもどす「個別収納」(屋内リフォーム⑪)
①【壁面収納ユニットを用いた壁面収納造作】
壁面いっぱいを活用した収納は、収納できる容量が一気に増えて、その上、モノを1箇所に集中できるので、ある意味空間がスッキリするという効果があります。
仕舞(しま)う予定のモノに合わせて引き出しを考案します。
【収納は使うモノを使う場所にしまうのが基本のキの字です】
「収納スペースが足りずにモノが散乱している」といったこともリフォームの動機の、ひとつになります。間取りの変更を計画立案していく中で、効率よく収納スペースを確保することが重要です。
収納の基本といえば、使うモノを使う場所にしまうことです。これまで収納が足りなかったリビングに天井まで高さのある「壁面収納」を取り付けると、子どもの学校関係の書類から医薬品、本、CDやDVDなど、種々雑多なものを収納することができて便利です。
すこしでも奥行きが取れるようであれば子どもの玩具(おもちゃ)をしまう場所を確保しておくことをお奨めします。そうすることで来客時にすぐにしまえます。
ただし、天井までの収納は当然、収納力は間違いなく増えるのですが、数に比例して圧迫感があり、部屋が狭く感じることも避けられませんので、ご了承下さい。
最近では各部屋に収納を適宜設けるほか「玄関収納」や「ウォークインクローゼット」など集中的にしまえるスペースをリフォームの際に計画されるケースが増えています。
例えば、玄関の土間続きに大きな収納スペースを確保することで、靴がたくさんしまえるだけでなく、長いコートやゴルフ用品、大きなバッグやリュックサックなどかさばるもので、かつ玄関先に置いておくアウトドア用品がしまえて大変便利です。
またウォークインクローゼットに家族の衣類をまとめて収納し、着替えも中でできるようにすると大変便利です。ウォークインクローゼットは、通り抜けできる上、開け放しておけば風の通り道にもなり、マンションでは収納兼(けん)通風のためにもなり上手く活用したい空間です。
壁面収納や玄関収納は、既製品の収納ユニットを組み合わせて用いる方法と、設置したいスペースの雰囲気や大きさに合わせてリフォーム会社などに造作してもらう方法が主なものです。
【玄関の土間続きの大型収納】
靴を数多くたっぷりしまえる他、コートやゴルフバッグ、スーツケースなどの旅行鞄(かばん)など、玄関に置いておきたいアウトドア用品を何でもしまえて便利です。
【ウォークスルークローゼット】
例えば、子ども部屋と親の寝室の間にウォークスルークローゼットを設置します。両部屋から使うことができ、引き戸を開けておけば風通しもバッチリです。マンションの通風性を上げるのにも十分に効果的です。