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庇と水切り、ウッドテラスの囲われ方に拘る[外廻り⑧]

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今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。

秋分 末候 水始めて涸れる(みずはじめてかれる)

オクトーバーフェスト

ビール好き、とくにドイツビール愛好家が待ち焦がれる「オクトーバーフェスト」の季節がやってきました。

オクトーバーフェストは19世紀初頭にドイツのミュンヘンで始まったビールの祭典で、9月下旬?10月上旬まで開催します。

日本には15年ほど前に上陸。ドイツビールとともに料理や音楽も満喫できるイベントとして、年々人気を集めています。

オクトーバーフェストに行かずとも、自宅でドイツビールを楽しむのもいいですね。

ドイツ語での乾杯を意味する「プロースト!」でグラスを鳴らし、麦芽の香りと味わいを満喫しましょう。

下戸のオレには、ビールの??味は分かりませんが、ビールで乾杯している姿は楽しそうです。 

・今日をたのしむ
【オクトーバーフェスト】

日本では9?10月に限らず、春から秋にかけて各地で行われます。

日本の元祖ともいえる「横浜オクトーバーフェスト」は、毎年、9月末?10月半ばの開催です。

【国際の協力の日】

1954(昭和29)年の今日、日本政府が途上国に対する政府開発援助を開始したことを記念して制定。

【夢を叶える日】

日付を並べた「1006」が「ドリーム」と読めることに由来。

・季節をたのしむ
【ノーベル賞発表】

そろそろノーベル賞の受賞者発表シーズン。物理学、化学、生理学・医学、文学、経済学、平和の6分野で、多大な貢献をした人物や団体に贈られます。

日本人の受賞は、誰もが笑顔になる明るい話題です。

ー旬の日ー
【十五夜】

今夜は年に一度の秋の十五夜です。
心地良い夜風に吹かれて月を見上げてみませんか。
まっさらな月光に照らされると胸のつかえがとれて
心が洗われるようですよ。

【月の影は何にみえる?】

世界中で、様々な姿に例えられる月の影。
あなたは何にみえますか?
・日本 ーご存知 「餅つき兎」
・北欧  ー「本を読む老婆」
・ドイツ ー「薪を担ぐ男」
・東欧 ー「女性の横顔」
・アラビアー「吠える獅子」
・南欧 ー「大きなカニ」

 

【庇と水切り、ウッドテラス囲われ方に拘る[外廻り⑧]

 

前回は【路地(アプローチ)とその灯りに拘る[外廻り⑦]

 https://heiwadai.jp/pantry/ 

というタイトルでお伝えしました。

今回は【庇と水切り、ウッドテラス囲われ方に拘る[外廻り⑧】をお伝えしたいと思います。(前回のタイトルにリンクが張ってあります。記事に飛びますので、よかったら青字をタップしてみて下さい。

【箱型の現代住宅でも庇を設置する】

庇を付ける

①住宅が密集する地域であっても庇を設け大開口にすることで室内から青空を眺めることが可能となります。

②箱型の現代的なデザインの住宅であっても庇があることによって日射や雨、埃(ほこり)などの汚れから建物を守ることができます。

③2層分の大きな開口部。周囲からは見られないような工夫が必要です。

b-1 ベイマツの内部天井

b-2 コンクリートの二重水切り目地

b-3 板金水切り

b-4 ベイマツの軒天井

 -5 ガラス面に取り付けたアルミ水切り

 -6 断熱仕様ブラインド

 -7 スチール亜鉛メッキの水切り

 -8 テラスに出入りする掃き出し窓

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【窓の庇と水切りに拘る】

出の深い庇(南面)は、夏の強い日差しを遮(さえぎ)り、冬の低くやさしい陽光を室内に届ける役目を持ちます。出の浅い庇でも、外壁を伝う埃交じりの雨水が壁面やガラス面を汚すことを防いでくれます。

上記イラストの家では、2層分の大開口に対して、2層の庇を用意しました。軒の出は、夏至と冬至の南中高度から算定し、のびやかさを表現するために、天井から連続している軒天井は内部天井と同じベイマツ張りとしています。

機を雨水などからできるだけ守るために軒先に二重の水切りを入れています。強風時に木を伝う雨水がガラス面を汚すことも考慮し、ガラスの前にも水切りを設(しつら)えています。

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【ウッドテラスの囲われ方に拘(こだわ)る】

ウッドテラスは夕涼みや物干しなど、さまざまな用途に使えて、視覚的にも内外に広がりを感じさせる反面、程よく囲われていないと床の照り返しや外からの視線を感じて落ち着かない場所になってしまいます。

この場合のプランでは、深い軒で日差しや雨を遮り、また制御し、道路沿いに設けた高めの手すり壁で向かいの家や道路からの視線を和らげつつも、借景や庭先へ視界が広がるよう、東西の手摺りを低い木製の格子にして落ち着きと抜けを計画しています。

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【丁度良く囲まれたウッドデッキテラス】

ウッドデッキテラス

※①テラスを深い軒と手すり壁で囲い、東西は格子手摺りにすることで落ち着きと視界の抜けをつくっています。深い軒は視線を低く押さえ、日差しや雨をコントロースします。

②借景や庭先方向は低い木製手摺りを設置します。

③テラスはガルバリウム屋根の上に仮留めし、雨仕舞や将来の交換に対して問題のないように配慮しています。

④高めの手摺り壁は向かいの家や道路からの視線を和らげ落ち着きを与えてくれます。さらに、壁があることで東西の借景や庭先視界を誘導する効果もあります。

by株式会社 大東建設 阿部正昭

 

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