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建築会社の選び方⑨[専門知識拝借〈20〉]
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
大雪 末候 鱖魚群がる(さけむらがる)
年の市と羽子板市(はごいたいち)
東京は、浅草寺にて羽子板市が開催されるころになりました。
羽子板というのは江戸時代に女の子の誕生を祝う贈り物として親しまれていました。
名物の揚げ饅頭を片手に華やかな市を巡ってみるのもいいかもしれません。
スーパーマーケットやデパートがない時代、生活必需品を買い求める人々が向かったのは「市(いち)」です。
特に年の瀬には、お正月用品や新年を迎えるにあたり新調したい道具類が集まる「年(歳)の市」が各地に立ちました。
毎年12月17?19日に開く浅草羽子板市も、元は年の市。江戸時代末期頃から邪気をはね(羽根)返す縁起物である羽子板と羽根がお正月飾りとして人気を呼ぶようになり、今も多くの人で賑わいます。
定番は歌舞伎の助六や藤娘といった和の魅力あふれる絵柄。今年話題になった有名人やスポーツ選手をモチーフにした「世相(せそう)羽子板」も登場します。
・今日をたのしむ
【年の市】
先ほどの【年の市】なのですが、各地の神社やお寺の境内、さらには地域の広場や駅前などに立ちます。デパートやスーパーマーケットなどが行う年末セールを「年の市」と呼ぶこともあるそうですよ。古(いにしえ)の名残りを随所に残しておいてほしいですよね。そう思うのは私だけでしょうか。
【納めの観音】
毎月18日は観音菩薩の縁日となる今日は「納めの観音」と呼び、一年の締めくくりに観音様へお参りになる日です。今年の無事に感謝を込めて、そしてゆく年くる年を何事もなく送れますようにとお祈りをします。各地の観音様に多くの人が参詣(さんけい)します。
【東京駅の日】
1914(大正3)年の今日、東京駅の駅舎が完成しました。赤レンガが特徴的な駅舎は戦災により、一部焼失しましたが復元工事を施し、2012(平成24)年に完成当時のモダンな姿を取り戻しました。
【国連加盟記念日】
1956(昭和31)年の今日、国連総会で日本の国連加盟が全会一致で可決されたことを記念して制定。
【源内忌(げんないき)】
江戸時代中期の学者であり、発明家としても名を知られる平賀源内の忌日(きじつ)です。
キテレツ大百科はご存知ですか??あの漫画に出てくる、キテレツ斎は、この平賀源内さんがモデルらしいです。
キテレツ大百科は子どものころのドラえもんと並んで好きだったんですよね。
ー冬の祭りー
【羽子板市】
東京、浅草寺にて羽子板市が開催されるころになりました。
羽子板は江戸時代に女の子の誕生を祝う贈り物として親しまれていました。
名物の揚げ饅頭を片手に華やかな市を巡ってみませんか。
【納めの観音】
十二月十八日は、一年の締めくくりに観音様へお参りになる日です。
今年の無事に感謝を込めて、そしてゆく年くる年を何事もなく送れますようにと
お祈りをします。
【建築会社の選び方⑨[専門知識拝借〈20〉]
https://heiwadai.jp/koujiukeoikeiyaku/
というタイトルでお送りしました。
(前回のブログにリンクを張っておきましたので、読みたい方は青字のタイトルをタップしていただければ記事に飛びます)
今回は【建築会社の選び方⑨[専門知識拝借〈20〉]】についてお伝えしたいと思います。
まずは、前回のお浚(さら)いからお送りさせていただきます。
【4、これだけは知っておきたい、工事請負契約について】
●契約の前には疑問を残さないことが大切
工事請負契約には、買主の権利を保障するために、たくさんの法律が関わっています。
専門的で難しいと感じるのは当然です。そういう私も、契約書の内容は理解するどころか見るのも嫌なくらいです。(仕事ではそんなことは言ってられないので、もちろんしっかりと理解するまで目を通していますが…)
●工事請負契約書を交わす前に、ここだけは確認することをお奨めします。
工事請負契約を結ぶ際には、重要事項説明書で、次の事項をチェックしてください。不明な点があれば遠慮せずに質問し、漏らすことなくしっかりと説明を受けておいてください。
- ・工期や引き渡し時期に問題はないか。
- ・請負代金の支払い時期と金額(通常着手金、中間金、残金の3回で支払うのが一般的)
- ・引き渡しが遅れた場合の遅延損害金(違約金)の明記。
- ・天災などの不可抗力により生じた損害を誰が補填(ほてん)するのか。
- ・ローン特約(予定していた条件で融資が受けられなかった場合、契約を白紙に戻すー不動産契約に限る)について明記されているか。etc…
| 書類名 | 内容 | チェック |
| 工事請負契約書 | 契約金額、 支払い条件、工事予定日 | |
| 設計図 | 最低でも平面図、立面図、外部仕上表、内部仕上表は必須 | |
| 見積書 | 工事費内訳書、工事費内訳明細書 | |
| 工事請負契約約款 | 予測されるトラブルと対処方法が明記 | |
| 工事工程表 | 工事のスケジュール表 |
↑前回お浚いここまで ↓今回ここから
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【5.保証についてこれだけは知っておきたい】
◎[保証制度には任意と義務があります]
〇任意:完成保証制度
住宅の建設中に建設会社が倒産してしまっても完成まで保証してくれる(業者が保証機構などに登録し、対応できるようになっていることが必要です)
〇義務:住宅瑕疵担保責任保険
新築住宅の責任箇所(基本構造部分の不具合や雨漏りなど)は引き渡しのときには分かりにくく、実際住み始めてから売主に義務付けられたものです。建物引き渡しから10年間は、売主が倒産した場合でも保険金でカバーしてくれます。
これらの保険、保証制度の対応について、施工会社から説明を受けることをお奨めします。
【6.アフターサービスと各種メンテナンス】
◎[現場検査を大切に、アフターサービスは保証範囲を確認]
欠陥住宅にしないためには、建築中及び完成後に、設計図通りに建ててあるかどうか、しっかりと確認することが重要です。住宅性能表示制度の現場検査を利用すれば、工事中に第三者機関の現場検査があり、欠陥住宅を防ぐという意味でも有効です。
建物ができあがった時点で「完了検査」を受けます。完了検査とは、建物が完成したときに、その建物が建築基準法と関連規定に適合しているか否かを調べる検査です。
検査に合格すると「建築物及びその敷地が建築基準関連規定に適合している」ことを証明する「検査済み証」を交付することが建築基準法で定められています。これは、住宅を売買する際にも必要となります。
その後のトラブルについては、基本的にアフターサービスで対応します。アフターサービスは、「瑕疵の有無に関わらず、一定の不具合を無償で保証する」という、いわば売主が独自に設ける保証サービスです。
建物の基礎や構造躯体については10年間、それ以外は2~5年間の保証が付くことが多いようです。ただし、同じ修理でも、アフターサービスで保証されるかどうかについては、それぞれ建築会社によって異なることがありますので、必ず確認することをお奨めします。
建物の老朽化に対する修繕費のうち、高額になりがちな外装メンテナンス(外装材にもよりますが、10年後との塗り替えや修繕などで100~170万円程度。
メンテナンスフリーの外壁材を使えばある程度は軽減できますが、その分イニシャルコストは高額になります。)やキッチンや洗面化粧台などの老朽化に伴う入れ替え費用(グレードにもよりますが、キッチンだと150万円以上の経費が掛かることも)は、早くから少しずつ用意しておくことをお奨めします。
定期メンテナンスについても、業者からきちんと説明を受けておきましょう。一般的には次のような点検をして計画的にメンテナンスを行っておくことをお奨めします。(点検メンテナンスについていは次回(最終回)でお伝えさせて頂きます。







