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〈トラブル〉かえって高くつくことが多い、施主支給(防ぎたいトラブル⑧)
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
・今日をたのしむ
【北斗七星】
【マリモの日】
・季節をたのしむ
【ホタルイカ】
ー季節の工夫ー
【春掃除】
【窓掃除でピカピカに】
【〈トラブル〉かえって高くつくことが多い、施主支給(防ぎたいトラブル⑧)】
前回は 〈イメージとの違い〉設備機器は実物を見て触れてみて選ぶ(防ぎたいトラブル⑦)
https://heiwadai.jp/jitubutukakuninn/
という内容でお伝えさせていただきました。
今回は【〈トラブル〉かえって高くつくことが多い、施主支給(防ぎたいトラブル⑧)】をお伝えします。前回の記事をご覧になりたい方は青字のタイトルにリンクを張っておきましたので、タップしてお読みください。
それでは、よろしいでしょうか?
【一般的な設備支給の流れ】
↓
↓
↓商品を卸す ↓ ↑要望を受けメーカーに発注
リフォーム会社
↓ ↑
工事 | 施主 |
↓ | ![]() |
完成 |
【リフォーム会社に可能かどうかの相談を】
一般的なリフォームでは設備機器などの商品は、お施主さんが選んでリフォーム会社からメーカーなどに発注します。そしてリフォーム現場に届けられ設置される、という経過を辿ります。
ところが、お施主さん支給では、お施主さん自らがインターネットなどで商品を購入し、リフォーム会社にそれを支給します。そしてリフォーム会社が設置するという経過になります。
最後は同じですが、、発注段階をリフォーム会社が行うのか、施主が行うのかという大きな違いがあります。当然支払いも後者はお施主さんが直接販売者に対して行います。
ちなみに…
(私どもの会社では、責任の所在が極めて曖昧になるので施主支給は原則としてお断りしています)
施主支給の商品は、インターネットや店舗で購入することになるでしょうが、もっとも気をつけなければならないのは、購入する前に施主支給したい旨をリフォーム会社に伝えることです。
そうでないと工程が大きく狂ってしまいます。私どもだけでなく、会社によっては施主支給を認めない場合も少なくありません。
施主支給にはリフォーム会社が扱っていない、たとえば自然素材のレアものなどを扱えたり、安い価格で入手できたりという有利な点もあります。ところが照明器具程度ならさほど問題はありませんが、キッチンなど大型商品になると問題点おおありです。
まず、お施主さんがきちんと商品知識をもち、的確に質の良い商品を選ぶことができているか。また、納期を工程に合せることができるのか、保管場所に困ることはないのかといったことです。
納期を工程に合せるという段取りは、現場との連携がなされて始めてうまくいくものです。早過ぎでも、もちろん遅過ぎても現場はストップしてしまいます。
そして何よりもリフォーム会社を通さずに購入した場合に、会社がアフターメンテナンスの責任を持ってくれるかどうかを確認しなければなりません。おそらくリフォーム会社も、購入先でも責任は持ってはくれない場合が普通です。
アフターメンテナンスが必要ないから安く商品を販売できるのがインターネットや店舗の売り切りのカラクリでもあるからです。もし、対応してくれるようであれば施主支給も選択肢のひとつとしてありかもしれません。
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【お施主さんによる設備支給の流れ】
![]() |
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商品を送る | ↑↓ | ネットなどで注文 |
リフォーム会社 | 施主 | |
|
支給
←
|
|
↓ |
|
【起こりうる問題点】 ・商品知識不足による失敗 |
工事 |
|
・工事の納期に間に合わない ・工事までの保管場所がない |
↓ |
|
・アフターメンテナンスが無い場合も |
完成 |