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〈イメージとの差〉口頭より、写真、(防ぎたいトラブル⑦)
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
立春 初候 東風凍を解く(とうふうこおりをとく)
【風呂の日】
今日は、2(ふ)月6(ろ)日で「風呂の日」です。日本人が大好きなお風呂は、6世紀に仏教とともに伝来した沐浴(もくよく)や、古来の清めの儀式である「禊(みそぎ)」が由来といわれています。
身体の冷えるこの時季は、汚れを落とすだけでなく、お風呂で身体の芯からあたたまりたいものです。そのためには、37?39℃の「ちょっとぬるいな」と感じる程度のお湯に、のんびり15分ほど浸かる「微温浴(びおんよく)」がオススメです。リラックスする際に活発になる副交感神経を刺激することで血流が増え、体がポカポカに。さらに湯冷めもしにくく、安眠や疲労回復にも効果があります。
・今日をたのしむ
【海苔の日】
節分の恵方巻でも大活躍した海苔は、古(いにしえ)の時代も日本の食を支えていました。702(大宝2)年に施行された大宝律令では、租税のひとつとして記載されています。海からの贈り物である海苔に感謝し、大いに食べようと、大宝律令の施工日を新暦に換算した今日が、海苔の記念日となりました。海苔を無料で配布するイベントも開かれます。
【お燈まつり】
神倉(かみくら)神社(和歌山県)の例祭。家内安全を願う2千人の男性参加者あ松明を手に石段を駆け下ります。その様子はまるで火をまとう下り龍。千年以上続く、勇壮な火祭りです。
【さっぽろ雪まつり】
北の大地では冬の一大イベント、札幌雪まつりを開催中。世界各地から参加者が集う国際雪像コンクールを開き、200を超える雪像が並びます。
ー旬の日ー
【初午(はつうま)】
今日は初午の日です。
2月に入って初めての午の日、
お稲荷様のお祭りが行われます。
油揚げをお供えし、いなり寿司をいただきます。
〈イメージとの差〉口頭より、写真、(防ぎたいトラブル⑥)
前回は 工事の流れ、進捗状況の積極的な確認(防ぎたいトラブル⑤)
https://heiwadai.jp/toraburukaihi/
という内容でお伝えさせていただきました。
今回は工事の流れ、〈イメージとの差〉口頭より、写真、(防ぎたいトラブル⑦)をお伝えします。前回の記事をご覧になりたい方は青字のタイトルにリンクを張っておきましたので、タップしてお読みください。
それでは、よろしいでしょうか?
[イメージを共有する主な方法]
※イラスト
【スクラップブックを見せる】
①雑誌やカタログを見て、自分のイメージに近い写真を切り抜いて、スクラップしておくことをお奨めします。それを設計プランニング担当者に見せることで大変イメージが伝わりやすくなります。
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【その建築、リフォーム会社のテイストを知ることも大切なこと】
リフォームのトラブルで多いのが「できあがりのイメージと違う!」というものです。イメージの要望は、なかなか具体的に伝え難いものがあります。口頭で上手く伝えたつもりになっていたけれど、相手の頭の中には別のイメージがあったというパターンが多く、お互いのイメージが食い違ったまま、工事が成されることに成りがちです。
それを避けるために、どうしたらイメージを建築会社、リフォームのそれに正確に上手く伝えることができるのでしょうか。
一番よいのは写真やイラストなどを使う方法です。雑誌やカタログを見て、好みのテイストがあれば切り取ってスクラップブックをつくります。それを見てもらえばすぐに100%とはいいませんが、すぐに伝わるでしょう。
どころが、元々その会社が自分の好みと異なるテイストを持つ場合は、写真やイラストで伝えたとしても、かなり難しいと思います。依頼先を選ぶ段階で、望むテイストに合うかどうかの確認をしっかりする必要があります。
そのためにはその会社の施工事例をカタログやホームページなどでよく見ておくことです。
また、リフォーム事例見学会を利用して、施工事例を見ておくのも参考になるかもしれません。
その段階で自分のイメージと違っていたら、好みのテイストで仕上げてもらうことは期待できないかもしれないと思ってください。
そしてこちらが伝えたイメージがちゃんと伝わったかどうかも確認しなければなりません。設計図を見ただけではイメージはなかなか分からないため、できるならパースやCGで見せてもらいたいところです。
テイストは使用する内装材にもかなり影響を受けるので、使う予定の材料をショールームなどで見せてもらいます。カタログではなく実物を観ることよりいいことはありません。
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【施工事例を見る】
②リフォーム会社が手掛けた、自分のイメージに近い施工例を見せてもらって参考にします。
【パースを描いてもらう】
プランは設計図だけでなく、パースを見せてもらうと分かり易いものです。その場合、パースに掛かる費用は払ってでも描いてもらって確かなイメージを伝えたほうがいいと思います。最近はCGを使って提案してくれるケースもままあるようです。