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椅子の法則(椅子からベッドへ「閑話休題」
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
白露(はくろ) 初候 草露白し(くさのつゆしろし)
白露(はくろ)
今年2023年は一昨日から新たにはじまる二十四節気は「白露(はくろ)」となりました。
朝日に照らされてひかる露が草木に宿りはじめるころです。
空気中の水蒸気が冷えた草木に触れてしずくとなる露を、オレたちは秋の深まりを知らせる自然の便りとして愛(め)でてきました。
陽の光を受けてキラキラと輝く露を「玉(宝石)」に見立てたた和歌が多く詠まれています。気温が高くなると消えてしまうことから、「露の命」「露の世」など、、儚いもののたとえとしても用います。
露が降りやすいのは風と雲のない夜から朝早くにかけて。
早起きした朝は、露を観察しながら秋の訪れを感じてみるのもいいですね。
・今日をたのしむ
【草露白し(くさのつゆしろし)】
朝日に照らされて光る草木に降りた露を遠くから見ると、まさに「白く」見えることから名付けられた候名です。
【ハヤシの日】
秋の気配が強まってくると煮込み料理が恋しくなるもの。
今日は、薄切りにした牛肉とタマネギ、デミグラスソースなどを煮込んだ「ハヤシライス」の生みの親とされる早矢仕有的(はやしゆうてき)の誕生日です。
・季節をたのしむ
【巨峰・シャインマスカット】
「ブドウの王様」とも呼ばれる巨峰は甘味たっぷり、大粒で食べごたえバツグン。
皮ごと食べられるシャインマスカットは、噛んだ瞬間にはじける酸味とじわじわと広がる甘さのバランスが魅力です。
ブドウに含まれる糖分は体に吸収されやすく、素早くエネルギーとなるため、疲れたときに食べればシャキッと元気が回復します。
ー旬の魚介ー
【秋刀魚】
冷たい潮にのって、北から秋刀魚(さんま)がやってきました。
炭火に落ちる油がパチパチと音を立てて香ばしい煙をあげます。
ー今日のレシピー
【秋刀魚の塩焼き】
- ①バットにサンマを並べ粗塩(あらじお)をふります。15分ほどおいて灰汁(アク)を抜きます。
- ②氷水で洗い、キッチンペーパーで拭います。
- ③フライパンに入るサイズに二等分します。内臓を取り除く場合はさっと塩水で洗いましょう。
- ④飾り包丁を入れて塩を振ります。
- ⑤クッキングシートをしいたフライパンにサンマを並べ、中火で片面4、5分ずつ焼きます。レモンや大根おろしで召し上がれ。
椅子の法則(椅子からベッドへ「閑話休題」
前回は【手摺りや扉など開口部の高さを考える「立つ行為③」】をお伝えしました。(お読みになりたい方は前回タイトル(青字)にリンクを張っておきますので、タップしてお読み下さい。)
https://heiwadai.jp/tobiranosunnpou/
今回は番外【椅子の法則(椅子からベッドへ「閑話休題」】お伝えしたいと思います。
まずは前回の【手摺りや扉など開口部の高さを考える「立つ行為③」】のお浚いからお伝えします。
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【開口部や手すりの高さを考える】
出入りするための扉(開口部)は人間だけでなく、家具などの搬入・搬出が必要ですから、それらがスムーズに行える寸法を確保しなければなりません。
窓は、外の景色を眺めたり、光や新鮮な空気や風を採り入れるために重要な役割を担っています。窓の高さや、開閉のし易さ、ベランダの手摺り高さなどは身体尺をもとに、安全性も考慮しなければなりません。
↑お浚いここまで
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椅子は、「脚、座、背」の3つの要素で構成されています。興味深いのは、椅子の基本的な形態に、これらの3つの要素のスケールにおいて、ある法則性が認められるのです。
脚は座の高さを(A)、座の奥行きを(B)、背もたれの高さを(C)とすると、A+B+C=1200~1300mmという法則が見えてきます。
寝椅子の場合もこの法則が適用できる場合もありますが、よりリラックスできる大型の寝椅子は水平のベッドに近いスケールになるはずです。