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【押入れ】生かすコツは、布団だけのものじゃない!
今回も独断と偏見で、旧暦のお話から、入らせていただきます。
旧暦 季節 二十四節気 春分 末候 雷乃声を発す
雷乃声を発す(かみなりこえをはっす)
春の雷を、春雷といいます。ぴか、ぴかっと一、二度短く光るだけの、いわば旬の走りのような雷です。
昔は、雷の光が稲の実りをもたらす信じられていたことから、いなづま(稲の夫(つま))と呼ばれるようになったとか。
七十二候では春分の末候が、雷乃声を発す。春の到来を告げる雷が鳴りはじめるという意味で、およそ三月三十日から四月三日ごろまでの季節です。
実際の春雷は、3月から 5月頃に発生するんですね。
寒冷前線が通り過ぎる時に発生する界雷で、この雷雨はひょう(雹)
になることもあります。
春の到来を伝える雷ともいわれる。雷鳴に驚き冬眠していた地中の虫たちが目ざめるという理由で「虫出しの雷」という呼び名もあります。
【押入れ】生かすコツは、布団だけのものじゃない!
押入れは、昔から日本の住宅には欠かせないものでした。毎日、押入れから布団を出し入れしたものです。実は私の家では今もなお、続けています。
押入れって、どんどん少なくなってますよね。そういう私も押入れをクローゼット風に改造する仕事を日々、請負ってます。
まさに、洋室への変化とともに布団からベッドとなり、またクローゼットという新しい収納の形の陰に隠れがちです。ですが、まだまだ私たちの生活にも馴染(なじ)み深いんですよね。
そんな押入れ、今の女性たちは、どんな風に感じているのでしょうか。
ちなみに、押し入れのことを「押し込み」と、呼ぶこともあるそうです。
そんな風に呼び名がついたことが分かるような、お母さんたちの意見です。
まさに、洋室への変化とともに布団からベッドとなり、またクローゼットという新しい収納の形の陰に隠れがちですが、まだまだ私たちの生活にも馴染(なじ)みがありますよね。
そんな押入れ、今の女性たちは、どんな風に感じているのでしょうか。
ちなみに、押し入れのことを「押し込み」と、呼ぶこともあるそうです。
そんな風に呼び名がついたことがわかるような、お母さんたちの意見です。
【街の井戸端会議~失敗談 成功談⁈etc.】
押入れ、活用できてますか⁈
・天袋…何が入っているんだろう?自分でも覚えてない(笑)
・引っ越ししてから一度も開けていない。いちいち台に乗らないとならなくて使うのが大変。
・なので、秘密の扉くらい開けることがない。開けるのが怖いくらい(笑)
・それから、押入れは湿気がひどい。ダニも気になる。
・天袋は奥へ奥へと押し込んでしまい、一番奥に何が入っているかさえ、まったくわからない。
・押入れは、布団を入れる以外使いにくい。和室に布団を敷いて寝てないので押し入れに入れるものがあまりない。結局うまく活用できてない。
・特に嫁入りのときの来客用の布団セットが邪魔になっている。同じく座布団も眠っている。しかも意外にかさばっている。
・上へ上へと押し込み、下のものがどんどん取り出しにくくなっている。
・中に収納するものを想像してもらって、私たちの暮らし方に合った押し入れをつくってもらいたい。
・うちでは、割り切って押し入れをクローゼット風に使おうとしが、中段が邪魔でロングコートが入らない……(泣)
・ロングコートのことを考えておかないと失敗する。
・思い切って、和室自体をウォークインクローゼットやウォークスルークローゼットにしてしまう。
・結局、費用をかけて大工さんにつくりかえてもらわなければならなくなった。
・うちでもクローゼットとしても考えたが、押し入れの中のベニヤの感じが安っぽくて気になる。その上、モヘヤのセーターがベニヤに引っかかったときなど、お気に入りだったので、泣きそうになった。
布団以外は何入れる?
・うちは、押し入れをやめて、最初からクローゼットにすればよかったと思っている。
・押入れは、クローゼットとして使うとき、奥行きが深すぎるので、キャスター付きで引っ張り出すようにしないとうまく使えない。
・うちは押入れ用の衣装ケースを入れて使っているから便利だが、奥のものを取ろうとしてよく中段に頭をぶつけるのが難点。
・その対策として、中段の角が丸くなっていることもあるけど、ぶつけて痛いのは一諸(笑)
・そもそも、どう使うためにつくっているのか知りたい。ドラえもんみたいにベッドにしているって聞いたこともあるが…
・小さいころかくれんぼしたことがある。
・我が家も布団の数が減ってきているが、まったくないわけでもないので、モデルルームなどで見る吊り押し入れのサイズって使いやすくてちょうどいいかもしれないし、部屋が広く見えるし、見た目もおしゃれだし、下を床の間代わりに使えたりする。
押し入れの未来
・天袋がない家には、中段の上に枕棚があるけど、あれは置きにくいし、取りにくいと思う。ものを置くときは投げ入れてるし(笑)、取るときは中段に足を引っ掛けて取ってる。絶対ひとには見られたくない姿(笑)
・なんか、『こうゆうものだ』と決まっていて、そこ以来、何にも変わらず今になっている感じ。ライフスタイルは変わったし、これからも変わるだろうから、和室の押入れのスペースの有効活用について、もっと考えて次の世代に伝えるべきだと思う。
・私たちがそれをしないと、和室も押し入れもなくなってしまうような気がする。外国人からは、高く評価されている空間なのに、もったいないし、責任重大だなってことなのだと思う。
【解決策:処方箋】
現在では寝室のあり方が変わっているのですから、押し入れの機能も変わってもいいのだと思います。押入れといえば、和室とセットになっていたことで、和室を洋室に変えたのに押入れはそのままのスペースで使われていることが多いのではないでしょうか?
和室のない住まいで、押入れを活用しきるのは相当収納術に長けていなければなりません。布団の収納のための収納空間ですから、布団類がないならば、そのスペースは、奥行きが深すぎるといえます。
新たにつくり変えるのは手っ取り早い方法ですが、それなりに予算はかかってしまいます。予算のある人はどんなものを収納したいのか、周りに置く家具との関係や、活用したいスペースとしての考え方をまとめて、それを記録しておくことが必要です。
押し入れのスペースをそのまま活用するならば、奥行きを分割して前後ろで考えるのも一つの方法だと思います。夏と冬の2回だけ、前後を入れ替える。超簡単衣替え、ハンガーパイプを入れるなら、高さを手前より奥を少し高く互い違いにして収納量を倍にする工夫など、専門家などに相談するといろんな知恵が出てくると思います。
ただし、繰り返しますが、何を収納するのかを、あなた自身がちゃんと把握しておくことが必要なのは言うまでもありません。
考えるのが面倒になって、大幅に物を処分することになったとしたら、それは、それで結果オーライなことかもしれませんが…(笑)。
【押入れ チェックリスト】
- 1 布団の量を考えて、押し入れが必要なのかどうかを検討しておく。戸建㍇
- 2天袋が必要なのかどうかを検討しておく。戸建㍇
- 3押入れでなく、クローゼットや吊り押し入れもある。戸建㍇
- 4湿気がこもりやすいということもあらかじめ認識しその対策をしておく。戸建㍇
- 5奥行きに合わせた収納グッズを活用する。戸建㍇
- 6来客用布団は使用頻度に応じてレンタルも検討する。年に一度もないのなら思い切って用意しないことも必要なこと。戸建㍇