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【我が家を手に入れるための3つのポイントⅡ-②】[専門知識拝借〈6〉]
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
啓蟄(けいちつ)次候 桃始めて笑う(ももはじめてわらう)
サンドイッチの日
大人になった今でも、ピクニックが大好きなんです。やはり醍醐味は外で味わうお弁当ですね。
卵の黄色、トマトの赤、レタスの緑。おかずいらずで目にも鮮やかなサンドイッチは、以前15?20年前の、子どもが小さなころの、我が家の春ピクニックの定番でした。
3(サン)に1(イッチ)が挟まれている今日は、サンドイッチの日。その名前は、食事の時間さえ惜しむほどトランプが好きだった、イギリスのサンドイッチ伯爵から。
トランプをしながら食べられるよう、パンにローストビーフを挟んだ食事をつくらせたことが由来とされているそうですよ。
日本では明治時代に食べるようになったそうです。イギリスからやってきたサンドイッチだけど、日本で生まれたものもあります。
食べごたえ抜群のカツサンドもそのひとつ。昭和初期に花街の芸者衆の口元を汚さないよう考案されたそうですよ。
・今日をたのしむ
【日本発祥サンドイッチ】
季節のフルーツと生クリームを挟んだ「フルーツサンド」も日本発祥なんです。最近話題の「出し巻き卵サンド」もそうなんですね。
【新撰組の日】
1863(文久3)年の今日、壬生(京都府)に屯所を置いていた浪士隊に、会津藩から「会津藩御預(あいずはんおあづかり)とする連絡が入りました。これによって新撰組の前身である「壬生浪士組」が誕生したとされています。
ー旬の食べものー
さくら餅
薄い塩味が効いた桜の葉で包まれたさくら餅。
関東風と関西風、あなたのふるさとの味は、どちらでしょうか。
【今日のレシピ】
関東風さくらもち
- ① ボウルに白玉粉、砂糖を入れて水を少しだけ加えてこねます。
- ② 粉っぽさがなくなったら水を少しずつ加え泡だて器でといていきます。
- ③ ふるった薄力粉を少しずつ加え、静かに混ぜます。
- ④ お箸の先に食紅を少しつけてボウルに落とし桜色をつけます。
- ⑤ 中火で温めたフライパンを弱火にし、スプーンで大さじ3ほど
生地を流し楕円形にします。 - ⑥ 表面が乾いてきたら裏返して乾く程度でバットに移します。
- ⑦ 皮が冷めたら丸めたあんを包み、桜の葉で包んででき上り。
◇材料;10個
白玉粉‥‥20ℊ
薄力粉‥‥50ℊ
砂糖 ‥‥20ℊ
食紅 ‥‥ほんの少し
水 ‥‥120ml
あん ‥‥200ℊ
桜の葉の塩漬け‥‥10枚
【我が家を手に入れるための3つのポイントⅡ-②】[専門知識拝借〈6〉]
前回は【我が家を手に入れるための3つのポイントⅡ-①】[専門知識拝借〈5〉]
https://heiwadai.jp/totisagasi/
というタイトルでお送りしました。
(前回のブログにリンクを張っておきましたので、読みたい方は青字のタイトルをタップしていただければ記事に飛びます)
今回は【我が家を手に入れるための3つのポイントⅡ-②】[専門知識拝借〈6〉]についてお伝えしたいと思います。
まずは前回のお浚(さら)いから入らせていただきたいと思います。
【土地探しの注意点】
住落購入計画のなかで、最も慎重に進めなければならないのが土地探しです。なぜなら、まったく同じ土地はふたつとなく、同じ形の家を建てることはできても、家の快適性(利便性)、安全性(交通・防犯)、耐久性(耐候性)は、土地によって大きく左右されるからなのです。
1、家族にとってのよい土地とは?
【●土地に彫り出し物はないけれど‥‥】
住宅や時価が値上がりを続けていたバブル期までは、中古マンション⇒新築マンション⇒一戸建て、と住宅を買い替えることによって住まいをグレードアップしていくことができました。
ところが、住宅価格の値上がりが、必ずしも見込めない(都心近郊を除く)今は、希望価格で売却できない可能性が高く、簡単には引っ越すことができないと考えて慎重に選んだほうがよさそうです。
「土地に掘り出し物はない」とよく言われますが、あまり物件を見ないまま購入を急いだり、不動産会社に勧められるがままに決めてしまって、後で後悔するのだけは避けたいと思います。
予算の範囲内で、あらゆる希望が叶う土地を見つけるのは至難の業かもしれませんが、「自分たちにとって住みやすい」と納得できる土地を見つけるために、まずは家族全員で優先順位を話し合ってみることをお奨めします。
【●まずは希望するエリアを絞る】
年齢やライフスタイル、家族構成によっても優先順位は異なります。子どもが学区を離れたがらないとか、老親の世話のために近くに住みたいなどの理由がないのならエリアの選定には柔軟性をもたせることをお奨めします。
希望の地域の隣町迄対象の範囲を広げてみる、あるいは路線を変えてみるだけでも案外いい物件に出会えるかもしれません。地価公示価格はインターネットで、土地や住宅の平均的な価格は、不動産会社のHPや住宅情報で調べられます。まずは住んでみたかった街や興味のある街からチェックし、候補となるエリアをいくつか選んでみることをお奨めします。
(…ここまで)
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【●住みたい街を訪ね、情報集めから…!】
さて、候補となるエリアが決まったら、公共の交通機関を利用して、実際に街を見に行かれることをお奨めします。
街の風景(建物の高さや公園の緑など…)や住んでいる住民たちの様子(笑顔の人たちが多いか少ないかなど)、商店街や生活の利便性など、それこそ実際に足を運んでご自分の眼で観てこそ分かることが盛沢山なのです。
その街の不動産屋さんを何軒か回ってみると、おおよその物件価格や建物それぞれの相場も分かります。
できれば、地元に密着した昔ながらの不動産会社で話を聞いてみるのがお奨めです。不動産会社を何件か回るうちに、まだ広告には載せていないような優良物件を紹介してもらえたり、その時はいい物件が見つからなくても、優良物件が出た場合に、早目に教えてもらえるかもしれません。
できるだけ多くの物件を実際に見に行くことで、(可能であれば20件くらい)素人なりに不動産を見る目がいつの間にか養われたりします。ただし、不動産会社は、たとえ地域密着の昔ながらだったとしても、手数料商売なので、少しでも早く、少しでも高額で決めたいものです。
どうしても良いところばかりをアピールし、急がないとなくなるとか言ってプレッシャーを掛けてきたりします。大きな買い物なのですから、即決して後悔することのないように、十分に比較検討してください。
畑や山林などを切り開き、住宅地が造成されるような場合は、早い時期に近隣の人々に対して説明会があります。そういったケースでは、不動産会社と売主さんの次に、その近隣に住む人々がその情報を知っているのです。
憧れの街に暮らしている人の話を聞くといいといわれるのはこのような理由もあるからなのです。
【こんな、土地を買ってからの失敗談もあります】
- 古屋付きの土地を購入したが、解体した後、新たに地盤調査・改良が必要になり、予定外の費用が発生した。
- 隣地との境界がはっきりせず、隣人立会いのもとで境界線を確定する必要があり、思わぬ費用が発生した。
- コンビニが近くて便利だと思って購入したが、住んでみたら意外に話し声や明かりが気になる。
- 子どもが急増して学区の区切りが変わり、予定していた小学校に入ることができなかった。
- 日当たりが良くて解放感もある角地を選んだが、予想以上に外構費が嵩(かさ)んでしまった。
- 隣家の屋根が境界線を越えていたため、隣の人にお願いして直してもらった。
- 昼間しか見に行かなかったが、夜間、想像以上の交通量があってうるさい。
- 接道部に水路を渡る橋が申請されていなかったため、予定外の申請料が掛かってしまった。
長い付き合いになる近隣とのトラブル回避のためには、土地の境界線と、越境物があるか、ないかなどの確認が重要です。謄本上の公募面積と実測面積が異なる場合があるので、杭の位置などもしっかりと記された実測図で確認し、隣家との境界を承認する実印があると安心なので、不動産会社に確認しておく。
塀や屋根、樹木の枝などの越境物がある場合は、越境物を除去、または建て替え時に撤去してもらう誓約書や覚書を交わしておくことをお奨めします。