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【我が家を手に入れるための3つのポイントⅠ-②】[専門知識拝借〈4〉] 

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今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。

小寒 末候 雉始めて?く(きじはじめてなく)

雪見

北国はとうに雪に覆われていますが、「雪が降る」こと自体が大きなニュースになる地域もあります。

雪が少ない土地に住む人々にとって、雪は季節に彩りを添える空からの贈り物。

いにしえの昔から、真っ白に染まった世界を愛(め)で、風情をたのしむ「雪見」を行ってきました。

「雪見酒」「雪見障子(しょうじ)」「雪見灯籠(とうろう)」など、幸をたのしむための趣向は今も受け継がれています。

東京も雪は少ない地方の部類でしょうけど、確かに子どものころから雪が降ると、雪合戦をしたり、雪だるまを作ったりして少しでもあるうちに楽しんだりしましたよね。

・今日をたのしむ
【南岸(なんがん)低気圧】

太平洋側の地域に雪が降るかどうか、その鍵を握るのが南岸低気圧です。冬から春にかけて発生し、名前の通り、日本の本州南岸近くを通過します。

その多くは雨を伴いますが、気温が6℃を下回ると雪となる可能性も。進路や発達具合も影響するため、雨が降るのか雪が降るのかが予測しづらい、気象予報士泣かせの低気圧です。

【雪見鍋】

体の芯からポカポカとあたたまる冬の定番、鍋料理。目にも美味しい乙な一品となるのが、「雪見鍋」です。

つくり方はいたって簡単。醤油味や味噌味ベースでお好みの具材を煮込んだら、雪に見立てた大根おろしをふんだんに入れるだけ。

同じく雪に見立てた「みぞれ鍋」よりも、大根おろしが多い、というのが通説です。大根に含まれるビタミンCや、胃腸の働きを助けるジアスターゼは、大根おろしにすることで効率よく摂取できます。

ー旬のことばー
【雪おろし】

ドサッ、ドサッ‥‥
窓の外から聞こえてくる大きな音。
冬の風物詩、雪おろしです。
東京では滅多にお目に掛かりませんが、
東北や北海道など地方では、
シャベルで雪をかき分けて、家から出るのもひと苦労。
除雪中は怪我のないように気をつけてくださいね。

 

【我が家を手に入れるための3つのポイントⅠ-②】[専門知識拝借〈4〉] 

 

前回は【我が家を手に入れるための3つのポイント】[専門知識拝借〈3〉]

https://heiwadai.jp/risounowagaya/ 

というタイトルでお送りしました。

(前回のブログにリンクを張っておきましたので、読みたい方は青字のタイトルをタップしていただければ記事に飛びます)

今回は【我が家を手に入れるための3つのポイントⅡ】[専門知識拝借〈4〉] についてお伝えしたいと思います。

【Ⅱ住宅ローンを上手く借りるコツ】

月々の返済額は今までの家賃以内におさめることをお奨めします。

基本的には、今借りている住宅の家賃以内でローン返済計画が組めるのであれば、家賃分をローン返済に充てるだけで家が手に入るといえます。

今は土地建物を含めた住宅資金の全額を住宅ローンで貸してくれるところも増えましたが、貯蓄の習慣のない人が、高額のローンを組むのは不安も残ります。

ただ、現在のような低金利で貯蓄を増やすのは至難の業だといえます。次に上げるプランを参考に検討してみることをお奨めします。

若い時期に長期の固定金利ローンを組むことによって、月々の返済額を抑える

ある程度余裕ができて繰り上げ返済ができれば、長期ローンでも総返済額はそれほど膨らみません。ただし、年間のローン返済額だけでなく固定資産税や都市計画税、また家の維持管理費(修繕のための積み立てなども含む)を合せた額よりも、家賃+共益費などの額が高いというのが条件となります。

現在の年間の家賃+共益費などの負担金+年間の駐車場代金など>年間のローン返済額+固定資産税や都市計画税+維持管理費など

月々の返済は無理のない範囲におさめ、貯蓄を増やして繰り上げ返済をめざす。

これからローンを組む場合は、ボーナス返済を当てにしていると返済計画が狂うこともあるので注意が必要となります。また、共働きを続けるつもりでローン返済金額を高めに設定してしまうと、どちらかが仕事を辞めることになった場合、ローン負担が大幅に大きくなってしまう可能性があります。

共働きの場合でも、月々の返済額は無理のない範囲に納め、貯蓄を増やして繰り上げ返済することをお奨めします。

元金均等返済で、返済総額を減らす

ローン返済には元利均等返済と元金均等返済の2種類があります。元利均等返済は、金利が変わらなければ毎回の返済金額は変わりませんが、当初の返済額の大部分は利息の返済に充てられるため、元金が減らないというデメリットがあります。

繰り上げ返済する場合にも利息分ではなく元金部分の返済にあてれば、その元金分の利息の返済が無くなり、総返済額が減ることになります。

借入金額が少ない場合は、当初の金利が安い変動金利を利用をお奨めします

ローンを組む年齢が高い人ほど、借入金額が少なく、返済期間も短いというのが一般的です。この場合は、当初の金利が安い変動金利型がお奨めです。

最近では75歳でローン返済完了というプランを組む方も多くなってきましたが、返済期間を長めに設定しておいても、退職金から一部繰り上げ返済して、ローンを完済するケースが多いようです。

定期的にローンを見直し、場合によっては借り換える

住宅ローンは定期的に見直し、繰り上げ返済したり、場合によってはローンを借り換えることで総額返済を減らしていくことをお奨めします。

自営業者はローンを借りるための審査も厳しく時間もかかり、審査が通らないケースも少なくありません。所得の少なかった年の翌年にローンを申し込むと、希望融資額が融資してもらえないこともあるので注意が必要です。金利の仕組みが良く分からない場合は、遠慮なく金融機関の担当者に質問、相談をして、納得がいくまで説明を受けることをお奨めします。

●長期固定金利で安心のフラット35などの検討をお奨めします。

フラット35は、民間の金融機関と、独立行政法人住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)が提供する長期固定金利の住宅ローンです。最長35年間、固定金利なので借りるときに返済金額と利息額が決定します。

これ以上の低金利になる可能性が少ない現在、後々金利が上がって返済額が増える心配がない言う意味で、たいへん安心できます。しかも借入に際して保証料はゼロで、保証人の必要もなく、途中で繰り上げ返済する場合の手数料も不要という利点もあります。

マイホームは取得することが目的ではなく、その後も住み続け、生活のベースとなる場所なのです。フラット35に限らず、ライフプランを見通して、最適なローンを選びたいものです。
※詳しくは、住宅金融支援機構ホームページをご覧ください。

【アドバイス】

住宅は一般的に人生の中で、最も高い買い物だといえます。そのため、万が一のことを考えた、低金利時代特有のリスク管理行うことも重要です。

  • ①借入額をできるだけ多くし、自己資金は万が一のために残しておく
  • ②繰り上げ返済をせず、将来の不測の事態のために残しておく
  • ③金利の安いときは住宅ローンを固定の長期間で組む
  • ④フラット35Sエコなどを利用し、金利優遇だけでなく、様々な特典を受ける。

by株式会社 大東建設 阿部正昭

 

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