BLOG
ブログ
【ベッドルーム①】快適なベッドルームのつくり方
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
秋分 次侯 蟄虫戸を坏す(すごもりのむしとをとざす)
クルミ
秋は多くの木の実が実りのときを迎えます。和洋菓子の材料としてお馴染みのクルミも同様で、日本有数の産地である長野県東御(とうみ)市では、収穫したクルミを天日干しする光景が風物詩となっています。
クルミは、日本人がもっとも古くから食べてきたとされるナッツです。そのため、各地でクルミを用いた料理が受け継がれています。
クルミ餅やクルミゆべし、青菜や山菜のクルミ和(あ)え、クルミ味噌を塗った五平餅…。どれも滋味豊かな郷土の宝です。
岩手県の沿岸部では、得もいわれぬほどの美味しさを「くるみあじ(胡桃味)がする」と表現するのだとか。
先人の「美味しいなぁ」というしみじみとした実感が込められた、素敵な方言ですよね。
【ベッドルーム①】快適なベッドルームのつくり方
人の一生で1/3近くか、場合によってはそれ以上を過ごすベッドルームは、リラックスできることが最も重要であり、大前提です。音対策を中心にアメニティースペース(快適な空間)にしたいところです。
【快適なベッドルームづくりのポイント】
- ベッドの位置を決めてから、窓や照明、エアコンの位置を決めるようにします。
- ベッドの大きさも考慮して、あらかじめ必要なスペースを割り出しておきます。最低でも6帖程度は確保したいところです。
- トイレやサニタリー(洗面脱衣室)、浴室を近くに配置することでプライベート空間が一部分的にまとまり、生活しやすくなります。
- 苦情・トラブルの原因となる音対策は最重要。特に水廻(みずまわ)りと近い場合はトイレの音などが筒抜けにならないようにしなければなりません。
- ベッドルームの一角にカウンターなどを設けると、趣味や仕事、家事に使える多機能な場所となります。
- 高齢者のベッドルームの場合は原則として1階に設けるようにします。また、トイレとつなげるなどして介護に備えます。
【快適ベッドルームのアドバイス】
ベッドルームは、なんといっても、静かでゆっくり眠れるのが第一条件です。それにはまず、「音対策」が最優先で必要です。
入浴中のシャワー音やサニタリーからのドライヤーの音、トイレの音が気にならないように、水廻(まわ)りとベッドルームの配置は特にきをつけなければなりません。
また、ベッドの大きさを考えた空間の計画も音対策以上に重要なことは取り立てて、いうまでもありません。
①ちょっとしたカウンターを設ければ、就寝前のリラックスタイムを楽しむこともできる。
②ゆっくり落ちついて眠るには、他の部屋と繋がらない独立した場所がベストです。ただし、高齢者の介護や将来的には、トイレなど水廻りには繋がっていないと不便極まりない寝室となってしまいます。
③ベッドの廻(まわ)りには、ベッドメイクするためのスペースが必要。できれば50cm程度はほしいところです。