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【快適な浴室づくりのポイント[浴室0]】 

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今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。

雨水(うすい)初候 土脈潤い起こる(どみゃくうるおいおこる)

おでんの日

2が並ぶ今日は「ふーふーふー」と息を吹きかけアツアツをいただく、おでんの日。

「おでん」という響きだけで心がほこほこになりますが、この名は豊作を願う歌舞である「田楽(でんがく)」に由来します。

室町時代、焼き豆腐に味噌を塗った料理が、白袴に上衣(じょうい)を着る田楽の衣装に見立てられ、「お田楽」の名になったそうです。

やがて「楽」が取れ、「お田」自体もお出汁で煮る、具材が変わるといったうつろいを経て、現在のものになりました。

焼き豆腐に味噌の「お田楽」は、いわゆる「田楽豆腐」。田楽豆腐とおでんが親戚だったことに、日本食の奥深さと歴史を感じますよね。

・今日をたのしむ
【ご当地おでん】

鶏ガラ、牛スジでとったスープと濃口醤油で具材を煮込み、青海苔や魚粉をかけていただく「静岡おでん」。

八丁味噌が香る名古屋の「味噌おでん」。

とろろ昆布をたっぷりかけていただく「富山おでん」など、その土地その土地に根ざした「ご当地おでん」があるのも、おでんの魅力。

ちなみに小麦粉でできた「ちくわぶ」は、東海以西ではお目にかからないおでん種だそうです。

【猫の日】

2月22日を猫の鳴き声「ニャン・ニャン・ニャン」と読んで、猫の日。

【二歳まいり】

旧暦2月22日は聖徳太子の忌日(きにち)。

それにちなみ四天王寺(大阪府)では、聖徳太子の道徳を偲ぶ(しの)二歳まいりを行います。

二歳の頃の太子をあらわした「南無仏太子二歳像」にお参りし、豊かな知恵を授けてもらいます。

【快適な浴室づくりのポイント[浴室0]】 

今回から『浴室』編をお伝えさせていただきます。浴室は身体を清潔にする癒しの空間であり、自分好みの演出が愉しめます。同時に家の中での事故も多く、老後も考えた安全対策が必要となります。

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【快適な浴室づくりのポイント】

・窓や出窓を設ける以外にも大きな鏡を設(しつら)えたり、埋め込み式にして浴槽の縁を下げたりすることで、広さが演出できる。

・和式の浴槽は、どっぷりつかって温まれる。シェル型の浴槽は、高齢者にとって出入りが楽になるため安全面で有効となります。

・部屋と脱衣室、浴室の温度差を少なくすることで、冬場に多発するヒートショックが原因といわれる溺死事故予防となります。

・浴室での転倒事故対策は、滑りにくい床材を選び、躓(つまず)き・ふらつきを防ぐ手摺りを装備することをお奨めします。

・最近は魔法瓶(まほうびん)と同じ仕組みの浴槽も登場しています。長時間の保温ができるため、入浴時間がばらばらな現代の家族には大変都合よく便利なアイテムといえます。

【アドバイス】

浴室の安全性を考える場合、その中の仕様だけに限らず、前室(前工程)となる脱衣室との温度差があまりでないよう、間取り全体から考えるのも大切なことです。また浴室は、くつろぎの場としての注目度も高く、採光の取り方や設備面などにもさまざまなアイデアが提案されています。

 

①これまでの単調な空間になりがちだった浴室だが、設計次第では癒し空間としても十分に使えます。採光と通風を十分にとることで実際のサイズ以上に広く感じを得ることが可能となります。

②浴槽のタイプは和式、様式、和洋折衷の他、シェル型などもあり、多様です。

③浴室事故の大半は溺死と転倒です。対症療法的方法や構造・工法でリスクを下げるようにします。

快適で安全な浴室

by株式会社 大東建設 阿部正昭

 

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