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浴室の窓と丁番の使い方 に拘(こだわ)る[細部をとことん極める⑨]
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
大寒 初候 款冬華さく(ふきのとうはなさく)
寒緋桜(かんひざくら)
大寒(だいかん)のまっただ中、南国沖縄からは、なんと桜の便りがチラホラです。
「ヒガンザクラ』とも呼ばれる「カンヒザクラ(寒緋桜)」がほころび、日本でいちばん早い桜祭りを開きます。
ソメイヨシノよりも濃く、くっきりとした色合いの花びらをもつカンヒザクラは、台湾が原産です。
台湾では、暑すぎるせいか、寒暖差が少ないせいか、ソメイヨシノは、あまり根付かないようです。沖縄でも真っ先に咲くのは寒緋桜です。
沖縄諸島や鹿児島県に分布しています。ソメイヨシノは、年間を通して温暖な土地では開花しないため、沖縄で「桜」といえばカンヒザクラなのだとか。
一方、日本各地で花開くソメイヨシノの芽は、まだまだキュッと閉じたまま。花盛りに備えて休眠中です。
・今日をたのしむ
【沖縄の桜まつり】
「ひとあし、お咲きに。」をキャッチフレーズに、毎年1月中旬~2月にかけて行う、「もとぶ八重岳桜(やえだけさくら)まつり」、1月下旬の「名護桜祭り」「今帰仁(なきしん)グスク桜まつり」などがあります。
・季節をたのしむ
【タンカン】
沖縄県や鹿児島県で栽培している柑橘(かんきつ)・タンカンは糖度が高く、果汁もたっぷり。皮がやわらかく、ズッシリ重いものが美味。
浴室の窓と丁番の使い方 に拘(こだわ)る[細部をとことん極める⑨]
前回は【引手の形 大きさ 高さ に拘(こだわ)る[細部をとことん極める⑧]】
https://heiwadai.jp/tateguhikite/というタイトルの内容でお伝えしました。青字のタイトルをタップすると記事に飛びますのでよかったらお読みください。
今回はシリーズ【引手の形 大きさ 高さ に拘(こだわ)る[細部をとことん極める⑧]】をお伝えしたいと思います。(前回のタイトルにリンクが張ってあります。記事に飛びますので、よかったら青字をタップしてみて下さい。
【丁番を隠したい(見せたくない)場合は隠し丁番を】
インセットは扉が枠の内側に納まるタイプのものです。逆にアウトセットとは枠の外側に扉を取り付けるものでクロゼットなどの収納扉に多く使われています。
【一般的な丁番だと軸部分が見えてしまいます】
インセット
「隠し丁番」
ドアの表裏に丁番が見えてこないのが特徴です。
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【丁番の使い方に拘(こだわ)る】
開き戸や収納扉にはさまざまな丁番が使われます。インセットの扉の場合、旗丁番(ハタチョウバン)やギボシ丁番が、よく使用されますが、丁番の軸部分が枠と扉の間に見えてしまいます。
丁番の軸部分見せたくない場合には、隠し丁番を使用します。収納扉などのアウトセットの場合、スライド丁番を使われることが多いのですが、長い期間使われているうちにネジ調整部分がずれてくる欠点があります。
特に大きめのクロゼット扉は重量があるので、建て入れがずれるための枠を設けてインセットすることも考えられます。
【浴室のコーナー窓に拘(こだわ)る】
浴室では、できれば浴槽に浸(つ)かりながら外の景色や緑を愉しめる開放的な窓を設置したいものです。浴室の窓には、入浴に必要な採光や換気といった機能も含まれます。
浴室は、プライベートな空間として心身ともにリラックスしリフレッシュできることができる、日常の空間でもあります。当然ながら裸になる場所であるので、プライバシーに配慮しなければなりません。
その他、配置や植栽計画、そしてブラインドなどを設置するなど、外部からの視線を遮(さえぎ)る細心の検討が必要となります。
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【コーナー窓などで開放的なバスタイムでリフレッシュ】
①狭い浴槽でも緑を愉しむために、プランターなどを置いてガーデニングを愉しむと生活の一服の清涼剤となることでしょう。
②浴室コーナー窓から見える緑。洗面脱衣室は浴室とガラスで仕切られ、浴室同様に明るく開放的な空間へと繋がります。