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[リフォームの保証・保険]]保証があるかないかは会社によって(資金計画⑫)
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
処暑(しょしょ)初候 綿柎開く(わたのはなしべひらく)
山じまい
富士山の山じまいは、幾度も噴火を繰り返してきた霊峰らしく火祭りによって告げられます。
日本三大奇祭にも数えられる「吉田の火祭り」です。80本ほど立ち並ぶ高さ3m・太さ90㎝にも及ぶ大松明(おおたいまつ)に次々と火をともし、夜の山梨県富士吉田市を照らし出します。
かつてはこのお祭りをもって富士山は閉山し、立ち入りを禁じました。
松明の起源は、富士山の神さまであるコノハナサクヤヒメが炎のなかで出産した神話にあるのだとか。
燃えさかる松明の火に富士山が噴火しないように願うとともに、富士山の恵みや富士山の無事感謝します。
・今日をたのしむ
【吉田の火祭り】
毎年8月26?27日に行う北口本宮富士浅間神社(きたぐちほんぐうふじせんげん)(山梨県)と境内社・諏訪神社の祭礼。
富士山が噴火しないように願うため「鎮火祭」とも。大松明の燃え残りである炭は火災除けの縁起物として大切にされます。
【富士山閉山】
かつては吉田の火祭りによって山じまいとなっていた富士山ですが、現在は9月10日が閉山日。今年の富士登山シーズンもあとわずか。
【レインボーブリッジ開通記念日】
東京都港区芝浦地区と台場地区を結ぶ吊り橋、レインボーブリッジが開通したのは1993(平成5)年の今日。
海面からの高さは約52m、吊り橋部分の長さは798mに及びます。
「レインボーブリッジ(=虹の橋)」という名前は、一般公募で決定しました。実は遊歩道があり、歩いて渡ることもできます。
[リフォームの保証・保険]保証があるかないかは会社によって(資金計画⑫)
前回は[活用したい優遇制度]あなたの地域の優遇制度の活用(資金計画⑪)
https://heiwadai.jp/tiikiyuuguuseido/
という内容でお伝えさせていただきました。
今回は[リフォームの保証・保険]保証があるかないかは会社によって(資金計画⑫)をお伝えさせていただきます。前回の記事をご覧になりたい方は青字のタイトルにリンクを張っておきましたので、タップしてお読みください。
それでは、よろしいでしょうか?
【保証を確実なものとするための瑕疵(かし)保険】
リフォーム工事完了後に何か不具合が見つかったときはどうなるのでしょうか。
その心配を払拭してくれるのが「保証書」の存在です。これは、保証期間を決めて、その期間内であれば不具合を無償で直してくれるというもので、家電などの保証と同じようなものです。(保証書の有る無し、瑕疵の内容によって、保証期間の長短に拘わらず、良心的な業者であれば、無償で修理をしてくれる場合もあります。)
リフォームの場合は、部分ごとに保証期間を決めていることが多いのですが、長い場合は、構造上主要な部分や雨漏り防止部分について10年間保証するという会社もあります。建具や内装などは1~2年が一般的です。
【例えば…
ドアなどの建具が開きにくい。】
【例えば…
天井などから雨漏りする】
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すべての会社が保証の有無や期間については、事前に確認しておきましょう。保証を確実なものにするのが、「リフォーム瑕疵(かし)保険」なのです。瑕疵とは欠陥のことで、リフォーム会社が特定の保険会社に保険料を支払うことで、欠陥が見つかったときに保険金が、保証されるというものです。
万一そのリフォーム会社が倒産しても、その際には保険金がお施主さんに直接支払われます。
リフォーム瑕疵保険の対象部分は、リフォーム工事を行ったすべての部分になります。保険期間は、構造上主要な部分が5年間、その他は1年間です。保険に加入できるのは、保険法人への登録会社に限られ、保険の申し込みは工事ごとに行います。
この制度を利用したい場合は、登録会社を探し、保険の申し込みを依頼しましょう。登録会社は「住宅瑕疵担保責任保険協会」のホームページで検索が可能です。ただし保証制度が無くても、不具合に誠実に対応してくれるリフォーム会社もあります。
あらかじめ、どのような対応になるのかを確認しておくことをお奨めします。
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【リフォーム瑕疵保険の仕組み】
① | [住宅専門の保険会社 → 消費者(施主)] | 事業者倒産時に保険金を支払う |
② | [住宅専門の保険会社→登録事業者(リフォーム会社)] | 加入手続き・保険料の納付 |
③ | [住宅専門の保険会社→該当住宅物件] | 建築士による検査 |
④ | 「住宅専門の保険会社→登録事業者] | 瑕疵が見つかれば保険金を支払う |