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部屋が片づいたら次には是非笑いましょう。

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今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。

処暑 初侯 綿柎開く(わたのはなしべひらく)

鳳仙花の花言葉(ほうせんか)

赤い鳳仙花(ほうせんか)は夏の終りから秋の初めにかけて咲きます。

花びらをよく揉んで、爪を赤く染める子どもの遊びは昔ながらのものです。

鳳仙花の花言葉は私にふれないで。

ふれると実が弾けて種を飛ばす性質からとも、ギリシャ神話で疑いをかけられた女神がこの花に生まれ変わったという秘話が由来ともいわれています。

ところで今日、八月二十七日は、日本で初めて原子力の臨界実験を成功させた日です。

敗戦から十二年後の夏のことでした。ふれて弾けるのは花の実だけで十分。いつまでもこどもたちが野の花で遊べるようにしてほしいものです。

26部屋が片づいたら次には是非笑いましょう。
笑いはお金のかからない健康と美容の特効薬です

部屋が片づいたら・・・
常日頃、日々の暮らしから、「部屋が片づかない!」というストレスを解消し、すっきり片づく暮らしを提案したいと思っています。

部屋がすっきりしたら、暮らしの質を見直すゆとりが生まれます。

今回は、お部屋が片づいて、「さぁ暮らしを楽しもう!」というあなたのために、お金のかからない健康法である『笑い』を特集します。

『笑う』ことで体に大量の酸素を取り込めるので健康促進に良い、というのは定説ですね。 でも実は健康だけでなく美容にも良いんです。 笑うことで頬や口角が上に引っ張られますから、それだけでも筋肉の運動になり、たるみに効きます。

無表情な暮らしを続けていると筋肉が動かないので頬がたるみます。頬がたるむと重力により皮膚が下に引っ張られるので毛穴がどんどん目立ってしまうんですね。

なので、どんどん笑いましょう♪ 夜、布団に入った時、その日にあった楽しかったことを思い出して、ニッコリしてから寝るようにするだけで若々しさが保てますよ^^ 1日何もなかった~、って人は意識してニッコリ。

習慣にすることで気の持ち方や考え方も変わり、小さな幸せにも気付きやすくなれます。毎日ほんのちょっぴりずつでも、笑顔でいる時間を増やすことで心も自然と明るくなっていきます。

いくら外見を繕っても、内面が疲れてしなびていたらちっとも魅力的には見えません。笑顔は『若さ』と『美しさ』と『健康』の源なのです♪

さて、それでも笑うきっかけがつくれない人に裏ワザです。それは・・・「くすぐってもらう」。
脇をくすぐってもらうと、100人中100人が笑います。脇を触られると、全身の筋肉が緊張します。脇には、内臓を守る筋肉がないため、脇を触られると心拍数が急上昇→緊張緩和のために防衛本能で笑ってしまう、というメカニズムだそうです。

「無理やり笑っても効果がないんじゃないの?」なんて思いますが、くすぐり笑いの酸素摂取量は、ウォーキングとほぼ同じ酸素摂取量になるそうです。
ちなみに、私はくすぐられるのは大嫌いです。苦しいですからね。
間違っても、「健康にいいからくすぐってあげる」という善意の押し売りはやめてくださいね。

【『笑い』は人間だけに与えられた神さまの贈り物】

笑いは、顔にある十五の筋肉の共同作用で、呼吸様式を変えることによって起こる表情です。

一口に笑いと言っても、人間の笑いは、相手に対し優越感を持つ笑い、自分の失敗を恥じる笑い、人間関係を円滑にする笑い、そして怒りとか悲しみなどを抑える笑いなど、実に多彩です。こうした複雑多岐にわたる笑いは、動物たちには期待できません。

ヒトの赤ちゃんが、生まれたばかりで微笑むように、人間、誰もが笑いのプログラムが組み込まれて生まれてきます。

泣くことは出生の瞬間から始まりますが、笑いは、生後五~九週目頃から微笑というカタチで現れます。笑いと発声は、赤ちゃんの喉の形態が整い、呼吸様式が機能し始める約四ヵ月目頃からあらわれます。赤ちゃんは笑うことによって、難しい発声技術を会得しようとしているのです。

このように人間の笑いは、生まれながらにプログラミングされた遺伝的なものであると同時に、親が「たかい、たかい」や「いない、いない、バー」などの刺激を与えたり、笑わせようとすることに心が反応し、自分の意志で声を立てて笑うようになります。

こうした笑いは、外因的微笑と呼ばれます。この外因的微笑こそが、将来の人格形成に影響する高い知性の「心のプログラムづくり」に大切な役割を果たしているのです。

いつもニコニコして育ってきた赤ちゃんと、そうでない赤ちゃんとでは、将来、心から「笑うという能力」と「笑いの質」に大きな差がつくと思われます。
私たちが、人々の立場を思いやり、周りの人々と楽しくコミュニケートしていくには笑いは欠かせません。あざ笑いやせせら笑いからは、コミュニケーションは生まれません。

ユーモアをよく理解する母親の唾液と母乳には、免疫活性濃度が比較的高いある種の免疫物質が含まれ、母親はもちろんのこと、赤ちゃんの上気道炎の発症頻度が低いとの報告もあります。

【病気にうち勝つ特効薬は「楽しい笑い」】

日本医科大学リウマチ科の吉野槇一教授によると、家族との死別や経済的損失、ひどい屈辱や人間関係の悪化、それに入学や期末試験などの過度のストレスが、リウマチ発病の引き金となったり、症状の悪化を招いたりすることがあるそうです。

反対に、気分が明るく、笑うような楽しいことが続くと、症状が改善することがたびたびあるとか。そこで吉野先生は、テレビ番組「笑点」でお馴染みの落語家・林家木久蔵師匠を招いて、笑いが、慢性関節リウマチの症状改善にどんな力を発揮するか、二十六人の患者さんと健康な三十一人の方に落語を関いてもらいました。
具体的には、笑いで精神・神経系や内分泌系、免疫系がどのように変わるか…、実験の前後に血液を採取して、炎症を悪化させる物質・インターロイキン6やストレスホルモンのコルチゾールなどの値が、笑いの前と後では、どう変化するかなどが調査されました。

実験の結果、炎症を悪化させる物質・インターロイキン6やストレスホルモンのコルチゾールなどが、笑いの後で減少しました。一方、健康な女性群の変化も気になるところですが、こちらもストレスホルモンが低下したそうです。

と同時に、患者さん、健康な人の区別なく「NK(ナチュラル・キラー)細胞」の活性が低下していると、正常値にもどるという実験結果がでました(NK細胞とは、からだの免疫をになうリンパ球のひとつで、感染症を引き起こすウイルスやガン細胞を退治する力を持つ、頼もしい細胞です)。

この細胞の活性が強くて、頑張っているかぎり、ガン化しそうな細胞が体内で生まれても、その増殖を抑える働きをします。

わずか一時間の、木久蔵師匠による「笑い」で得られた実験結果は、学界で大きな反響を呼ぶとともに、国際的に高い評価を受けている医学雑誌にも寄稿・掲載されました。

吉野先生は、笑いの効用について「知識、理解力、豊かな感情などが要求される楽しい笑いは、乱れている神経―内分泌-免疫の3系のネットワークのバランスを正すことが示唆された」と述べています。

そして、「笑っている最中は、ちょうどコンピュータのリセットボタンのように、楽しい笑いによって、一時的に思考が無(ゼロ)になり、3つの系のネットワークに与えられている過度のストレス刺激が軽減するためではないだろうか」と分析しています。

アメリカでも『笑い』の研究がすすんでいます。アメリカ人の笑いやユーモア好きは有名ですが、大統領になると、膨大な書類を素早く処理するための速読術、それに演説や挨拶のスピーチで、ユーモア好きの国民を笑わせるジョークの勉強が必須だといわれているそうです。

その真偽はともあれ、アメリカでは笑いの治療効果についても、すでに十年ほど前に医師や心理学者を中心にユーモセラピーを探求する「笑い療法研究会」が結成され、研究が進んでいます。

その研究会のシンポジウムで、笑いには、次のような治療効果があることが確認されました。
① ユーモアや笑いは、人々の健康づくりに大いに貢献する作用がある。 

② 笑いは内臓のジョギングとも言われ、適度な運動に匹敵する効果がある。大笑いでリラックスすると自律神経が安定。適度な運動をした時と同様、血中酸素濃度も増加するため、ストレスを大幅に減少させることができる。 

③脳内モルヒネとエンドルフィンという強力な鎮痛作用を持つ神経伝達物質が増加し、痛みを忘れてしまう。 

④脳波では、情緒を司る右脳の活性化が見られ、ストレスで左脳を使う人にとってリラックス効果があると考えられる。

現代社会では直接相手を見、そして話を聴き、目の動きやその輝き、それに顔の表情から、相手の考えや感情を推し量るといった脳の総合的機能を必要とするコミュニケーションの機会が少なくなりがちです。それだけに、人間の機微の昂まりそのものである『笑い(心とからだの喜び)』を通して、人間中心のバランスのとれた社会が失われることがないようにしたいものですね。

by株式会社 大東建設 阿部正昭

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