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建築会社の選び方⑥[専門知識拝借〈17〉]
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
秋分 初侯 雷乃声を収む(かみなりのこえをおさむ)
秋祭り(あきまつり)
「ドン!ドン!」と聞こえてくる太鼓の音に耳を澄ませていると、軽やかなお囃子が風に乗って聞こえてきます。
これからは各地で秋祭りシーズン。その多くは、秋の実りを神さまに感謝し、喜びを分かち合う収穫祭です。
稲の成長を見守った「田の神さま」は、収穫が終わると人里を離れ「山の神さまになると信じられてきました。
そのため秋祭りは、田の神さまを送り出す意味合いも含んでいます。旅立つ神さまにたのしんでいただくため、歌や舞、相撲といった神事の奉納も欠かせません。
来年の豊作を願いながら、神さまと人とがたのしいひとときを過ごします。
・今日をたのしむ
【田実祭(たのみさい)】
稲の実りに感謝を捧げる、熊本県・阿蘇神社の例大祭。流鏑馬(やぶさめ)や相撲を奉納します。
【こきりこ祭】
日本最古の民謡とされる「こきりこ節」に合わせ、優雅な舞を白山宮?はくざんぐう(富山県)に奉納する秋祭り。木製の楽器・ささらを鳴らして舞うのが特徴です。
【栗山秋祭り】
北海道ではもっとも遅い秋祭りのひとつ。栗山天満宮例大祭とともに、特産品の販売やパレードを行います。
ー旬の果物ー
【ぶどう】
香ばしい香りを放つブドウが旬をむかえています。
濃紫の皮をつるりとむけば、みずみずしく甘みたっぷりです。
【美味しいブドウの見分け方】
美味しい葡萄の実は色が濃く、つぶとつぶの間隔は少し開いています。
また、果軸が緑色のものを選ぶことをお奨めします。
9月から10月にかけてが食べごろです。
建築会社の選び方⑥[専門知識拝借〈17〉]
前回は【建築会社の選び方⑤[専門知識拝借〈16〉】
https://heiwadai.jp/kenntikugaisyanoerabikata/
というタイトルでお送りしました。
(前回のブログにリンクを張っておきましたので、読みたい方は青字のタイトルをタップしていただければ記事に飛びます)
今回は【建築会社の選び方⑥[専門知識拝借〈17〉】についてお伝えしたいと思います。
まずは、前回のお浚(さら)いからお送りさせていただきます。
【分譲戸建て住宅(建売住宅)で時間とお金をコストダウンする方法】
建売住宅は実物を見て購入でき、比較的すぐに入居できるというメリットがありますが、自分の希望通りの間取りプランを探すのは至難の業です。
その点では別名、売り立てという建築条件付き売地の場合は、一般的に土地の売買契約後3か月以内に建築工事請負契約を結ぶ必要があります。ですが、家造りの段階で自分の希望に沿った間取りが実現できるという大きなメリットがあります。
ただし、エンドユーザーは言わば建築の素人さんともいえますので、どんな間取りにしたいかどのような間取りが使い易いかを具体的に伝えられるとは限りません。そのような場合は信頼できる営業担当者を見つけ(そう簡単ではありませんが…)建売住宅を実際に見て信頼できる営業担当者に相談するほうがいい場合もありますので、あしからず…
建売を主に扱っている会社は、不動産開発会社と建築請負業者の両方の機能を備えているため、土地売買契約後に建築業者を選定するという時間も手間もかかないというメリットもあります。
また、土地販売の段階で標準的なプランの家が建てやすい区画(大きさ)に仕切られている上、土地開発の段階で地盤工事もきちんと行われ、(ているはず…)工事中の現場を確認することもでき、地盤強度の心配も不要です。
年間着工頭数の多い業者は、大領仕入れによるコストダウンによって、安くていい家を建てることができます。(できるはず…あくまでも)
その業者が建てられる工法や標準仕様プランの中に希望に近いものがあるのであれば最も低コストで時間も比較的掛かりません。
1から住宅についてあれこれ勉強している時間がないという方の方が普通だと思います。具体的なプランがなかなか纏(まと)まらないという人も、プロの建築士と相談しながら、コストを抑えつつ思い通りの家を手に入れることができるかもしれません。
↑前回お浚いここまで ↓今回ここから
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【3、見積もりの段階でこれだけはきちんと確認することをお奨めします】
- [平面図の他にも設計図はこんなにもあるのです]
- [各種仕様書もきちんとチェック]
- [見積書の見方、相い見積もりの取り方]
最初に言っておきますが、私の場合、建築屋の立場として相い見積もりを取られた時点で
やる気をなくしてしまいます。私を信じて特命で見積もりをご依頼してくれる方を最優先してしまいます。もちろんそれがいいことなのか悪いことなのか分かりません。
ただ、表面上は、いい顔をして、相い見積もりを受け、いやいややっている人がほとんどだと思います。取り敢えず出しておいて、あわよくばとれれば見っけもんというのが建築屋に限らず、ほとんどの仕事がそうではないのかと思っています。
中には真面目にやっている人もいるのかもしれませんが、それは大変コスパが悪いことだと私は思っています。
ただ、もしもどうしても相い見積もりをする場合にはどうしたらよいかをお話します。