BLOG
ブログ
寒い浴室と熱い浴室【浴室 CASE6】
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
小雪 次侯 「すき焼き」の語源は?
「すき焼き」の語源は?
さほど重要ではないかもしれませんが、「すき焼き」の語源は、なんでしょう。
「誕生日は何が食べたい?」と聞かれると、年の離れた妹は、決まって「すき焼き!」と答えていました。
幼い妹にとって、すき焼きはこの世で最上のごちそうで、「誰もが好きだからすき焼き」と信じ込んでいたみたいです。
語源に「かつて農耕具の鋤(すき)を鍋代わりに用いていたから」や「肉をすき身にするから」といった説があると知ったとき、相当驚いたようでした。
そもそも「すき焼き」の名前は関西発祥のようです。関東では肉食が解禁となった明治時代、「牛鍋」の名で広まっていましたが、関東大震災の復興時に関西の「すき焼き」が進出。以来、すき焼きが全国的に定着したといわれています。
確かに、我々関東の「スキヤキ」は、「牛鍋」のほうが合ってるような気がします。焼いてもいないのに「すき焼き」はちょっと無理がありますよね。
今日をたのしむ
先ほど【いい肉の日】のお話しをしました。
11(いい)月29(にく)日の語呂合わせから制定されましたが、精肉店や焼肉店が値引きサービスを行います。
そして【ぐんま・すき焼きの日】でもありました。
こちらも「いい肉」の語呂合わせから、上州牛や下仁田ネギ、コンニャク、シイタケなど県内の農畜産物ですき焼きがつくれる群馬県。
「すき焼き自給率100%」を宣言し、県産品の魅力をPRしています。
【いい服の日】
11(いい)月29(ふく)日の語呂合わせが由来です。
寒い浴室と熱い浴室【浴室 CASE6】
前回は 《3》浴槽(≒800mm)越しの窓は避けるべきモノ【浴室 CASE5】
https://heiwadai.jp/yokusoumadoiti/
というタイトルでお伝えしました。(前回記事を、お読みになりたい方は、リンクを張っておきましたので、青字の前回タイトルをタップしてください。直接飛びます。)
今回は浴室シリーズの最後「 寒い浴室と熱い浴室【浴室 CASE6】」をお伝えさせて頂きます。
それでは、よろしいでしょうか?
………………………………………………………………….
【交通事故死の3倍から10倍以上】
家庭内不慮の事故死の約3割が浴槽内で発生しています。事故ではなく、疾病扱いで処理される入浴中の急死数はその4倍以上あるとされ、それは交通事故の10倍以上になるともいわれています。
入浴中に気を失い浴槽で溺死するという、その原因のひとつが、寒い浴室(脱衣室)と、熱いお湯に肩まで浸かる入浴スタイルにあるとされます。
浴槽の湯音と、洗面室や浴室との温度差が身体に及ぼす変化のことを「ヒートショック」と呼び、血圧の急変動が脳虚血(のうきょけつ)や心筋梗塞(しんきんこうそく)を起こす引き金になるといわれます。
特に冬場の浴室は、高齢者にとって最も危険なエリアといえます。入浴中の死者数は、沖縄県など暖かい地域には少なく、北海道など暖房環境が整っている寒冷地にも少ないのが特徴的です。
「えっ、暖かい地方は分かるけど、寒い北海道でも少ないのは何故?」
ヒートショックによる死亡事故を少なくするためには、浴室(脱衣室)を入浴する前に暖房したり、暖房設備に頼りたくない場合には、一番風呂は避けたり、蓋を開けたまま風呂を沸かすなどの工夫が必要です。
また、もしもの場合を想定して、入浴の際は家族に「入るよ~」と声掛けをして、浴室には通話、アラーム機能のある給湯リモコンを設置するなど、家族が連携し行動を見えやすくする努力も必要となります。
※