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【キッチン]作業のしやすさ+目線にも注意 】(部屋別アプローチ②)
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
啓蟄 末侯 菜虫蝶と化す(なむしちょうとかす)
海開きと潮干狩り
日本列島は、東西に約3千㎞、南北に約2,700km。季節の巡りにも時間差があり、それを知るたびに日本の広さをしみじみ実感します。
この時季に飛び込んでくる、沖縄の海開きもそういったニュースのひとつです。
水着やウェットスーツに身を包んだ子どもたちが歌声を上げながら海で遊ぶ姿は、寒がりな人には羨ましい限り。
寒の戻りで震えていようものなら、なおさらです。一方、関東以西ではそろそろ潮干狩りシーズンのはじまり。
日中に潮の干満差が大きくなり、アサリも産卵を前に身がたっぷりと肥える旬を迎えます。
・今日をたのしむ
【寒の戻り】
「寒の戻り」には、くれぐれも気をつけてくださいね!3~4月にかけて急に寒さがぶり返すこと。季節外れの雪となる場合も。
ましてや東京では、季節外れの雪となる場合も少なくないですからね。
【沖縄の海開き】
3月下旬~4月にかけて海開きを行います。海の安全を祈願するとともに、エイサーやライブ、花火など華やかなイベントを開催します。
【日焼け止めの日】
そして海遊びに付き物なのが、ヒリヒリしてたまらないアレだよね?そして今日は、「日焼け止めの日」です。
日照時間が延びていくこの時季から紫外線対策を意識していこうと制定されました。海遊びでは日焼け止めを忘れずに。
【キッチン]作業のしやすさ+目線にも注意 】(部屋別アプローチ②)
【キッチンの考え方】
[必要な設備・器具は?]
必要
・ガス(IH)コンロ
・レンジフード
・換気扇・給湯リモコン
・インターホン
・エアコン
・火災警報器(熱式)
あると便利
・専用コンセント
・ハンドセンサースイッチ〈フットスイッチ〉(水の出止め) ・床暖房
・足下暖房 ・ガス暖房
・バーベキューグリル
・暖炉
[どんなことに配慮する?]
・各キッチン形式のメリットデメリットを確認し、家族形態に合わせる。
・キッチンの位置を変えるなら、給水・配水管の経路の再検討が必要となる。
・リビング+ダイニング+キッチン、ダイニング+キッチンの場合、目線の位置を確認。
[照明計画の考え方は?]
・生活シーン(食事・団欒(だんらん)・読書など)に応じた照明計画を行う。
・明るさのコントロールができる照明を使用すれば、雰囲気の演出ができる。
・10畳の部屋に対し、6個くらいの補助ダウンライトを集中して付けると効率がよい。
[広さ・寸法の目安は?]
・キッチンの幅は2.4m以上あると使い易い。
・キッチンとその背面の食器棚の間は90㎝以上確保することをお奨めします。
・冷蔵庫はダイニング側から近い位置か、それともいちばん奥か検討(冷蔵庫の扉の開閉方法にも影響)が必要です。
[湿気、換気の対策は?]
・臭いや煙の発生する場所なので空気の循環に工夫が必要です。
・採光と通風、換気を兼ね備えた小窓を設置すると快適です。
・勝手口を設置すると、通風も可能となります。
・給気口と排気口の位置の確認が必要です。
[仕上げはどうする?]
・長い時間たって作業をすることもあるため、下半身が疲れないよう比較的弾力性のある材料を選ぶことをお奨めします。
例えば、お奨めの材料としては!
床:クッションフロア、コルク。
壁:キッチンパネル、ハードなビニルクロス、逆に静電気の帯びることのない紙製クロス、タイル
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【キッチン収納は、できる限りスペースを有効利用】】
キッチンはオープンにするのか、セミオープンか、独立型かといったスタイルから決めます。同ブログ参照【水廻りの移動】マンションでは戸建てに比較して水廻り移動範囲限定(屋内リフォーム⑧)(https://heiwadai.jp/mizumawari-3/)。リビングやダイニングにいる人とのコミュニケーションも配慮し、不満点を整理して、我が家に合うスタイルを探すことをお奨めします。
オープンにしたいが、シンクの中が見えるのが嫌だという方は、下図の実例のようにカウンターを高くしてみたり、格子を造作してみたりという方法もお奨めです。
また、キッチンでは特に収納をどう確保するかも大きな課題だと思います。カウンター下など、デッドスペースを上手く、効率よく活用することをお奨めします。
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例えば、キッチンカウンターの下部をダイニングやリビングで使う用具の収納スペースに利用することをお奨めします。
手元が丸見えになるのが気になるなら、タテ格子を造作して、セミオープンキッチンにすることも可能です。
状況に応じて折り畳みできるカウンターで、省スペース効果を発揮します。
収納ボックスでキッチンを隠し、後ろの食器棚も引き戸を設けて目隠しすることも可能となります。
冷蔵庫の上部に耐震パネルを兼ねた収納ボックスを設置。
キッチンの隣に折り畳み式カウンターを設置し、省スペースであり、家事をしながら子どもの様子を確認することも。