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【ライフスタイルに合ったキッチン幸せプラン③[ちょっとした工夫⑥]】
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
処暑 次候 天地始めて粛し(てんちはじめてさむし)
小さな冒険
今日は「冒険家の日」です。日本人冒険家たちの数々の偉業が、年は違えど多く達成されたことにちなんでいます。
私たちの日常と冒険は縁遠いものです。
でも見方を変えてみれば、なにも危険を伴う行為だけが冒険ではありませんよね。
たとえばいつもとは違うファッションに挑戦したり、普段は通らない道を歩いてみたり、ちょっとした変化も暮らしのなかの冒険です。
前人未到ならぬ、前私未踏。はじめてのお店、はじめての料理、はじめての場所など「初」をキーワードに一日を過ごしても面白そうです。
・今日をたのしむ
【冒険家の日】
1965(昭和40)年には同志社大学山岳部の南米遠征隊がゴムボートによってアマゾン川を源流から約1300Km下ることに成功し、1971(昭和46)年には植村直己さんが日本列島3千Kmを徒歩で縦断することに成功、1989(平成元)年には堀江謙一さんが小型ヨットでの太平洋単独往復に成功しています。
【富士山測候所記念日】
1895(明治28)年の今日、野中到(のなかいたる)さんが富士山頂に測候所を開設しました。彼は日本の気象学の発展のために私財を投げ打ち、みずから真冬の富士山頂にとどまり天候を記録しました。
【パッピーサンシャインデー】
8をハッピー、30を、サンシャインと読む語呂合わせ。太陽のように明るい笑顔で、ハッピーな一日を過ごしましょう。
【ライフスタイルに合ったキッチン幸せプラン③[ちょっとした工夫⑥]】
前回は「ライフスタイルに合ったキッチン幸せプラン②[ちょっとした工夫⑤]]
https://heiwadai.jp/kitchenplan-2/ についてお伝えさせていただきました。(前回のブログにリンクを張っておきましたので、読みたい方は青字のタイトルをタップしていただければ記事に飛びます)
今回は「ライフスタイルに合ったキッチン幸せプラン③[ちょっとした工夫⑥]」についてお伝えしたいと思います。
◎【U字型キッチンはコンパクトで機能的】
U字型のそれぞれのカウンターの上に、コンロ、シンク、作業台を配置し、身体の方向を変えるだけで作業がどんどんはかどる、飛行機のコックピット(操縦席)のような機能集約型キッチンといえます。
コストは大分高めですが、オープン型キッチンにもクローズド型キッチンにも対応できます。
オープンタイプなら、作業台の端にピザやパイの生地作り便利な大理石を嵌(は)め込むとインテリア的にも機能的にも最適だといえます。コーナー部分下の収納には回転式の棚を入れるなどのひと工夫をする必要がありますが、コーナー部のデッドスペースは、どんな工夫をしても使い辛いのは避けられないと思います。
◎【ゆったりしたい、家事コーナー】
キッチン横に、決して大きい必要なないので家事コーナーを設けると便利です!洗濯物をたたんでアイロンを掛けたり、インターネットで調べものや、レシピをチェックしたり、片付ける時間がないときはそのままにできます。ただし、次の日くらいまでには片付けを義務付けるくらいにしておかないと、あっという間に物置きと化してしまいますのでアシカラズ。
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U字型キッチン
シンク・調理スペース、コンロ下の収納や周辺収納まで全方位ワンステップで可能な動線。
上部に稼働棚を設けた明るくて機能的な家事コーナー(棚の高さは、1,200mm~1,800mm以内に納めたいところ。踏み台などを使わないと届かない位置だと使わなくなってしまいます。
◎【パントリー(食品庫)は、たとえ小さくても絶対外せないアイテム】
キッチンの一角、もしくは隣接したスペースにパントリーを設けることをお奨めします。スペースがなければ、階段下などのデッドスペースをぜひパントリーとして利用していただきたいと思っています。
お米、ビール、乾物、缶詰、ペットボトルなどの買い置きスペースとして、またホットプレートやタコ焼き機、お客様用食器などの収納にも、たいへん便利極まりないものです。非常持ち出し品や、ろうそく、懐中電灯、救急箱、古新聞などの置き場所にもなります。
週に一度の買い物の際に、すぐに冷蔵庫に入れる生鮮食料品と、パントリーに収納する缶詰、乾物や調味料の予備などに袋を分けておくと、冷蔵庫に入れなければならない袋だけ急ぎで片付ければ、残りは時間のあるときにゆっくり片付けられます。
二世帯が同居しているなど家族が多い場合は、広いパントリーにも冷蔵庫があると便利です。
ただし、消費期限に気を付けなければなりません。また、いくら安いからといって纏(まと)め買いし過ぎると、重ねたり積んだりすることになり、取り出しにくくなってしまいます。奥のものがいつのまにか消費期限をとっくに過ぎていたり、腐ったりしてしまいます。
そうならないためには、それぞれの食品アイテムの収納場所を決めておいて、無くなったら、また買い足す。というのがパントリーに限らず、モノをスッキリ収納し、快適に使いこなす収納術であり、コツだということを十分に肝に銘じておくくらいでよいかもしれません。
通路を塞がないように、パントリーの扉を折れ戸にした例
階段下のデッドスペースをパントリーにした例。