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【こども部屋③】子どもの領域のあとは「遊び場」から「学びの場」へと変化させる

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今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。

清明 次候 鴻雁北へかえる(がんきたへかえる)

十三参り

数えで13歳になる子どもが虚空菩薩にお参りし、知恵や運が授かるように願う風習が「十三参り」です。

旧暦三月十三日や月遅れの今日を中心に、おもに関西地方で行います。

虚空像菩薩は無限の知恵と福徳を与えてくれる仏様。弘法大師に知恵を授けたという伝説もあります。

数え年の13歳は生まれ年の十二支がはじめて一巡し、子どもから大人への階段を上り始める頃。

年頃の我が子を見守る仏さまとして、古くから多くの親が虚空蔵菩薩を頼りにしてきました。

「嵯峨の虚空蔵(こくうぞう)さん」と親しまれる  寺(京都府)には、十三参りの帰途、お寺の前の橋を渡り切る前に振り返ると授かった知恵が失われるという言い伝えがあります。

しっかりと前を見据えて歩く。まるで人生そのものです。

・今日の一日を愉しむなら…
【十三参り】

「知恵もらい」や「十三講参り」とも。法輪寺のほかにも村松山虚空蔵堂(こくうぞうどう)(茨城県)、福満虚空蔵尊圓蔵寺(ふくまんこくうぞうそうんえんぞうじ)(福島県)などが賑わいます。

【喫茶店の日】

1888(明治21)年の今日、東京・上野に日本初の喫茶店が開業されました。

・今の春から初夏の季節を愉しむなら

【グレープフルーツ】

 じつは4~5月が旬。甘酸っぱく爽やかな香りには、気分をリフレッシュさせる効果があります。

【こども部屋③】子どもの領域のあとは「遊び場」から「学びの場」へと変化させる

[子どもが6歳くらいまで]

6歳くらいまでの子どもの部屋


[子どもが小学6年生くらいまで]

小学校6年生くらいまで

 


[子どもが成人して自立したあと]
(今年から、18歳で成人ですね)

子どもが自立した後

子どもが自立した後

【「遊び場」から「学びの場」へとこども室空間を変化させます】

まず最初、子ども空間として、ダイニングにはじめからフリースペースを設けておきます。小学校に上がる6歳くらいまでには本を読んだり、絵を描いたりも含めて、小さな勉強部屋にします。

子どもが独立して、巣立ったあとは、お父さんの書斎やお母さんの家事室などにも活用できます。

 

【良いこども部屋づくりは、子どもの成長に応じて進化させていく】

ダイニングやリビングの傍(かたわ)らに自分のテリトリーとしての領地を与えられた子どもの勉強する場所としては、不思議なことに、いつの間にか自然とダイニングテーブルの上になります。

絵などを描き始めたり、勉強道具が必要になってきたら、次は収納空間のことを考えてあげるといいですよ。というか、収納もこれからの人生において無くてはならないものになってきますので、考えなければならないものなのです。

箱おとこならぬホームレスのオジサンたちですら、段ボール箱の中をよく見てみると、収納というか、物入れのようなものが仕切られていて、そこに(ホームレスのオジサン方にとって…)大切なものが分けて入れられているのです。

話は戻りますが…
絵本から文庫本まで収納できる柔軟な組み立て式の家具、そして、それ以外にも机と椅子、照明、場合によっては集中できるようローパーテーションなどの低めの間仕切りを付けてあげてください。

その後にベッドなども搬入し、中学生までに立派な勉強部屋完成させます。とはいえ、絶対にやってはいけないのが、テレビやパソコンなど家電製品を欲するがままに搬入してしまうと、引き篭もりや…曳いては、不登校、家庭内暴力にまで発展しかねません。

それは、冗談ですが…、可能性の問題なので、もちろん、誰もが成るわけではありません。ただその部屋でやりたいことがなんでもできてしまえば、リビングやダイニングなどに顔を出す必要が無くなってしまうことも事実です。恐ろしいですよ…

我が子の成長のシナリオを描きながら、新しい家を建築会社や工務店、建築家と設計するわけです。そうすれば、自分の描く家の構想も俄然独自(オリジナル)のものになってくるのだろうと思っています。

【最初から敢えてリビング脇には部屋をつくらないようにします】

 

リビングの脇に、あえて部屋をつくらない

 

LDKに繋がる広い空間ができる場合、よく和室などをつくりがちですが、そこはぐっと堪(こら)え、敢えて新築当初から部屋をつくらないようにすることも、いい間取りのためには重要なことだと思っています。

当初は、ワークスペースなどとして空きスペースにしておくことをお奨めいたします。

そのあと、子どもの誕生とともにキッズコーナーとして改装します。徐々に間仕切り壁をつくるなどして子ども部屋にしていきます。家族の成長が感じられるとともに、空間スペースとしての変化も楽しめるのです。

by株式会社 大東建設 阿部正昭

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