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【共有空間(ロビー)のある子ども部屋(+ひと部屋⑤)】
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
大寒 初候 款冬華さく(ふきのとうはなさく)
「大寒(だいかん)」初日です。
寒さも底の底、一年でももっとも冷え込む時季となる大寒を迎えました。立春から始まる二十四節気の、最後の節気でもあります。
厳しい天候に春が待ち遠しくなりますが、凍てつく寒さがもたらす恵みもあります。この時季に汲まれる水である「寒の水(かんのみず)」です。
一年でもっとも冷たく、澄み切った寒の水は、清らかな水が必要な日本酒や味噌、醤油の仕込みに欠かせません。日本全国の酒蔵や醤油工場、味噌工場では、寒仕込みの真っ最中。
日本酒は春先に、味噌や醤油は秋過ぎに仕上がります。
そうなんです。寒いのは誰しも嫌なことですが、寒くないと困ってしまうこともあるんですね。世の中、必要必然で成り立っているんですよね。すべてのことは逃げずに、受け入れていかなければですね。
【款冬華さく(ふきのとうはなさく)】
大寒の初候は、雪の下から顔を出すフキノトウが主役です。キク科のフキノトウは、なんといっても、ほろ苦さと香りが身上なんです。
葉が開く前に天ぷらやおひたしにしていただきます。高血圧の予防に効果があるカリウムやリンが豊富に含まれていますし、女性にうれしい食物繊維もたっぷりの春の使者なのです。
【二十日正月(はつかしょうがつ)】
今日は
【二十日正月(はつかしょうがつ)】といって、お正月の祝い納めです。片づけ忘れているお正月飾りやお供え物などがあるならば、きちんと処分しなければなりませんね。
ー二十四節気ー
【大寒】
今日から大寒です。
吐く息が凍り、大地も空も凍てつく沈黙の季節がはじまります。
そのさなかで、フキノトウは春へ向けて開花をゆっくりとはじめます。
ー大寒◇初候 【ふきのとう花咲く】
雪や霜の下からぐぐっと顔を出したふきのとうが、花を咲かせ始めています。
野の明るさを忘れてしまう冬に、フキノトウの苦みは春の力強さを思い出させてくれます。
共有空間(ロビー)のある子ども部屋(+ひと部屋⑤)
前回ブログ→ 六畳間を三つの子ども部屋に(+ひと部屋④)
https://heiwadai.jp/situnaibosi/
のお話をお伝えしました。(青字のタイトルタップするだけで前回記事に飛びます。なので、よかったらお読みください。
今回は新シリーズ(+ひと部屋)の5話目、【共有空間(ロビー)のある子ども部屋(+ひと部屋⑤)】というお題でお伝えしたいと思います。
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まずは、前回のお浚(さら)いからお送りします。
最後にウルトラCとして、私が実際にプランを手掛けて大変喜ばれた子ども部屋のリフォームをお伝えします。六畳の和室を三人の子ども部屋にした例です。しかも、1番上が女の子、下の二人は元気いっぱいの男の子です。……………………………………………………………………………………………………………
この収納壁は、このアイデアだけのための特別注文のため、それなりの費用は掛かりました。ですが、考えようによってはむしろ経済的だと思っています。なにしろ、大規模な改造や増築する必要もありませんし、別に机やベッドを3人分購入する必要もありません。
工事日数も大変身させた割には僅かだと思います。子どもたちが巣立った後は、収納壁を取り払って元の和室に戻すことも簡単ですが、そのまま、ご主人の書斎や奥さまのアトリエとして転用しても吝(やぶさ)かではありません。
何もかも完璧過ぎるほどうまくいったと思いました。ところが…、その後アイデアをお施主さんに説明し何件も同じようなリフォームをやらせていただきましたが、必ずしもうまくいっていない例も無かったとは言えませんでした。
子どもたち、数人の部屋では、造り付けの特注ベッドを上げることなく、降ろしたままで固定状態で机での勉強が実現しなかったということです。
※イラスト①、②
……………………………………………………(お浚いここまで)
【共有ロビーのある子ども部屋】
親たちがどれほど苦労し、無理を重ねて子ども部屋を確保しようとしているのか、私は嫌というほど見てきました。「自分たちはリビングルームの床で眠ろうと、日当たりの悪い納戸で暮らそうと、子どもだけには快適な個室を与えたい」そう考える親たちのなんと多いことでしょう。
ところが、いざ部屋を与えてしまうと、あとは後悔の連続です。個室を確保した子どもたちは「プライバシー」や「自立心」「自主性」といった言葉で武装しつつ、どんどん身勝手に、どんどん自堕落に変わっていってしまいます。
そして、ついには「鍵を付けてくれ!」です。
「新築をしたときに二人の子どもそれぞれに個室を与えたのですが、失敗でした。家に帰れ部屋に籠りっきりです。ろくに話もしなくなってしまったんです。もうあの子たちが何をして、どんなことを考えているのか、さっぱり分からなくなってしまいました。」
ば
あるご夫婦は、ついに意を決して、子ども部屋の解体、撤去を依頼してきました。ところが、子どもたちもそろそろ中学生です。今さら以前のような雑魚寝の生活に戻れというのも、無理な話です。
そこで私がお薦めしたのは、下図のような共有空間(ロビー)のある子ども部屋です。二つ並んだ子ども部屋をそれぞれ縮小して、廊下側を共有のロビーとします。そこに机二つと本棚を設ければ、図書館の閲覧室のような勉強コーナーが出来上がります。
ドアの内側は、カプセルホテルのようにベッドだけで、着替えをしたり、なるだけの最小限の場所になりました。
カプセルホテルでは、さすがに四六時中籠っているわけにもいかないのでしょう。やがて、子どもたちがダイニングルームやリビングルームで過ごす時間が増えてきます。試験前などは、勉強コーナーとして共有ロビーをつくりましたが、場合によってはご両親の書斎まで一緒にした、家族みんななの作業コーナーにしてもいいかもしれません。
父親が書類を読む傍らで、息子はコンピューター通信、娘は宿題、母は読書・・・。
これこそ、もっとも自然な家族の団欒なのではないでしょうか。
【共有空間(勉強するだけ)のある子ども部屋(寝るだけ空間)】
※イラスト
【費用の目安】
間仕切り解体補修 20万円
間仕切り収納家具 120万円
ガラス建具 40万円
カーテン 5万円
照明及びスイッチ配線移動 20万円
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合計 205万円







