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料理を直接サーブなんて!まるでカフェみたい!![材料、設備の追求16]
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
小満 次候 紅花栄う
紅花(べにばな)
飛鳥時代以前にシルクロードを経て日本に渡米したとされる紅花は、古くから染料や着色料として親しまれてきました。
開花当初は黄色、日が経つにつれ紅色へと変わっていく花びらは深まりゆく恋心にもたとえられ、多くの和歌が残っています。
友人の生まれ育った山形県は江戸時代、紅花栽培と貿易が盛んだったそうです。そのため県花も紅花。
彼にとっては、どこか懐かしさを感じる花でもあるそうです。きっと、誰しもそういった花はあるのでしょう。
自分は想い出の「ヤマユリ」の花です。
あなたの「故郷を呼び起こす花」はありますか?
・今日をたのしむ
【紅花栄(べにばなさか)う】
小満の次候は【紅花栄(べにばなさか)う】
「紅花が満開になる頃」です。紅花は5~7月が開花時期。染料として花びらだけを摘んでいたため、「末摘花(すえつむはな)」の別名があります。
【源泉かけ流し温泉の日】
5(ごくじょうな)月26(ふろ)日の語呂合わせから【源泉かけ流し温泉の日】
源泉を浴槽に流しつづけ、循環させない「源泉かけ流し」は贅沢極まるお風呂です。
走り梅雨(つゆ)
今頃の雨は、梅雨の到来に先駆けて降る「走り梅雨」。「前梅雨」「迎え梅雨」「筍梅雨」とも言われます。
昨日は、5(ごくじょうな)月26(ふろ)日の語呂合わせから【源泉かけ流し温泉の日】だったんですね。
源泉を浴槽に流しつづけ、循環させない「源泉かけ流し」は贅沢極まるお風呂です。
そして、今頃の雨は、梅雨の到来に先駆けて降る「走り梅雨」。「前梅雨」「迎え梅雨」「筍梅雨」とも呼ばれます。
【料理を直接サーブなんて!まるでカフェみたい!![材料、設備の追求16]】
①梁の上は空間として抜けているのでクローズでありながらもLDKの一体感も創りあげられ、兼ね備えられています。
②配膳用の小窓。使用しないときは半透明で中が見えない曇りガラスで閉めることができるので、キッチンは食堂側から隠されて、クローズドキッチンの独立性は損なわれることなく保たれます。
③壁の裏側は
独立(クローズド)キッチン
④この小窓は床からの高さをダイニングテーブルの高さに近づけると使い易いので、床から750mmとしています(750mmより高いテーブルはほとんどないため)。
【配膳方法に拘(こだわ)りたい独立型(クローズド)キッチン】
最近の住宅では、やたらとオープンキッチンが人気のようですが、オープンキッチンとクローズドキッチン、それぞれの特徴を考えてみると、クローズドキッチンを選ぶという選択肢もありなのではないかと思います。
名称通りにキッチンを作業するスペースと考えて、ダイニングやリビングと切り離す場合もあります。ですが、たとえ、キッチンを独立させたとしても、料理をダイニングまで運び配膳しなければならない、という問題が必ず解決できずに何かすっきりしない気持ちが残ってしまいます。
その問題の解決は不可能なのでしょうか?諦(あきら)めて、クローズドキッチンのメリットだけに目を向けるべきなのでしょうか?否、否、そんなことはありません。諦める必要はありませんよ。
図に示したように、その問題の解決方法としてダイニングに向けて配膳用の小窓をつくれば、ほとんど独立型(クローズド)キッチンの問題はメリットは残しつつ、解決されるのではないでしょうか。
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【レンジフードの前の壁は、絶対ではないが、あったほうがいい?!】
①家事コーナーは引き戸をこちら側に寄せたり、開けたりすることで隠すことも見せることも可能です。
②調理台の高さを床から900mmとすることでハイスツールを使って食事もできるようにしています。
③図ような場合のアイランド型キッチンでは、コンロの前の壁があることで居間から冷蔵庫も隠すことが可能となります。冷蔵庫を隠したほうがいいかどうかは、必ずしもではありませんが…
④コンロの真上にレンジフードを取り付けるのは絶対条件であり、それでも煙は周囲に広がるのでアイランドキッチンやペニンシュラキッチンなどのオープンキッチンであってもコンロの正面には壁をつくったほうがいいでしょう。
というのは、10年以上前のはなしで、最近では清流版なるものが装備されているレンジフードが使えるようになったので、必ずしも壁は絶対条件ではなくなりました。開放感を重視される方は、壁を我慢して造作する必要もないでしょう。
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【レンジ前の壁に拘(こだわ)るもあり、拘らないもあり】
キッチンに関しては、オープンキッチンにしたい、という人が圧倒的に増えていますが、どこまでオープンと考えているのかを押さえておかないと、生活に馴染まないキッチンをつくってしまうことにもなりかねません。
それならば、ある部分だけを仕切るという方法もありだと思っています。それがレンジ廻りだといえます。仕切るものがないと煮炊きの際に目に見えない汁や油が周囲に飛散し、キッチンと反対側のダイニングにも飛び散ることになります。
これはレンジフードがあったとしても避けられないことであり、やはりレンジの前には壁をつくることが求められます。ただし、最近では清流版が装備されたレンジフードがありますので、清流版がしっかりと機能するレンジフードを使用すれば、必ずしも壁で仕切る必要はないと思っています。実際アイランドキッチン、ペニンシュラキッチンを採り入れられた方で数年以上使ってみての感想では、ほとんど問題ないとのことでした。
もちろん、オープンキッチンを要望する際、開放感を第一に考える人の場合に限ります。目に見えない汁や油が飛散しにくいといっても、二重に遮る機能はあるに越したことはないからです。