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【狭小マンションで子ども室3室を実現】

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今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。

小雪 次候 朔風葉を払う

風の落とし物

風に吹かれてひらりひらりと落ち葉が舞うようになってきました。

樹木の多い公園を歩けば、靴と落ち葉が擦れる音が賑やかに響きます。足元をよく見てみれば、松ぼっくりやドングリがあちこちに散らばってます。

風の落とし物です。

きれいな松ぼっくりはクリスマスの飾りつけにちょうどいいですね。

汚れや虫を取り除くためにも2時間ほどたっぷりの水に浸し、しっかりと乾燥させてから使います。

夏を謳歌(おうか)した木々が、すっかり裸木(はだかぎ)になるころ。

ビルの谷間にも、野原にも木枯らしが吹き抜け地面に積もった落ち葉が見事に舞い上がります。

日中の陽射しで温まったアスファルトも夕暮れの訪れとともに硬く冷たい表情に急変し、路行く人も飛び立つ鳥も、足早に家路を急ぎます。

【朔風(さくふう)葉を払う】

小雪の次候に登場する「朔風」とは北風のことで、冬の季語になっています。

朔風によって葉が落ちた木々は「冬木立」寒々とした姿が哀愁を誘います。

【更生保護の日】

 

1952(昭和27)年の昨日は、【更生保護の日】だったんです。

東京都・日比谷で更生保護大会を開いたことが由来となっているのですが…

犯罪を犯した人の更生の道を社会全体で開く一日だそうです。

犯罪者に救いの手を差し伸べる日などというものがあったのですね。

なんか複雑な気持ちですが、過去の過ちを一生引きずらなければならないのも大変辛いものがありますからね。

立ち直るための道標は必要なのかもしれませんね。

【ノーベル賞制定記念日】

1895(明治28)年の今日、ノーベル賞を設立する意思を示す遺言状をノーベルがしたためたことに由来します。

翌年にノーベルはなくなり、5年後の1901(明治31)年に第一回授賞式を行いました。

【ハクチョウ飛来】

春先にシベリアへと渡っていったオオハクチョウやコハクチョウが日本に続々と戻ってきています。

北海道の厚岸湖(あっけしこ)、新潟県の瓢湖(ひょうこ)や佐潟(さかた)などは今が飛来のピークです。

【狭小マンションで子ども室3室を実現】

前回のお話は、【ガラスプロックやトリガラ(triple glass)を使って北側寝室を快適に】
>https://heiwadai.jp/gennkannennsyutu/、についてお伝えさせていただきました。(青字のタイトルをタップするとこのタイトルの記事に飛びます)

今回は、「【狭小マンションで子ども室3室を実現】」というタイトルで、お話をさせていただきたいと思います。それでは、始めさせていただきます。

【スペースの限られたマンションでも工夫次第で何とかなるものです】

……………………………。

【before】

BEFORE

一般的な狭小マンション暮らしでは、使用可能な面積に限りがあるため、子ども一人一人に個室を与えることは難しいのが現状です。(それぞれ個室を与えることが良いか悪いかは別として)

それでも、お年頃の男の子と女の子を一緒の部屋にするわけにはいかないとか、受験勉強で妹や弟と一緒では気が散って仕方がないなど、子ども側にもいろいろと事情はあるのかもしれません。

またそれに、当然ながら子どもだって1人の人間に違いありません。3帖でも4帖半でも、やっぱり自分だけになれる場所は当然ほしいのです。実際私の場合、どうしても自分の部屋が欲しくて、家の近くの狭いながらもアパートの1室を借りてしまったくらいです。

Gさんご一家は、16歳の長女に、14歳の次女、11歳の長男の3人の子どもと母親の4人で、49㎡のマンションに暮らしていました。入居してから数年程は、3つの個室を、長女と次女が、それぞれ一部屋、長男は母と一緒の部屋、と分けて使用していたそうです。

その後、長女が高校の寮に入ることになったため、次女と長男がそれぞれ1人ずつ部屋を持つことになったそうです。ところが寮暮らしといっても、やはり実家に自分のスペースが無くなってしまうのは気持ち的に辛いものがあるとのことでした。

実際、何かというと寮から実家には頻繁に帰ってくるとのことでした。そこで、何とか子ども3人分の個室をつくりたいと、リフォームの相談に来られ、実際、要件を満たすためのリフォームに踏み切ったのでした。

まずは、玄関を入っての洋室の一部を、2帖ほどの「ユーティリティー」として改装しました。使用形態としては、家族4人の衣類などを収納するスペースにしたので、実際には家族全員のウォークインクローゼットになりました。

そして、その奥の3帖ほどの空間を長女の部屋(図ー娘2)にしました。寮から帰ってきたときなどに泊まる場所にしたのです。

一方、玄関を入って突き当りに並んでいた和室と洋室は、和室が奥さま(母)の寝室に、洋室は2つに分割し、次女(娘1)と長男(息子1)それぞれの子ども室にしました。子ども室それぞに直接出入りできるように、母の寝室の一部を使用して通路をつくったのが注目点です。

個室はそれぞれ3帖弱の部屋のスペースとしては最低限の空間です。ベッドと机を置いたら収納家具を入れるスペースはお世辞にもありません。そこで利用したのが、天井付けの洗濯物干しです。

天井に設置するので場所を取らず、十分な量の衣類を掛けることが可能です。ふだん頻繁に着る衣類はそこに掛けるようにして、それ以外はユーティリティ(実際にはウォークインクローゼット)に収納するのです。

寝具など季節外のものは、母親の寝室に設置した収納に収納しています。

玄関を入ってすぐの洋室の収納は、一部を廊下から使用するスペースに改装しました。家族全員で使用するための小さなパソコンコーナーを設けることにしました。

広さに限りのあるマンションでいくつかの子ども室をつくる場合、 普段着以外の衣類を纏(まと)めて収納する場所を設ける。家族みんなで使用するものは共有スペースをつくってそこに置く などの方法で、省スペース化を図ることが重要なコツに他なりません。

【after】

after

 

 

 

by株式会社 大東建設 阿部正昭

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