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【階段】リビング内階段、廊下(ホール)階段のメリット、デメリット

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今回も独断と偏見で、旧暦のお話から、入らせていただきます。
旧暦季節 二十四節気 清明 末候 虹始めて見(あらわ)る

 

虹始めて見(あらわ)る

 

練馬の虹始めて見える 今の時季、あの七色の虹が発生し始めるころなんですね。
 子供のころ、虹が出ると虹がどこから出てくるのか探してみようと自転車で無我夢中で追いかけた覚えがあります。見つけらる前にいつの間にか消えてしまい、気がつくと迷子になってなっていました。

 七十二候で清明の末候は、虹始(にじはじ)めて見(あらわ)る。その年初めて、雨上がりに空に虹がかかるようになるころ、という意味で、およそ四月十四日から十九日までの季節です。

ブロッケン現象 いまでは虹は七色と思って眺めていますが、国や時代によって色の数はまちまちでした。昔の日本や中国、イギリスでは、虹は五色と考えられていました。
ちなみに飛行機から眺めると、虹の円環を眼下に見かけることがありますが、それは霧や雲によるブロッケン現象というものです。

 確かに虹を観ても、境い目の色はなかなか区別がつかない曖昧な部分があります。例えば日本では藍色などの色が当たり前に色分けされますが、欧米では青でしかないようです。そのような色の存在がないので、色分けできないようです。

 また、同じように、虫の聲も分からないといいます。鈴虫やコオロギの聲を日本人は癒される風流な音としてとらえますが、海外では騒音としか聴こえないようです。不思議なことですが、日本人には和歌や俳句などの題材になるようなDNAを先人から受け継いでいるのかもしれませんね。

美しい藤の花

 清明の末候が「虹始めて見(あらわ)る」ですが、七色の虹が発生し始めるころという意味で、今日4月14日から18日頃の季節のことです。

 

【階段】リビング内階段、廊下(ホール)階段のメリット、デメリット

リビング階段リフォーム

 先日いつもの母娘連れのお客様がやってきました。今回はどんなご相談なのでしょう??

m(母)リビング階段って家族のコミュニケーションが取れていいと思わない?
d(娘)どうして?私たちの行動がよく見えるから?

m それもあるけど…開放的で個性的なリビングにできそうだから。オープン階段もおしゃれでいいなぁ。
d そんな階段にした場合、冷暖房の効率悪くない?音や臭いの問題だってありそうだし、どうなのかなぁ??特にクーラー効かないかもよ。

間取りPlan A

  • ①視線が洗面脱衣室にいってしまう。視線が止まるところがない。
  • ②浴室に行くためには、リビングを通過しなければならない。来客中などは気を使う。
  • ③玄関ホールを飾る壁が皆無。殺風景になってしまう。
  • ④リビング内階段-廊下がない分、開放感があり個性的な空間としやすいが、プライバシー、音、空調等の問題が残る。

 

m 階段をスケルトンにまですると難しそうだけど、【間取りplanA】のようにしたら、階段の昇り口に扉をつけることだってできるから何とか大丈夫そうよ。
dでも私たちは、入浴後にリビングを通らないとどこにも行けないのは抵抗あるなぁ…。特に来客中とか…。客間が別にあるならいいんだけどね。私はリビング内の階段ではなく、廊下とか仕切られたところに階段があるほうがいいわ。

m プライバシーを考えるとそうだし、いろいろな考え方があって当然ね。リビング内の階段のメリットを生かせてプライバシーにも配慮できるようなプランはないかしら…そんなプランがあったら見てみたいわ。

オープンリビング階段

【解決策・処方箋】

開放的な「リビング階段」プライバシー重視の「ホール階段」

 

 玄関からリビングを介して各部屋へ入るリビングアクセスは、開放的なプランで家族間のコミュニケーションが円滑になりやすく、スペース効率も良いメリットがあります。比較的、若い女性に人気が高い考え方ですが、空調や音の問題の他、プライバシー対策も課題になります。子どもが行動を監視されているように感じる場合もあるので、リビングアクセスの特徴をよく理解した上で計画する必要があります。

練馬の間取りPlan A

  • ①プライバシーに配慮して、水廻りを集中しました。
  • ②正面に飾れる場所ができたため、玄関ホールの演出がしやすくなり、殺風景ではなくなりました。
  • ③空調問題を解決し、プライバシーも保ちやすくなる反面、コミュニケーションの機会が減ってしまうのは否めません。

 

 【間取りplanA】はリビングアクセスの中でも「リビング内階段」と呼ばれるタイプです。リビングに階段を配置したプランは、個性的で開放感が得やすく、スケルトン階段にするとさらにダイナミックな空間演出も可能になります。その反面、冷房効率が悪く、音や臭いが家全体に行き渡りやすいデメリットがありますが、それが気になるようであれば、階段の形状を変えて扉で仕切る。全巻空調システムを採用するなど改善策が必要になります。さらに、この間取りでは入浴後にリビングを通る必要があるなど、家族のプライバシーが保たれにくいので注意が必要です。

練馬区の階段メリット

【間取りplanA】の解決策・処方箋は、廊下やホールに階段を設置する間取りです。トイレ、洗面、浴室のプライベート空間と階段室を集約したプランで、プライバシーが保たれやすく、冷暖房効率、音や臭いの問題も解決できます。ただし、寝室と水廻り空間が階段室を介して直接繋がることで、リビングを中心としたコミュニケーションの機会が少なくなる恐れがあります。
また、廊下が増えることで「リビング内階段」に比べてリビングが当然狭くなってしまいます。
ちなみに、「リビング内階段」タイプのデメリットを補う設備等もあります。遠赤外線床暖房やインナーサッシ(内窓)等を併用することで解決します。検討する価値はあると思います。リンクを貼っておきますので、そちらもよければご検討ください。

※遠赤外線床暖房

※インナーサッシ(内窓)

廊下階段リフォーム

いかがでしょうか?どちらの考え方にも一長一短ありますね。玄関から階段を通じて直接各部屋に入ることができる一般的な間取りは、今でも人気の高い考え方でもあります。

by株式会社 大東建設 阿部正昭

練馬のホール階段

 

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